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マンガって、漫画? [回想]

現役時代の若いころ、「マンガ」の事故通知が飛び込んできた。マンガって漫画のことではないだろうし、いったい何なのだろう?と思い、質問しながらの調査であった。
マンガとは貝類を掬い採る網状で金属製の熊手のような道具であることを知った。その事故は、船に取り付けて使用するような、やや大きめなものであったと記憶している。確か賠償事故だったと思うが、「マンガ」というものが何なのかを知った以外の記憶は、ほとんどない。

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知多半島半田市の阿久比川でハゼを釣って、そろそろ片名漁港へ移動しようかと思っていた時、かなり高齢の男性から「シジミ採りをマンガでやるが、よろしいか?」と声をかけられた。一瞬、この川にシジミがいるのか? 釣りに迷惑になるほど大掛かりのものなのか? などということが頭をよぎった。
「もう、釣りは止めますからいいですよ、見学させてもらっていいですか? 写真を撮らせてもらっていいですか? 」などの逆質問。
了承を得て見学し撮影。

IMG_1455_LI (2).jpg

男性は川の中央部へ進み、その場の水深は膝下。この時、満潮時から約150cmほど潮が下がっていたので、この川の水深は大潮の満潮時で約2mほどと推定ができた。

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その人はマンガを川底へ投入し、川底を掘り起こすように前後に揺さぶる。マンガの中にシジミが入っているのを確認して、手製台船上に保存する。そしてまた数歩進み同様の作業を行う。
河口に近い所なので水は見た目より綺麗であり、シジミ採りも十分行えるようだ。

今回の釣行では、若いころの仕事のことを思い出して、今更ながら実地見学をしたり、普通ならば見落とすはずのものに気付くとか、色々見識を深めることができた釣行であった。
釣りに対する余裕ができてきたのかもしれない。
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多摩IH

nice!
「まんが」初めて知りました。
netで調べたら、三河湾では、「まんが漁」というのが伝統とのこと、貝だけでなく、海底の砂などに潜って隠れているヒラメなどの魚を採るため底引き網に海底を耕しながら漁をするためのくし状の金具がついているそうでそのくし状の金具のことを「まんが」と呼ぶと説明がありました。
wildboar様のブログでいい勉強ができました。
by 多摩IH (2018-06-20 00:24) 

wildboar

いやいや私の方こそ、多摩IH様に詳しく調べていただいて勉強できました。「貝類を掬い採る」を「魚介類を・・・」とすべきでした。だから、私が初めて聞いた時は船に取り付ける大型の物であったのでしょうね。
by wildboar (2018-06-20 03:39) 

SK

はるか昔、マンガは母があさり採りに使っていました。採ったあさりは洗って売りに行っていました。
by SK (2018-06-20 06:18) 

アニマルボイス

多摩IH様の「00:24」はともかく、wildboar様の「03:39」というのが気になります。パソコンの時計が狂っているのでなければ、夜ふかしのし過ぎなのでは。(^^;
by アニマルボイス (2018-06-20 09:34) 

wildboar

SKさん、コメントありがとうございます。私がマンガを初めて知ったのは、少なくとも入社後10年は経過た頃だと思います。歴史があるのですね。

23:00ごろ眠り2:00とか3:00頃に目覚めます。再び4:00以降に浅い眠りに入ります。そして昼寝を少々。

お二人のコメントがパソコンに表示されていなくて失礼しました。昨日パソコンを新しく替えて気づきました。

by wildboar (2018-06-22 14:59) 

京都のマッチョマン

wildboarさんは趣味も多そうですが、現役時代にも色々な経験をされたのですね。私なんぞは趣味も少ないし、現役時代のことは
思い出すことも少なく、wildboarさんが羨ましいです!
by 京都のマッチョマン (2018-09-08 10:11) 

京都のマッチョマン

wildboarさんは趣味も多そうですが、現役時代にも色々な経験をされたのですね。私なんぞは趣味も少ないし、現役時代のことは
思い出すことも少なく、wildboarさんが羨ましいです!
by 京都のマッチョマン (2018-09-08 13:28) 

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