「掌上石・小品盆栽を愉しむ」を、楽しむ

11月23日、一転して暑いくらいの勤労感謝の日であった。
勤労していないので、ちょっと後ろめたい。
午前中は、作陶した蘭鉢三体の釉薬掛け、午後は友人が開催している「掌上石・小品盆栽を愉しむ」展示会を当市の国登録有形文化財の古民家で鑑賞した。


旧市川家住宅


高知県四万十川石　石銘「冬木立」

「周りの山も眠りはじめ、ひっそりと静まりかえった湖畔の寂しさを感じます」と、拾い上げたらしい。
この会を主催した中京水石会と当市盆栽連盟の会長であるOさんの奥様の言葉。

Oさんが推奨した、上記両会々員Kさん(女性)の「松原」

同じく四万十川石である。
私が行くと、Oさんはいつも他の人の石を褒めたたえて自分の石については一切説明しない、そういう人である。

女性２名が高知まででかけ、よく探石されたものだと思う。
女性活躍時代が窺える。

Oさんが、「けさ掛けた高徳の僧に見えませんか。」と問いかけていた。

四万十川石　石銘「上人」。

四万十川は、水石の宝庫のように思われる。

水石の知人

岐阜県土岐石　石銘「飛翔」
「何かが飛んで行きます、つばめに似ている様ですが。」と。

盆栽の若い友人である、もりきちさんの作品

コガネシダ・ヤマコウバシ・ヒメウチワカエデ・ヒメシャラ・コガネシダ
もりきちさんは、いつも静かで控えめなとても親切な人である。

盆栽連盟の知人(女性)

真柏・石化ヒノキ・姫美好・野菊・ツメレンゲ

ほかにもたくさんの作品を家人とともに観せてもらった。
男女各３名の作品を紹介したのだが、明日からは自分の作品を看てあげないと拗ねてしまうのではないかと少し心配している。


以下、プー太の父様へプレゼント
2016.04.20の名古屋市中区納屋橋近くの堀川の写真







金婚式で再び名古屋へどうぞ。
国際ホテル、手配いたしますよ。

↓ プー太の父
https://poo-2002.blog.ss-blog.jp/2019-11-19

コメント 16

nice!
四万十川は清流で有名ですが、石もいいものがたくさんあるのですね。
写真の石はどれもいい感じです。
by 多摩IH (2019-11-24 00:22) 

多摩IH様
立松和平氏が、盛んに四万十川と云っていたことを思い出します。
by wildboar (2019-11-24 09:44) 

サラリーマン時代、取材で高知に行ったのですが、四万十川の橋を渡る時、土手に菜の花が満開でおおーっと思った経験があります。もう30年以上前の話です。
by アニマルボイス (2019-11-24 10:04) 

アニマルボイス様
水害調査の応援で高知へ行ったときは、播磨屋橋をバスの中から見ただけで、四万十川など頭に浮かぶほどの余裕もなかったです。
by wildboar (2019-11-24 10:36) 

こんにちは。
「もりきちさんの作品」ミニマルな感じですが、伸びやかな表現。
作品に人柄が出る感じみたいですね。
「心配」も楽しんで下さい！？(=^･ｪ･^=)
by Boss365 (2019-11-24 11:08) 

Boss365様
２時間余り拗ねないように手当てしました。
外にいると汗が出るくらい暑いです。
by wildboar (2019-11-24 13:19) 

こんにちは！こちらも昨日今日と今までの
寒さがウソのような暖かい連休になりました。
素晴らしい石ばかりですけど、あの石は
本当に「けさ掛けた高徳の僧」に見えますね。
wildboarさんのクラス会の記事のホテルで
名古屋を思い出したので、今日は名古屋の
思い出話を記事にします ぜひお越しください(*^-^)
by プー太の父 (2019-11-24 15:30) 

wildboarさん
こんにちわ～(^^♪
「盆栽を愉しむ」の文字だけで
wildboarさんの心の中は穏やかで
満載なんでしょうね～
高尚な趣味を持ってると良いですね～o(*^▽^*)o~♪

by makkun (2019-11-24 16:24) 

makkun様
色々、鑑賞しているだけでは趣味とは云えないと思います。
大きな問題があって、私も悩みがあるのですよ。
このブログにアップしていることは現実逃避です。

by wildboar (2019-11-24 19:24) 

私も嵐に現実逃避です。(^-^;
by 這い上がるママ (2019-11-24 20:05) 

這い上がるママ様
現実から逃避できるものがあることは、とても大切なことだと思っています。
by wildboar (2019-11-24 20:11) 

プー太の父様
名古屋のことよく覚えていらっしゃるので感服です。
名古屋市中区堀川の写真アップしました。


by wildboar (2019-11-24 20:35) 

いやはやなんとも懐かしい。
堀川には舟が何艘も泊まっていて、いわゆる水上生活している人たちがいましたよね。東京に来てからですが、小栗監督の映画「泥の河」が堀川でロケされたと聞き、懐かしくて劇場まで見に行ったことがあれますよ。
by アニマルボイス (2019-11-24 20:50) 

アニマルボイス様
一時期風俗的にマズイ期間もあったようですよ。
by wildboar (2019-11-24 21:11) 

石も不思議な世界ですね。
ちょっと水墨画っぽいのかなって感じました。
by みずき (2019-11-24 23:26) 

みずき様
この四万十川石は、確かに水墨画風ですネ。
by wildboar (2019-11-24 23:47)