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同人誌「山波」に引き込まれて [日記・雑感]

4月30日(金)、朝から大失敗。
昨年9月から始めた歯科治療、今日が最後の通院日。
少なくとも午前10時半までは覚えていたのに、気付いたのが11時10分。
予約が11時だったので、「今日はもうダメでしょうねぇ? 」と照会。
「えぇ、GW中でもあるし次の予約は10日先になります」で、あった。
7カ月経過してやっと解放されるかと思っていたのにガッカリ。[ふらふら]


さて、今日の本題は、同人誌「山波」の購入のお願いです。
かつては200部以上を発行していましたが、会員の死亡や高齢化に伴い会員が減少し、前196号は110部発行にとどまってしまいました。次号はさらに会員が減少します。しかし会員が減っても何とか同じ部数は発行して同人誌の体を守るため、まずは読んでいただく人を募集したいと原価販売をするつもりです。
新代表には拙ブログに時々コメントをくれるだるまさんが就任して規約も改定しました。

山波の会きまり
1, この会は「山波の会」と称し、文学を愛好するものの集まりです。
2, 思想信条にかかわらずだれでも入会することができ、作品を掲載することができます。
(但し、ヘイト等に関する類の原稿は会長が会員の意見を聴取し、掲載されないことがあります)
3, 代表者 吉田光良 事務局は代表者の住所におき、編集委員をおくことができます。
4, 会費としては徴収しないものとし、『文芸誌 山波』に作品を掲載した会員は掲載したページ数等により発行費用を分担するものとします。但し、掲載しない会員は最低1部を分担するものとします。
5, 発行時の1冊の費用はページ数、消費税、送料を含む金額を基に会長が定めるものとします。
6,その他、山波の会の運営等に関する事項に関しては会員の過半数の意見を聞き、決定するものとします。

ちょうど今から6年前、だるまさんから同人誌「山波」の176号がwild宛に贈られてきました。だるまさんは高校の同窓生ですが、知り合ったのは定年退職してからの、ある飲み会の場でした。その後、「何か書いてみないか」と誘われ、素直(?)なwildは178号から、ちゃんと参加しています。最初はわずか2頁(2000字にも及ばない)の短文でしたが、今、読み返してみるととても懐かしく感じられます。その号のあとがきを読むと176号がだるまさんのデビュー号であったようです。季刊誌で176号とは44年も続いていたことになります。当時の代表者もあとがきで、「176号という歴史の重みだけでなく・・・同人仲間の片隅にいるだけで、明日へのパワーを頂いている。あなたも山波に参加しませんか」、と結んでいます。
当時の同人は14名いて「名古屋市文芸創造団体活動助成金事業」の認定も受け、助成金を頂いていました。ただ助成金は5回が限度だそうで、残念ながら今はありません。会員も入れ替わりつつ、今では文学(小説、紀行文、詩等)、随筆、落語や俳句、ノンフィクションと幅広く総合文芸誌化してきたものの、高齢化の波には勝てず直近の196号では10名になってしまいました。
参加に同意してくれた拙ブログ仲間のアニマルボイスさんやリス太郎さんも加わっています。しかし、次号では、長く同人であった3名が自身の老齢化や親の介護、新ジャンルの文化活動に専念したいと退会の申し出がありました。
「山波」は、ときどき中日新聞(東京新聞の名古屋本社)の文芸欄にも評論家が取り上げてくれる歴史ある同人誌なので、wildも関わった以上は次世代の人にバトンを渡すまで頑張っていきたいと思っています。

       2021年3月1日 中日新聞 夕刊
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 花田吾一 アニマルボイス ・ 篠原拓生 リス太郎 ・ 越智大二 wildboar

前196号(A5判 109ページ)の発行諸経費は1冊当たり1400円でしたが、税・送料込みの1200円で販売して、発行部数を確保するための販促運動を展開しています。
数日前から拙ブログのコメント欄を承認制にして、いただいたコメントがいきなりオープンにならないように確認しています。チラシでは書いてみたい人も読んでみたい人も事務局あてへ連絡をお願いしていますが、拙ブログでも、コメント欄へブログ名、住所、氏名、電話番号あるいはメールアドレスをご記入いただいてお申し込みいただけるようにいたしました。
お申し込みいただいた際は、私が転記したうえコメント欄は削除しますのでご安心下さい。
そして一度読んでみて次号から書いてみたいという人は会員になっていただければと思っています。
197号の発行は6月上旬を予定しています。
先にお送りしますので届きましたら指定する「ヤマナミカイケイ」口座にお振り込みください。
振り込み手数料はご負担いただくことになりますので、年間3冊一括申し込みも歓迎です。
元々、季刊でしたが会員の高齢化とコロナの問題などもあり年3回の刊行にしています。
ぜひとも、ご購読のご連絡をお待ちしています。


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リス太郎

私より若い仲間も誘ってみますか。
by リス太郎 (2021-05-01 06:38) 

wildboar

リス太郎様
次世代の人に繋げられるので、「山波」活性化委員代表に就任してお願いします。
だるまさんも喜びます。
「山波」の印刷会社の担当者さんも落語ファンだそうですよ。
by wildboar (2021-05-01 06:55) 

Boss365

こんにちは。
「朝から大失敗」は気になる出来事。何かに集中していたのですか?
「ガッカリ」みたいですが、踏ん張って下さい。
同人誌「山波」を購入出来ませんが・・・
発行部数、書き手会員が増える事を願っています!?(=^・ェ・^=)
by Boss365 (2021-05-01 09:13) 

アニマルボイス

50年も続いてきたものを、今の世代で終わりにしたくないですよね。ま、たいしたことはできませんが、やれる範囲で頑張ります。
by アニマルボイス (2021-05-01 09:49) 

wildboar

Boss365様
今は「山波」に全集中していることが、「ガッカリ」の原因。

by wildboar (2021-05-01 10:06) 

wildboar

アニマルボイス様
わたしも、折角長く続いてきたものを廃刊にするのは忍び難いというだけです。続けるからには最低でも100部刊行は必須ですしね。
ただ、年3回の執筆する一定期間は頭の体操にはなっています。
by wildboar (2021-05-01 15:33) 

JUNKO

名古屋に友人がいるので紹介してみます。
by JUNKO (2021-05-01 17:33) 

wildboar

JUNKO様
ありがとうございます。
同人誌は、コツコツと地道に続けるものなので、
ご紹介いただくことはとても嬉しいです。
よろしくお願いいたします(*_ _)
by wildboar (2021-05-01 19:57) 

ぼんぼちぼちぼち

同人誌、いいでやすね。
昔は作ってた団体も多かったけれど、ネット時代になった今も続けられているとは、貴重な存在でやすね。感服でやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-05-01 21:48) 

wildboar

ぽんぽちぽちぽち様
文字離れの時代ですからね。
貴重な存在なので新代表さんが名古屋市へ助成金を再申請しています。
もしも通ればど~んと発行して配付もできるのですが。
by wildboar (2021-05-01 23:52) 

みずき

こういう同人誌が今コミケなどで
言われている同人誌の始まりなのでしょうか。

by みずき (2021-05-02 00:14) 

wildboar

みずき様
たぶん、そうではないかと思います。
by wildboar (2021-05-02 08:04) 

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