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トマト育成の失敗談 [家庭菜園]

70の手習いで始めたブログ、オープニングからの5日間は正直なところキツかったです。
菜園の方が、適時に降雨があったので水遣りを回避できたことが幸いでした。
ブログも少し慣れたので、今朝は久しぶりにタップリと野菜たちを、可愛がってあげました。名古屋市在住時、初めて「家庭菜園」を始めた時、同市の指導ボランティアのおじさん(当時は私よも高齢な人)から「可愛がってあげないとだめだが、可愛がり過ぎてもいけないよ!」とか「人間も湿った寝床はイヤでしょう? 夕方の水やりは感心できないよ。」などのアドバイスを、今も守っています。

今朝、菜園からの帰宅が遅れた私に、家人が「貴方のことだからクマを追っかけて写真を撮っているのかと思っていました」と。
そう、昨日の新聞に当地と隣接する「豊田市にまたがる猿投山の斜面で、ツキノワグマが、動物調査用定点カメラに写っていた」という記事が掲載されていました。やはり鳥も動物もかなり移動しているようです。


本題に入ります。
菜園がやや高台にあるため、苗を定植する春先の風が強くあたり、今年もトマトの苗が2本、強風で折れてしまいました。
 ↓ 折れたミニトマト(ピンキー) 折損ビンキー.jpg

 ↓ 折れた大玉トマト(サターン) 折損サターン.jpg

麻ひもで支柱に8の字結びで固定していた部分が支点となって、折れたのです。すでに苗の定植後20日ほど経過していたので、何とかこのまま育ててみようと試みました。まずピンキーの方は、折れた部分が一部破断だったので、立て直して折れた部分の上下を麻ひもで結び、しっかりと支柱に固定しました。サターンの方は、折れた部分が完全破断していたので切断し、根元から出る脇芽を伸ばすことにしました。さて、無事に育ってくれるのかと心配。

ところが、この2週間後には、50cmあまりに育っていたミニトマトのアイコが取り扱いの不注意から折れてしまっているのを発見。すでに下部に発生した脇芽はすべて掻きとっているので、テーピング固定をして何とか回復させてみようとしました。
 ↓ テーピング固定して、麻ひもで支柱に固定
テーピングしたアイコ.jpg

ところが翌日には、萎れてしまい再生不能と判断。そこで、よーく見るとテーピングした折損部の直下に小さな脇芽がありました。テーピング部を切断して、これを上手く伸ばせば順調に育つだろうと、この脇芽を大切にすることに。
 ↓小さな脇芽
小さな脇芽.jpg


そして今朝、久しぶりにゆっくりできた菜園で3本とも治療の成功を確認することができました。

 ↓ 黄色矢印の麻ひもで固定し、赤矢印部が一部破断していて完全活着したところ
活着したピンキー.jpg

幼くして折れたため、根元の脇芽を育てた大玉トマトのサターンは、他のトマトと比較すると若干背が低いものの無事成長しています。

アイコのテーピング直下の小さな脇芽も大きくなったので順調に育っていくことでしょう。
 ↓ 赤矢印部がテーピングした切断部で、黄色矢印が成長を始めた脇芽
成長したアイコの脇芽.jpg

ともあれ、トマトは鳥害だけでなく、色々苦労が多いです。しかし、家庭菜園の一番の醍醐味はやっぱりトマトづくりです。
午後は、ホームセンターで「夏秋採りトマト」なるものを発見。秋まで採ることができるのかと、まだ空きスペースがあるので、大玉とミニと各々1本の苗を購入してしまいました。
ブログ作成も少しずつ覚えられているので、何とか菜園の有効利用もできそうな気配がしています。

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