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四万十川石 [水石]

1月10日、名古屋の最高気温が3.6度であったようです。今日もローラー中の午後3時ごろ菜園に立ち寄ったら、その時間でも汲み置きしていた水が凍っていたほどです。私はダウンコートでセッセと歩いていたので熱っていましたが、寒いんですね。

朝、水石の友人であるOさんといつもとは違う喫茶店で雑談しました。今年も正月中、ご夫婦で四万十川へ探石に行っていたようです。もう10年ほど、毎年暮れから正月にかけて四万十川へ行っているそうです。

四万十川
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午後、LINEで写真を送ってきてくれたので、承諾を得てアップします。

当地から東名高速・名神高速・中国自動車道・JCから瀬戸大橋・高松道・高知道を経て四万十へと片道650㎞を走行しての探石、私より少し若いだけでこの気力と体力には圧倒されます。
訊いてみました「四万十川石の魅力はどういうところなの?」
「角が取れて丸味があるところ、自分もそうありたいと思うから追い求めています」と。

    ↓ 今回は、10個ほどの採石をしたらしく一番のお気に入りのようです。
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一番の石は、ホテルの部屋へ持ち込み、奇麗に洗ったうえで眺めながら正月を過ごされたのでしょう。
他の石は、車に積んでおいて帰宅後に仮置きして瞑想しながら銘を付けられたようです。

            
観 音 岳
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番 人
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 天 空 の 里
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これらの3石、大きさは10㎝~20㎝の高さだそうです。

「観音様にお祈りして、悟りを開き天空の楽園で新たな時を過ごすためには、角を持った狼のような番人の前を無事に通り過ぎなければならない」という物語を想っているそうです。
「人、それぞれの見方があるので、自分流の瞑想にふければいいのですよ」と、とも。

一番大切な石については、まだ思案中のようですが時間をかけて台座を彫りあげながら瞑想されることと思います。

この友人の話の中で、ホテルで出された食事に門松風の添え料理があったと聞きましたので、現実派の私は早速作ってみました。
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竹輪・キュウリ・ブロッコリー・カリフラワー・苺

今夜は十分に注意して包丁を使いました。


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