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小品盆栽の「東海雅展」 [鑑賞]

3月2日、快晴にしてほぼ無風でした。暖かさに連れられて東では土筆撮りとブロッコリーの収穫をし、西では黄梅の撮影をしてきました。午後4時の外気温は16度もあり、久しぶりにゆっくりと穏やかな1日を過ごすことができたと思います。

さて、昨日盆栽の友人と鑑賞した名古屋市西区で開催されている小品盆栽の「東海雅展」での作品を紹介いたします。撮影の許可をいただいたので、きっちりと撮影すべきところが、即売会で購入した水石と桜の苗木を左手に下げていたので片手撮影になっています。

五葉松・山梔子・岡目桜・草・黒松
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「梔」が読めなくて、この木は何だろうと目を凝らしていました。帰宅後、漢和辞典で家人に調べてもらったら「くちなし」とありました。山と子がついているので再びどう読むのだろかと考えながら、パソコンに「くちなし」とひらがな打ちをしたら4番目の候補に「山梔子」とありました。葉は「くちなし」っぽい感じがしていましたが、結局は「な~んだ」ということになったわけです。
オカメザクラは、「岡目桜」と書くらしいのです。

黒松・姫目木・梅もどき(石付き)・群スズメ
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メギは、「目木」と書くのでしたか、群スズメは「群れ雀」と書いたらいいのではないかと思いました。

黒松・楓(石付)・梅もどき・草・黄梅
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真柏・ムシトリスミレ
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黒松・金豆 IMG_2729 (4)_LI.jpg
キンズは、「金豆」と書くのでしたか、知りませんでした。
この黒松は、実生で3,4年生かなと思います。

何だか漢字の勉強会をしているような鑑賞になっていました。


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一部の切り取りですが、こういう一品が好きです。

名古屋市長賞  黒松・イボタ・梔子・金豆・楓・草・真柏
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「梔子」に、今度は山は付いていないようです。
かつて、展示会の事務局を務めていた時、こういうところもきっちりと統一すべきであると意見をいただいたことがありました。出展者全員が時間どおりに揃わないので、この程度のことがとても難しいのです。

常盤ガマズミ・溜り石
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溜り石、こういうのも好きです。

口無・欅
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こんな「口無」の文字が出てきました。

にれけやき・草・土佐水木
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今度は、「にれけやき」とすべてひらがな表示でした。

土佐水木
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上の一部を取り出してみました。


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ケヤキの盆栽を知ったころ、扇形の魅力にとりつかれ色々探しましたが高価であったし、中々扇形に作れなくて諦めたことを思い出します。

陶芸を始めた友人が、即売会で酷く気に入っていた鉢です。
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おそらく辰砂釉薬を還元焼成したのではないかと思いますが、陶芸をするものにとって辰砂は魅力的です。

しばらく、「小さな石の展示会」、「春のみよし盆栽展・寒葵展」、中京水石会の「石展」と鑑賞が続きますが、家人と一緒に出かけたいと思っています。

中日の岩瀬投手の引退試合がありました。初回一人だけの打者をスライダーで三振に討ち取った時は、一瞬ウルウルときてしまいました。
立派な投手生活であったと賞賛したい気持ちです。
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