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呉須絵の再挑戦 [陶芸]

3月21日、春分の日、雨なるも暖かい日でした。
2週間前に成形した鉢の釉薬掛けの日です。先回は呉須絵が黄瀬戸釉薬で流れてしまい失敗しました。今回は、白い土と赤い土を混ぜて成形したため下地がベージュ色に仕上がるので、シンプルな模様絵にして釉薬も透明釉を使用しました。つまり失敗しない安全策をとったわけです。

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上部が湾曲している成形での失敗が、素焼きをすると顕著に表れます。見た目だけの形に仕上げても、無理をした結果が明らかになるわけです。その意味で土はほんとうに正直です。
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手びねりの押印した作品は、小さいひびが入っていても本焼きでひびが拡大しなければ、手びねりゆえに気にはならないでしょう。
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予定よりも早く簡単に仕上げたので、友人とともに「石見の喫茶店」へ行ってみました。入り口に小牡丹桜が生けてあったのですが、チャラチャラと気楽にシャッターボタンを押していたので、大ボケで載せられません。
棚のものも桜だと思って撮っていたのですが、帰宅後に確認したら杏に小手毬でした。
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言い訳をすれば、この喫茶店は薄暗いしお客さんも多いので、許可を得たといえどもゆっくりとは撮れません。

午後からは、アザレアが咲き誇っているので室内のゆっくり撮影で時間を費やしました。

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長く続けてきた「小さい石の展示会」からの紹介写真、この石を以って最後といたします。

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香川県サヌカイト(讃岐岩)   石銘 「晴嵐波濤」
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