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陶芸の日 [陶芸]

8月7日、先月は休んだ陶芸教室、月1回では、まるでお遊びでしかないのだが折角覚えた陶芸なので休みながらでも行っている。
熱中していた時は、3つの教室で月10日は通っていた。

今年の初めからは、盆栽の先輩でもある歳上の友人を陶芸にお誘いしている。
まだ6回目の友人は、タタラ(板)作りで、こんなリッパな盆栽鉢を作ってしまった。
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元々、器用な人なので型を厚手のペニヤ板で作ってきて、それに陶土を貼り付けたわけだ。
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曰く、「型作りの方がよほど簡単であった。」

私が陶芸6回目の頃は、ボール紙を切った型で何枚も土を切って貼り合わせてる程度であったので、作品もヘナヘナであった。

今日の私のロクロ成形による盆栽鉢作品はというと
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もう、数百回も教室通いをしているのに、まだ安定して作陶することができない。

ロクロ成形は土の中心を出すことが、最も大切で最も基本的なこと。
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これで中心は出ていたと思ったのだが、無理をして出したつもりになっていただけなので失敗した。
2回目にやっとだましだまし作ったのだが、気持ちが落ち着いていないので駄目である。

この教室は、10時~15時までに成形と道具の清掃まで終えなければならないのでハードではある。
ロクロの回転台で直に成形すると、作品を乾燥のために取り出す時に苦労する。
そこで回転台の上に円形ベニヤ板をはめて作陶すれば、板ごと外して乾燥させることができる。
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ところがロクロの回転台とはめる板の間に微妙に隙間が生じているので、それだけて素人には上手く中心が出せない。
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回転台と板の間に薄い布を被せることで、ブレが生じなくなることを教えたくれたのは新しい先生であった。
これまでの何人もの先生は教えてくれなかったし、気が付かなかった自分も不勉強であった。

友人は、このような板を寸分の狂いもなく作る技術を持っているだろうと確信している。
不勉強な素人陶芸は、道具と心と技術が揃ったときでしか上手くいかない。



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