SSブログ

百日草ミックス [植物]

6月29日、菜園へ行く前に門前の極小庭で百日草が咲いているのを確認しました。100円ショップに野菜と花の種が2袋100円+税で売っています。確かオクラの種を選んでもう一つ何かをと選んだのがこの百日草ミックスだったと思います。

P1030414 (2).jpg
終わった水仙の間にポットに種を播いて育てた苗を植えたものです。中の小庭に植えたものはまだ咲いていません。おそらく日照時間の問題だろうと思います。
1年草なので水仙の球根には影響はなく、一応、成功したと思っています。

朝食の時に昨日購入したバナナの袋を開いて、いただこうかと思ったら、シャクトリムシが孵ったのでしょぅか?
P1030422 (2).jpg
バナナも美味しくいただきました。

このところ早起き(目覚め)が続いているので、昼寝を貪っていたところ家人さんの「まだ、いいの―」で目覚めたものの、揃っての整形外科腰痛リハビリには1分の遅刻でした。
5時終了なので、今夜は弁当でも買おうかとスーパーへ。
夕方割引の20%OFFのお寿司を購入、元々のお値段がこれではないかと思いつつ美味しくいただきました。

今年は何故かナスが豊作で、皆さんに貰っていただいてもまだ残っているので、レシピをアレンジして作ってみたのが「ナスの煮びたし」。
P1030425 (2).jpg
この味付けがヒットして、すべて平らげることができました。
ナス中型3本に余っていたズッキーニ半本を縦に切ってさらに横に切り包丁を斜めに軽くいれて、ノンオイルフライパンを使用しサラダ油小さじ1で焦げが付くくらいに中火で炒めました。
そこへ白だし50cc・水150cc・醤油大さじ2・みりん大さじ3・擦り生姜小さじ1の汁を投入。フライパンに蓋をして弱火で煮たてました。総調理時間20分でnice でしたねえ。
珍しい事です。


今朝もタイタンビカスが4花咲き、明日用の蕾が3つあります。
美味しいものをいただくことが2番目の目標としているので、このような順調な生活ができればいいのでしょうが、晩酌が飲めなくなってしまい半減しているのは残念です。
今夜も早寝にいたします。


nice!(39)  コメント(21) 

ロクちゃんデビュー [だるま広報]

6月28日朝、雨。
折角LINEをつないだのだからLINEにすればいいのにと思って開いたEメール、添付文書が付いていました。
お馴染みのだるまさんからで、文中の志段味というのは名古屋市守山区の地名です。

「近所のワンコ友達に『志段味八景犬公戯』(しだみばっけいわんこのたわむれ)というエッセイを書いて渡している。季刊で年4回、落語の『地獄八景・・』をもじった題名だが引っ越してきてロクを散歩させる時の名刺代わりに書きだしたものだ。もう5年になる。ワンコの目を通しての社会批評風に書いているつもり。読者がお母さんたちなので怒りを抑えてやさしく書いているつもりだが結構難しい。有難いことに愛読者もいて今回で21号、約50~60部発行している。」

拙ブログに、ロクちゃん(トイプードル)にデビューしていただこうと「写真、送ってよー」と、だるまさんにLINEメールしました。

10057816573264 (002).jpg
昨年末だったか、「私の靴下を何度も咬んで引っ張ってくれて嬉しかったよ、ロクちゃん! 少し太ったかな」。


      志段味八景犬公戯(21)

                  東谷山六兵衛
 
6月の声を聞き、コロナ禍の自粛も解除されました。
自粛期間中の下志段味公園は子供たちとお母さん、お父さんたちで連日満員、遊歩道はマスクをはめた俄かジョガーたちが苦しそうに走っています。公園のフェンスには「ソシアルディスタンス2m」の幕も取り付けられました。外出自粛で行くところがない事はわかりますがこんなに集まって大丈夫かと思う事もありました。
しかし義務教育である学校が再開したことは本当によかったと思います。
外出自粛でワンコと一緒にいる時間が長くなりました。
殆ど一日中ソファや絨毯の上で寝っぱなしですが、よく見ると薄眼を開いてこちらをチラチラ伺っています。外で人の気配がすると、窓際に突進し「ウー ワン ワン」と吠えています。吠えると怖がられると、とんだ勘違いをしているようです。家に人がいると強気で吠えますが、誰もいないとジッとしていてワンとも吠えません。
宅急便のお兄さんが面白いことをいっていました。
「お宅の前を通ってワンちゃんが吠える時は誰かいるが、黙っている時は留守だから分かり易いです」
「おいおい 見透かされているじゃあないか。お前は番犬にはなれないな。食いものの為なら魂も売るんじゃあないか」
「だって犬は飼主に似るっていわれているんだよ。ボクはジイサンに似たんだよ」ちびワンコは不服そうな目でこっちを見ている。
いわれてみれば当たらずいえとも遠からずです。ワンコ達もコロナ禍で生活が変わったようです。「三密」とやらを避けてあまり人のいない所に散歩コースを変えたり、散歩時間を変えたりと、今までのようにワンコ友達に会わなくなりました。
みんなどうしているのだろうか。これからは暑くなるのでコロナウイルスだけではなく熱中症にも注意しなければなりません。
「三密」を避けて「酸欠」になったら洒落にもなりません。
今年の夏は人間にもワンコ達にも厳しい夏になりそうです。
皆さん、お元気で。


特にコロナ以降の世情、魂を売っている人、何人も思い浮かびます。
「ロクちゃん!、また来てよー」


中日が0対7になんてとんでもないことになってしまったので、藤井聡太✕渡辺棋聖戦第2局に切り替えました。
50手目くらいで、藤井さんの持ち時間が極端に少なかったので心配でした。じわりじわりと棋聖を追い詰めて90手で投了させたときは、持ち時間の差はわずか5分であったのは素晴らしい追い込みだったと思います。62~65手目あたりの歩の使い方が私には印象的でした。
中日が負けても藤井さんが楽しませてくれたので、今日もいい日でした。
蛇足ながら、だるまさんの「そぞろ歩き」によく出てくる瀬戸街道は、守山から20分ほどで藤井さんの瀬戸市に繋がる道なんです。


nice!(34)  コメント(20) 

ピンクタイタンビカス [植物]

6月27日、菜園へ行こうとふと振り向くとタイタンビカスの初咲きでした。ひと夏で100花咲くと株をいただいた去年は60花くらいでした。
今年は3茎出て、今40ほどの蕾があるので期待できるかもしれません。

IMG_7688 (2).jpg

IMG_7681 (2).jpg

菜園では期待のスクナカボチャの雌花が5つも咲いていたのに、今度は雄花が咲いていません。ピーナッツバターカボチャのほうが逆に雄花だけが5つも。同じカボチャなんだからだいじょうぶだろうとゆっくり受粉作業をいたしました。


今日は、中日ドラゴンズが快勝したうえ、ジャイアンツも逆転負けしたので、久しぶりにすべていい日でした。


今朝(6/28)は激雨の中を4花も付けたので、急いで雨宿りをさせました。
P1030401 (2).jpg
1日花なので、昨日のは落ちています。
今年は100花、いけそうな気配がしました。




nice!(47)  コメント(20) 

Fuchsia咲く [植物]

6月26日、蒸しっと暑いです。
畑の水やりは必要ありませんでした。

写真を撮ったらもう昼です。
キュウリとトマトがあるので、昼は冷やし中華にします。

IMG_1580 (2).jpg

IMG_1572 (2).jpg

午後は、久しぶりに机周りを整理しようかなと思っているのですが、気合が入りません。
気が向いたら、この後何か追記します。


特記事項がありがました。
冷やし中華用に、卵焼きを作ろうと割った卵の中身をゴミ袋に入れて、殻をボウルに入れてしまいました。
一瞬の過ちです>_<

結局、昼寝でゴロゴロしていて机周りの整理ができず、夕食後は洗面台のW字溝の掃除を優先して水の流れをよくしました。この作業で腰の痛みが消えたのはヒットだったのに、点けたドラゴンズさんが雄大さんでまた負けているので、あぁ~。


nice!(35)  コメント(14) 

落花生の花 [家庭菜園]

6月25日、予報どおり昨夜からの雨が朝まで続いた。トマトの裂果を避けるため昨日、1日早採りしてよかった。朝の見回り時で裂果は2個のみ。
家庭菜園を始めて2年目の昭和62年、千葉県産のような落花生を作ってみたいと植えたことがある。上手くできなかったので以来、作ったことはない。
今年、菜園の友人から2苗いただいたので植えていたところ花が咲いた。以前、花を見た記憶がないので初めて見たことになる。

今朝の小雨の中でスマホ撮影
DSC_1103 (3).jpg
黄色の花形はエンドウに似ているように思う。

小雨の中でスクナカボチャの受粉、これまで雄花ばかりだったのだが雨の日に限って雌花が咲いたのだが開きが悪い。
世の中順風満帆にはいかないものだ。

今朝採ったミニトマト、やっと追い求めていた味になって「優」を押した。あとは数が出るのを待つのみ。皆さんに喜んでいただける。

だるまさんが「らくだ句会」で、2カ月連続の最高得点句を作ったらしい。

梅雨入りや庇を叩くドラムソロ   達磨

庇を打つ雨音をドラムの音にすり替えた、なかなかいい句だと思う。

当地では小雨の1日だったのだが、長崎では50年の1度の大雨だったとか。
長崎は新婚旅行だけでなく、台風災害とか火災事故などで何度も行った思い出の地である。
そういえば、1週間泊まったビジネスホテルは、タクシーの運転手さんにも「幽霊が出ますよ」と言われたほどのところで、毎夜縮みあがっていたことを思い出した。


nice!(39)  コメント(18) 

コロナ変化 [釣行記]

6月24日早朝、だるまさんからメール着信。
「昨日(6/23)花瓶を削ってきました。高さ16センチ、重さ600グラム(焼くともう少し小ぶりになります)作者似のずんぐりむっくりです」と。

IMG_3347 (3).jpg

下のこれ、6年くらい前に私が、黒い土に白い化粧土を掛けて、かき落として作った鳥獣戯画の徳利。
P1030393 (2).jpg
焼成後で13.5㎝、380g、徳利としてはやや重い。
呑み人はウルサイのである。

だるまさんへ返信、「もっと高くなるかと思っていた。そして600グラムはやや重いようにも思うのですが、どうでしょう。」
だるまさんの陶芸は実力派(←ここ重要)なんだから、コロナブランクによるものとしか思えない。
次作に期待している。

私の昨日(6/23)は、愛知県知多半島の南端師崎港へ、コロナ自粛で今年2回目の釣行。
午前4時、エサ屋での日の出前。
IMG_3526 (2).jpg
高速を降りてエサ屋への途中に鬱蒼とした細い道に火葬場がある。正直なところ暗い時には一人では通りたくないところ。
「火葬場」の看板には目を背けて通過。

3人も入ったら釣りにくい穴場着は4時30分。
なんと6人もの男女の若者がいる。声を掛けたくない雰囲気の若者ら。
「おっちゃん! ここ何が釣れるんやぁ! 」と、来た。
「釣れるものを釣る、何時から来ているの?」
「3時」
「いつまでやる? 」
「仕事、行かないかんからなぁ、釣れたら仕事休むでぇ!」
(彼らに釣れるはずがないと判断)ではと、ゆっくり準備を始める。
まずは日の出の撮影。
IMG_3529 (2).jpg
午前6時前に若者たちは移動したので、1人でゆっくりできた。
この日の満潮は6:33である。

午前9時くらいに1人来たのだが、先回、落としてしまって流された私の8メートル竿を救ってくれた人だった。
この時までの釣果。
P1030377 (2).jpg
ベラのサイズが小さい。

どうも私もコロナブランクで、竿使いが鈍っているように思う。
予想していたより風も潮流も強くなってきたので、遊びで豆サバのサビキ釣り。
P1030378 (2).jpg

コマセを撒いていたら、柄杓も一緒に投げてしまった。
003 (3).jpg
さすがにあの人も、これは「救えないねえ」と笑う。

サビキ釣りには、コノシロ(と思う)も混じっていた。
P1030379 (2).jpg

11時に道具を片付けようと思ったら、かかりつけ医の看護師さんから電話が入る。
来月からの家人さんの保険適用外治療方針の再確認、ちょっと長電話になった。

帰り道の「魚太郎」でホタテ貝を購入。
近くの河口で、そろそろハゼはどうかなと「30分か20匹」の早い方まで、と決めて続行。
P1030376 (3).jpg
25分経過時で17匹、この直後に投じた針が葦に引っ掛かる。
しゃくって外れた針が後ろの雑草に錘ごと巻きついた。
どちらも目標に達せず撃沈。

午後2月30分、菜園へ直行。
収穫も兼ねて、よく晴れた日だったので水やりをしないと枯れる。
P1030381 (2).jpg

汗だくと腰痛で湯ぶねで休める。この間に家人さんが魚の下処理を済ませてくれたのはありがたかった。ちいさいサイズだったので簡単である。

豆サバレシピに従って、醤油・日本酒・みりんに漬けたから揚げ、焦げてしまって「これ、味噌揚げぇ? 」と、笑われる。
P1030383 (3).jpg
ハゼのから揚げと、1匹だけの青ベラの塩焼きは合格点。

夕食後、腰の悲鳴でフローリングに横たわる。
寝室で目覚めたときは、まだ23:30だったので2度寝。
夢見が悪かったので、そろそろ釣りと野菜作りを辞める時かと考える。
合わせて整形外科用の医療用ベッドを購入しようかとも夢うつつで8:30起床。ベッドには現役時代の旅行会で話題になった落下経験があるので改良提案を要するようだ。

さすが、今朝の菜園行きは昼前まで保留。
家人さんは庭、私は畑の水やり。

完熟まであと1日待ちたいところだが、今夜から雨の可能性がある。
裂果の恐れがあるのでトマトの収穫。
P1030395 (2).jpg
左端、上のカラーピーマン(下部が黒い)がすでに幾つも虫にやられて赤くならない。
無農薬野菜の辛いところ。
今日はもう外出しないので冷たい缶ビールで喉を潤わせようかと帰宅したら、冷たい揖保乃糸が用意されていたので、幸か不幸か飲まずに終わった。
夕食で食べた、豆サバの酢の一夜漬けはnice! であった。


東京では50日ぶりの50人以上感染者が出たようだ、北海道では昼カラクラスターも。
明日からはコロナ変化として、例年のような釣り・野菜作り・男の料理・ブログ生活を改めようかと思う。
母がなくって20年、今まで一度も会えなかった母が昨夜出てきてくれたので・・・。


nice!(37)  コメント(26) 

守山そぞろ歩き(8) [だるま広報]

6月23日未明少し降ったが晴れ、早朝から釣行。
だるまさんは名古屋の北東部方面を眺望し、私はど~んと南下して海を眺める。
釣果については明日の報告として、だるまさんのそぞろ歩きを紹介。


      守山そぞろ歩き⑻
            倶利伽羅不動寺から龍泉寺へ

                            東谷山六兵衛

今年は梅雨入りが早い。おまけに六月だというのにすでに30℃を超える日が続いていている。マスクを付けたそぞろ歩きは「三密」を避けるも「酸欠」で余計に暑苦しい。
梅雨の晴れ間に久し振りにそぞろ歩きに出かけた。三日続きの慈雨に濡れた遊歩道には蝸牛が我がもの顔でシャワーを浴びている。
遊歩道を歩くこと30分、倶利伽羅(くりから)不動寺の山門前に出る。
IMG_3292 (002).jpg
この寺は吉根(きっこ 名古屋市守山区←wild注)の西のはずれの龍泉寺街道沿いにあり、バスの窓から眺めて何となく気になっていた寺院である。
艶やかな朱で彩られた本堂や八幡大菩薩が鎮座おわします八角堂は平成末期の建立とあり、一段と目を引く派手な寺院である。
IMG_3313 (003).jpg
IMG_3339 (005).jpg
            (倶利伽羅不動寺の山号額)
この寺の本尊は倶利伽羅不動明王であり、衆生を禍いから救うため黒龍の巻き付いた宝剣を持ち、厄を睨み返している。差し詰めコロナウイルスも睨み返されているのだろう。
本堂の裏手に不動心の滝があり、名古屋唯一の修験道場であるという。ドラゴンズやグランパス選手もオフには滝行に来るそうだ。
IMG_3337 (005).jpg
竜神堂の横の急な石段を這うようにして登ると奥の院がある。ここからの北の方を眺めると庄内川を跨いで春日井方面が一望できる。
2984.jpg
かつては百万ドルの夜景といわれていた。
この寺院の東隣に物珍しい造りのチベット佛教寺院(チャンバリン)が聳え立っている。
この寺院については改めて取材し、後日書いてみたいと思う。
寺院を出て七曲り坂を上ると龍泉寺が見えてくる。
IMG_3305 (003) (003).jpg

IMG_3308 (007).jpg
現在の七曲り坂は区画整理によって県道に一体化されユトリートバスが頻繁に走っている。以前はもう少し庄内川添いにあり欝蒼と生い繁った林の間をぐにゃぐにゃ曲がった細い道で物流、交通の難所であった。
したがって志段味の人達の生活は守山よりも春日井、尾張旭との結びつきが強く、往来も盛んであったようである。
龍泉寺は山号を松洞山と号し、区内では数少ない天台宗の寺である。尾張四観音の一つで本尊は馬頭観音である。
馬頭観音は伝教大師(最澄)が竜神のお告げを受け、龍の住む多々羅池(龍泉寺の北、現在の霊苑の辺りか)のほとりでお経を唱えると、龍が天に上ると同時に馬頭観音が現れたという。龍泉寺という名の所以である。
竜泉寺にも古くからの言い伝えがある。
承久の乱(1221)で後鳥羽上皇側について戦った山田郡の右(う)馬(まの)允(じょう)明長(あきなが)が重傷を負い、下津河(稲沢市下津)で北条側に捕らえられそうになり、思い余って自害をしようとすると幻の中で若い僧が「竜泉寺から来た。助けてやるから死ぬな」といった。その後捉えられて首を討たれそうになったが一心に念仏を唱えて助かったという(沙石集名古屋市教育委員会)。他の寺の言い伝えにもあるように山田郡の豪族たちは承久の乱に参戦し、負け戦の辛酸を舐めたと記録にある。
さらに小牧長久手の戦いでは龍泉寺城(当時)に布陣した秀吉は小幡城に布陣した家康と対峙したが家康は小牧城に引き上げ、講和を結び以後戦うことはなかった。
ここには円空仏が沢山保存されている。
庄内川を眺める霊苑を巡っていると偶然、お世話のなったNさん夫妻建立の「N家の墓」を見つけた。Nさんはご健在なのだろうか。
重く垂れこめた空から大粒の雨が降ってきた。暑苦しくも楽しいそぞろ歩きであった。


ドラゴンズの選手が滝行をしていたとは知らなかった。


nice!(40)  コメント(22) 

信楽の土 [だるま広報]

6月22日曇り、今朝も元気に菜園行き。
この菜園の付近のお家は、花を楽しんでいらっしゃる人が多い。時々、挨拶をする人なのでちょっと撮らせていただいた。

20200622064541_p (002).jpg

DSC_1094 (002).jpg



友人のだるまさんからメールが来た。
「信楽の土で久しぶりに花瓶を作った。腕のせいか信楽の荒くて固い土のためか、うまく伸びません。そぞろ歩き龍泉寺編を書いているので送ります。」と、云うもの。

ロクロ成形の動画だったのだが、顔にモザイクがかけられないので分割した。
下から上へ引き上げるのだが、このサイズだと私では最高でも16㎝ほどしか上げられない。
だるまさんは鶴首だって作る人なのだから、ざらざらした土肌が特徴の信楽なので難しいのだろうか。コロナブランクもあったしね。

一.jpg

二.jpg

この柄ゴテが私には使えない(>_<)
三.jpg

四.jpg

五.jpg
まだ伸びたと思うのだが、動画はここで停まっていた。

焼きあがったらこの花入れにクラスメートだったさゑねえさんが活けてくれるのかな?
明日は、また名古屋市守山区の歴史の勉強をさせてもらおう。


nice!(37)  コメント(18) 

お化けキュウリ [家庭菜園]

昨夜は、だるまさんからいただいたCD、五街道雲助の「妾馬(通し)」を聴いていて、途中5分間ほど眠ってしまった。引き続き繋がっていたつもりだったのに「落ち」が理解できない。先週の日曜日もEテレの落語六代目柳家小さん「千両蜜柑」を聴いたのだが「落ち」がわからなかった。解説を見てなるほどと理解したのだが、どうも何が相当進んだようだ。


朝6時半に菜園へ行こうとDKへ入ったら、福ちゃんの目つきが督促している。
P1030355 (2).jpg
ちゅ~るを貪るように。
帰宅した時再び目で訴えるので残っていたちゅ~るを差し出したらプイッと行ってしまった。福ちゃんの気持ちは「落ち」以上に分からない。

菜園では今年もやってしまった「お化けキュウリ」、下が通常サイズのもっとも美味しい120g
P1030365 (2).jpg
今年のオバキューはまだ細長かった(40㎝)ので糠漬けにできる。
太くて長いと、もうどうしようもない。
インゲンはこれが最後、サッーと来てスッーと去ってしまった夏の台風のようだった。

豆類はエンドウ、そら豆、インゲンに続いて大トリは枝豆になりそう。
IMG_3508 (2).jpg

追肥と雑草抜き作業を2時間弱。
いよいよミニトマト台風がやってくる予想。
アイコ赤
IMG_3511 (2).jpg

アイコ黄
IMG_3512 (2).jpg

午後から「そこまで言って委員会」と中日ドラゴンズ鑑賞で、日(食べることばかり考えているのでm(_ _)m)をすっかり忘れる。
「そこまで・・・」の時も20分ほど眠ってしまった。

夕方、お土産のお菓子をいただく。
P1030370 (2).jpg
食後に早速、ほうじ茶の方をいただく。
軽くていい感じ。

最近は晩酌量が減った分、お菓子量が増えている。
甘いものを一切食べなかった若い時が嘘みたいである。


nice!(42)  コメント(23) 

タイミング [日記・雑感]

6月20日、晴れて収穫の主役が変り始めた。ズッキーニからキュウリそしてインゲンに移り、いよいよ大玉トマトの始まり。

P1030351 (2).jpg


先月から用事のない日の、潮と雨と風予報を見ながらタイミングを計っているのだが合わない。いつでも行けるようにと釣り用小道具を買いに走った。
P1030350.jpg
これで約2000円なので釣りも採算は合わない。
しかし気晴らしも必要、我々世代はつい採算を計算する(私だけかなぁ)(ノД`)・゜・。

釣具店への途中、「石釜パン工房」が目に入ったので、明朝の食パンをと入ってみたら新発売の「白桃デニッシュ」が目に入ってしまった。

昼食は、予定していた「冷やし中華」を変更して、これに「霧の紅茶」でいこうと思ったのだがちょっと足りない。
P1030339 (2).jpg

P1030340 (2).jpg
で、カップ焼きそばの一平ちゃんを加える。

P1030352 (2).jpg

P1030344 (2).jpg

白桃デニッシュが美味しかったので、今日は中日の快勝といきたかったのに、初回からいきなり2ホーマーで3点を取られる。吉見投手はもう交代した方がいいと思いつつ、鑑賞を中断して庭の水やり。予定はジャンジャン変わっていく。

すぐに対応して変化できるのは、まだ大丈夫かと自画自賛しているのだが虚しい。
今夜は、だるまさんが送ってくれたCD落語、山田洋次監督が寅さんのモデルにしたという五街道雲助の『妾馬(通し)』を聴きながら眠ることにする。


nice!(37)  コメント(17) 

カボチャの花 [日記・雑感]

6月19日、昨日からの雨が続いている。雨の日に放置しておくとキュウリがビール瓶のようになるので採りに行く。カホチャの茎も勢いよく伸びていたので濡れながら支柱に結ぶ。

スクナカボチャが今日も雄花ばかりで雌花がない。
まだ受粉の時なので実の代わりに花を楽しむ。
P1030319 (2).jpg

友人のお誘いがあって「石見の喫茶店」で会う。
雨に濡れた梅の老木と苔の中庭が美しい。
P1030327 (2).jpg
右端の木の下に丸い石がある。これが「腹が立ったら石を見よ」である。

コロナ解禁で、お花の先生も復活した模様。
P1030328 (2).jpg
旗竿桔梗とオート麦。

数年前から毎年麦の季節にアレルギーで結膜炎を起こしていたのだが、今年はほとんど反応していない。同じ頃からトマトやキュウリの葉に触れると手と腕が痒くなる。こちらは今年も強く反応している。常に長袖で作業をしていても、手の甲が反応して腕まで広がる。

ゴゴスマ出演の医師森田先生が、色々ストレスの溜まる時期なので、腹が立った事は日記に書いておくのが解消法だと言っていた。それほど腹は立ってはいないのだが一応書いておくと、今月1日に提出して16日に振り込まれていた特別支給金、今日になって支払い予定日案内ハガキ(支給決定通知書)が届いた。決定だなんて云われると当方がお伺いを立てたようで「払ってやる」と云われているみたい。年金や保険金など、こういうのって実際の支払日の前に届くのが普通なんだよ。

雨で中止だと思っていた開幕戦の中日✕ヤクルト、4回で6失点の大野雄大、たまたま去年はうまくいったのだが私は以前から雄大を信頼していない。これで今年の中日もダメなんだと思ってしまう。
これが今日の1番のストレスのように思う。
今日も早く眠ることにする。


6/20 05:31 野球速報を見る。へー9対7で逆転したんだー(´∀`*)ウフフ
nice!(35)  コメント(16) 

無水筑前煮 [食事]

6月18日、曇りのち雨で3日連続の30度超えが回避された(最高気温24.1度)。
朝の菜園収穫は、昨日とほぼ同量。残念ながらズッキーニのテーピングは効果なく死滅していた。ハサミで切ってしまった茎の切断面を確認してみたころ、1/3残っていると思っていたのたに、わずか1/10だったのでこれでは名医(?)でも再生は無理。


特別給付金を見込んで、ルンバと無水調理鍋セットを購入し、消費拡大に貢献したのだが、まだ振り込みはない。(夕方、食料の買い出しのついでに記帳したら2日前に入金、なぜ支払通知書が来ないのだろうか?)
しかし、両方とも繰り返し繰り返し使用して楽しんではいる。

中でもメニュー集に記載してある「無水筑前煮」は最高であった。
P1030149 (2).jpg

3~4人前なのだが、忠実に従った。
P1030313 (2).jpg
牛肉が冷蔵庫に残っていたので鶏モモ肉の代わりにした。
絹さやがないのでインゲンを代用。

P1030314 (2).jpg
しょう油は大さじ2に減らし、砂糖も大さじ1.5にした。

P1030145 (2).jpg
中火で加熱して蒸気が上がったのは、7分後。

弱火で10分加熱後全体を混ぜ合わせた。
P1030147 (2).jpg
フタをしてさらに20分加熱してできあがり。

味は薄くもなく濃くもなくぴったり、各具材の柔らかさとシャキシャキ感の特徴がよく出ていた。
中でもゴボウがこんなにも美味しいのか(あまり好きではなかった)と、驚いた。
P1030165 (2).jpg
2人で半分食べて、翌日チンしてさらに少し残す。

少量なのだが翌々日も味が落ちることなく美味しくいただいた。
P1030167 (2).jpg

ぜひ、もう一度作りたい逸品である。

一方、ルンバの方だが、分かってはいたが円形にほこりが残る。
P1030312 (2).jpg
消火器や懐中電灯を置いていたところなのだが、四角のルンバが開発されないと難しい。吸うのではなく拭いてくれるのは四角いのがあるようだ。
福ちゃんもルンバを追いかけて眺めるほどで、見ているだけでも面白い。


最近、野菜の収穫が多くて男の料理に勤しんでいるのだが、かなり腰に堪えて晩酌の量が半分になっている。何だか嬉しいような寂しいような。
今夜も早く眠ることにする。


nice!(35)  コメント(19) 

無水調理器応用編 [日記・雑感]

6月17日、7時から8時半畑作業、ズッキーニは変化なくテーピング効果の確認は順延。
新たにピーマン2苗を定植してひたすら水やりと収穫。

本日の収穫。
P1030294 (2).jpg
今の旬はインゲン豆。

帰宅して家人さんが朝食の準備中に、福ちゃんが目を付けている。
P1030296 (2).jpg
最近の福ちゃんは、猫用食事に飽きてしまって新しもの、新しいものを追い求めているのだが、人間の食べ物には手が出ない。


さて、無水調理器でレシピに従って煮物、茹でものを中心に体験してきたのだが、今日は完全自前のレシピに挑戦。
先月の釣行でgetして冷凍しておいた黒鯛の頭部。
蒸してあんかけでいただこうかと、解凍開始。
P1030300 (2).jpg
厚さが6センチもあるので自然解凍で3時間を要した。

無水調理鍋の底に白菜とキャベツを各2枚敷いて黒鯛を置く。白ワイン50ccを投入して中火で約5分。蒸気が上がったので弱火にした。
P1030304 (2).jpg
10分経過したところで鯛の上下を変えて、さらに10分して蒸し上がり。

蒸している間に、ノンオイルフライパンで、野菜をわずかなサラダ油に醤油大さじ1.5、砂糖大さじ1、塩少し、酢大さじ1.5で炒める。
P1030307 (2).jpg
最後に片栗粉大さじ1に水大さじ1を投入し、あんかけにしたのだが。

P1030309 (2).jpg
片栗粉が濃すぎて固まってしまった。炒めるときにも水を入れるべきだった。
鯛の蒸し加減はちょうど良かったのだが、最後の片栗粉で失敗感(もっと薄く溶くべき)が大きい。
家人さんの箸もすすまず残念。
料理は、ほんと難しい。

昨年、同人誌「山波」に投稿した原稿をちょっとだけ修正した。すでにアップしていたら失礼、なにせ忘れっぽいので自信がないのが寂しい。


    男の料理100選
        ~70代を生きる⑤~
         
                       越 智 大 二

男子厨房に入ってしまった。
10年ほど前だったか一度だけであるが市の広報に載っていた「男の料理教室」に参加したことがある。確か品目は親子丼であったと記憶している。てっきり参加者一人ひとりが、各自で最初から最後まで親子丼を完成させるものだと思っていた。
それはグループごとで、具材を洗ってカットする人、調味料を合わせてだし汁を作る人、それらを加えて煮立てる人、と分業であったのだ。挙句の果て講師であった老夫婦が教え方について口喧嘩をしているではないか。
人前での老夫婦の口喧嘩はベテラン夫婦にはよくあることなので、むしろ可笑しかったのだが、分業で作った料理には何の達成感もないし失敗感もない味気ないものであった。かといって料理学校へ通い基本から勉強しようとするほどの意欲はなく、ちょっとやってみたいなあ、と思った程度だった。
学生時代も社会人になってからも両親の下で生活していた。退職して結婚した家内は、立派な専業主婦になっていたので、私が料理する機会はなかったし、自分が料理をするなどという考えは端からなかった。
男は外で働き女は内で家事をするという、そんな頭の固い時代に生きていたわけだ。
少し時代の変化を感じ始めたのは、単身で赴任する人が多くなってきた昭和55年頃であっただろうか。
ある時、単身赴任してきた酒の強い部長のスナックでの料理話には、妙な共感を覚えたものだ。
私だけの印象かもしれないが、多くの酒飲みは、家でもツマミになるような料理を出来立ての温かいうちに何種類かいただき、最後は少量のごはんで済ます傾向にあるように思っている。
まるで小料理屋か居酒屋風なのであるが、毎日そういったお店へ行くわけにはいくまい。その部長は社宅のキッチンで、帰宅後にまず簡単な一品を作って、それをシンクのカウンター部に置いたまま、飲みながら食べながら、次に少し手の込んだ料理に着手するという手順で、何品もの自前料理を楽しんでいたらしい。テーブルに料理を並べる手間と時間が節約できて、常に出来立てのものがいただけ、食べた後の食器は、すぐ横のシンクへ入れておけば、食後の洗いものも楽である、と話していた。
実に合理的であり、その話にひどく感心したものであった。とはいっても、自分の転勤時は家内も帯同してくれるはずだったので、自分で料理をするということなどの思いは全くなかった。

退職して11年目の秋、色々な趣味中心の生活にも慣れたというか、飽きたというか、ちょっと暇つぶしのつもりで新たに料理をしてみようかと思い立った。数年前から友人らが「料理やっているよ」と云う情報の影響もあったのかもしれない。
さらに、インターネットを開いてみればレシピはいくつでも見られる。cookpadやRakutenレシピなどは最たるものである。
私の「男の料理」オープニングは、平成29年10月12日、「メバルの煮つけ」「枝豆の塩ゆで」「里芋の煮っころがし」だった。昔から釣り好きで魚料理好き、そのうえ酒好きときているので、それらしいメニューである。
調味料も正確に量り火加減などもそれぞれのレシピに忠実に従って作りあげた。さらに、箸を運びながら、自分と家内の評価を100点満点で記録していくことにした。「メバルの煮つけ」は、私も家内も80点だったので初めてにしてはまずまずであろう。「枝豆の塩ゆで」、私が90点、家内が70点と差がついた。これは料理の問題ではなく好みの問題だ。私はよく茹であがって塩も効いているものを美味しいと思う。家内は固めで塩は振った程度のものを好んでいる。つまり、生意気にちょっとレシピから外してみたのであった。
嬉しいのは里芋の煮つけに家内が私よりも10点も高い85点をつけたことである。ただし、二日後に再び作った里芋の煮っころがしは、私が50点で家内が45点と、どーんと下がっている。わずか二日の間に食材が劣化したとも考えられないので、早くも調子に乗ってしまって目分量の味付けをしたことが原因なのであろう。再々挑戦した10月30日には家内から80点を得たので、料理として概ね確立したものだろうと自負している。
「男の料理」を始めて二日目の10月13日は、素人的にはなんだか聞きなれない「牛肉と白ネギのオイスターソース炒め」なんて作っている。醤油・砂糖・酒を合わせて、牛のもも肉を10分ほど漬け込んで下味をつけ、片栗粉をまぶしてフライパンで炒める。別に、炒めた斜め切りの白ネギを加えてオイスターソースを回しかけして味を整える。品書きからイメージするほど難しくはなかったので私80点、家内75点と好評であった。
 こうして作り続けた10月の二十日間で、概ね70点をキープできたのは、「小松菜の煮びたし」「野菜たっぷりセイゴの蒸し煮」「基本の吸い物」などであるが、「豆腐の味噌汁」「フライパンで銀杏串」「わさびてんこ盛り温奴」になると10点下がる。さらに「大豆とソーセージのトマト煮込み」になると50点だ。要するに得意も不得意料理も、その傾向が見分けられない。
そして、家内がつけた最低点は30点の「焼きたらこ」であった。単にたらこを焼くだけなのだが、私はこれに80点評価をしている。まさに好き嫌い評価がうかがえる。
さらに、家内の最高点評価は85点が二回なのだが、私の評価には90点が三回もある。自分に甘いのかな? 料理は誰のためにするものなのだろうかなどと考えてしまう。
11月になってからは、評価についてのコメントも記録することにした。11月4日、「鶏挽肉と砂肝にササミ・胸肉を加えたつくねバーグ」、私65点、家内55点と高くない。(野菜も肉も)みじん切りはもっと細かくすることと記録してある。当然であろう。包丁使いが習練されていないから細かく切るのは難しいし遅い。
11月7日、釣ってきた「ベラの煮つけ」と「ハゼ・カサゴのから揚げ」、評価点の記載はなく、ベラの煮つけには大きい鍋を使用すること、から揚げは同じ魚の一種類ずつのほうが良いと注意書き。魚はゆったりと鍋に敷いて煮るのが基本なのだ。また、別種の小魚を一緒に揚げると、味が移ってしまってそれぞれの特性が失われるように思ったのだろう。
ちょっと話がそれるが、ここでハゼの名誉のために、少しハゼについて記しておこう。ハゼは幼い子どもでも釣れるとか、何にでもすぐに飛びつくなどと、どちらかというと軽く見られているようだが、ハゼのレシピを見てみると、どのレシピにも、まずは「釣って来よう」から始まる。
つまり、スーパーや魚市場でも入手することがかなり難しい貴重な魚なのだ。また、刺身に至っては高級料亭でしか食べられない高級魚とされている。私は釣ることも好きなのだが、夏の小さいものはから揚げ、晩夏の中くらいのものは塩焼きや煮つけ、晩秋には正月用に甘露煮、初冬にたまに釣れる大きいものは家内の手によって刺身にしてもらって、こんなに嬉しい魚はないと思っている。
さて、11月8日の「あっさり仕立ての牛タンステーキ」、両者とも80点、goodと評価が一致していたのは、nice! だと思う。
11月14日、酷いのがある。「プロ直伝!茶碗蒸し」、私50点、家内30点。水は900ccにする、卵は3個にする、油揚げは入れないと注意書きがしてあるのだが、その後2回挑戦しても失敗。卵の固まり具合が上手くできず、好物なのだがもう諦めた。茶碗蒸しは卵の濃淡と固まり具合が勝負だと知った。若いころは家内がよく作ってくれたが、褒めたことがなかったので、もう数十年も作ってくれない。今になって作ってくれない原因が分かったような気がする。
まあ、遊びながらであるが、この年の12月25日まで「男の料理」を続けたところ、家内の90点評価はやっぱり一度もなかった。一方、私自身の評価では11月以降も90点が3回もあったのだが・・・。
年が変わって料理から離れてしまったのは、年末年始で何かと外食とかお節料理などが続いたからであろう。
再開したのは半年後の平成30年の夏、家庭菜園でキュウリやナスがたくさん採れ始めたので、野菜の漬物用としての糠床を作ったらどうかとの発想からだった。レシピを探してみると、これはまたA4サイズ7ページにわたるまでの大作レシピであった。肝心な糠については、月一回の通院帰りに寄る昼の食堂で無料配布していたので容易に調達できた。作ってみると意外と簡単で、夏野菜だけでなく初冬にかけては菜園で採れる聖護院カブや大根の糠漬けまでも利用できた。因みにこの糠床は、今もなお重宝している。
再開後の「男の料理」では、さすがに毎日作るということはなくなっているが、着実に得意 (家内から高い評価が相変わらず出ないので好みのというべきか)料理も増えてきた。「鯛の兜煮」「ブリ大根など」はレシピを確認することなく、調味料も目分量で味を整えることができるほどになっている。
意外にも家内に好評なのは、「豚スペアリブ」であった。これはレシピもたくさんあって色々アレンジしながら作っていた。どうやら自家製のトマトでケチャプを作り、蜂蜜を絡めて煮込むパターンで仕上げた味が一番合っているようだ。今では評価することはやめているが、これならば家内に訊ねてみても90点の返事が聞こえるくらいの食べっぷりになるだろうと、ひそかに期待している。
今年の夏は家庭菜園で初挑戦した、ピーナッツバターカボチャとミニ冬瓜が豊作であった。バターナッツカボチャの「スープ」と「ソテー」「冬瓜のカニカマあんかけ」などが、すっかり定着しただけでなく、子供のころから嫌いであった普通のカボチャまで食べられるようになって思わぬ効果も確認している。カボチャ料理を何度も作っているうちに、菜園で、「美味しいよ」と云われている「すくなカボチャ」なるものを知り、来年はそれを作ってみようと意気込んでいる始末である。すでに種を入手して保存している。
こうして挑戦してきた「男の料理」、プリントしたレシピを数えてみたら157種類あった。このうち自己満足でもいい得意料理が100種に達した時は、立派な主夫認定を受けられるのではないかと思っている。

ところで、延べ2年に及ぶ「男の料理」で、失敗したことが二つある。初めて間がない頃であったのだが、フライパンの油に火が入って一挙に燃え上がった。慌てて蓋をしたのだが炎が飛び出る。フライパンをシンクへ落とそうとして手が滑った。落っこちたフライパンでキッチンのマットに半円形の焼け跡が残った。
もう一つは、収穫した聖護院カブの千枚漬けを何度も作っていて、だいぶ慣れてきたある夜、カブをできる限り薄くしようと切っていたところ、最後の一刀で手が滑った。左手薬指の先端が真っ赤に染まる。思いのほか血が止まらなかったのは、コレステロール管理で血液をサラサラにする薬を服用していたからかもしれない。
やむなくかかった、かかりつけ医で二針縫合することになったのだが、一週間後の抜糸後にはまだ傷口は開いたままであった。結局完治までに1カ月もかかり指先にはいまだ縫合の跡が残っている。
この二つの跡は。男の勲章と思っていいのだろうか。
というのは、阿川佐和子さんと大塚宣夫精神神経科医の対談集『看る力』の中で、
大塚医師「家事は知的労働ですから、男性だってハマると結構面白いじゃないかな」
阿川「料理ができるようになると、長年ちょっと不満だった妻のメニューを、自分好みにアレンジできるようになって、本人にとってもよかったりして(笑)。妻の料理に注文をつけると怒られるからと、ずっと我慢してた人は特に、好きな味を思う存分追求できるようになる。そうなったら、そのうち妻に『今晩出かけるから、ご飯はつくれない』と言われても何ともなくなるぞ(笑)。」
と、「男の料理」で話がはずんでいたからだ。
この二人のセリフが、私の料理意識を変えたことは間違いない。
そして先日、愛知県知多半島の南端、師崎港で格闘のすえ釣りあげた55センチの超大物のヒラメも、自分の手で捌くことができた。その達成感は何ともいえない感動でもあった。
「男の料理」を始めてからは、釣った者の責任として魚の下処理にも自ら包丁を握っている。さらに、ヒラメの十日後には、47センチのウナギも釣った。さすがに、プロのように目打ちをして、サッと捌くことはできなかったものの、ヌルヌルと絡んでくる彼(?)に、動ずることなく捌くことができて、白焼きと「酒蒸しでふっくら! ウナギ丼」を十分楽しむことができた。
折しもテレビから「男子厨房に入ろう!」と、聞こえてきた。



考えてみると長い間、料理をしているものだと感慨深い。



nice!(38)  コメント(21) 

ズッキーニ [日記・雑感]

6月16日、またまた朝からミステイク。
今年初挑戦しているズッキーニ、その成長の素晴らしさに驚いていただけでなく、菜園へ行くことが遅れたときは菜園の仲間が受粉をしておいくれるなど、その人情にも喜んでいた。そして、私は食べきれないのでご近所さんにおすそ分け。


今朝の菜園でズッキーニが「えっー、萎れているぞー」。
P1030255 (3)_LI.jpg
赤い印の部分などの葉が萎れているではないか。一昨日、黄色矢印の部分の実をハサミで収穫するとき誤って茎を1/3ほど切ってしまった。まだ2/3残っているのでいいだろうと思っていたのだが、葉を幾つか落とせば水分の吸収を抑えられるだろうと、その直近の葉茎を切る時、誤りを重ねてさらに1/3を切ってしまった。残っている1/3では難しいだろうから、一応テーピンクをして固定した。すぐ上の実が(青矢印)明日にでも花を咲かせればいいのだが。

テーピング部分。
P1030253 (3).jpg

この部分だけの水やりに午後もう一度出かけたとき、今度はピーナッツバターカボチャの、伸ばそうと思っていた子蔓も切っていたことに気づいた。
P1030256 (2).jpg


先日、小玉スイカの一方の苗が原因不明で萎れてしまっていたと言っていたのだが、実は前日にその苗にだけ水やりを忘れていたことが判明した。念のため一応水をたっぷりあげておいたら、翌日半分程度復活していたので原因が分かったのだ。そして、その後受粉をさせることもできて結実を見ることができたのでひとまず安心はしている。
P1030251 (2).jpg

さて、ズッキーニであるが今からでも苗を入手できれば来月からまた収穫できる。4店舗に当たってみたが、すでに完売されていた。
ここでしつこく粘るのが私、種を購入して播いたぞ。
これで、8月からの収穫に期待が持てる。テーピングが効いて復活するのが一番嬉しいのだか難しいと思っている。
P1030268.jpg
種が3個しか入っていなかったので、ズッキーニは高価なのだと知った。

それにしても最近我ながらミスが多い。

これならば間違いなくできるであろう無水調理鍋で、新物きぬかつぎを茹でる。
P1030257 (2).jpg

P1030262 (2).jpg

P1030265 (2).jpg
わずか水50cc、弱火で30分、簡単に出来た―\(^o^)/

と思いきや、食べてみて今一つ納得ができないなぁ(@_@。


nice!(30)  コメント(15) 

ギボウシ [植物]

6月15日、久しぶりに晴れたので7時に畑。収穫はこのところ定着しているズッギーニ、インゲン、キュウリ、ナス。
今年初めて挑戦しているスクナカボチャ、雄花ばかりで雌花がない。どうせ2時間も経つと萎れてしまうので1つだけ持って帰る。

P1030236 (2).jpg

一昨日、矢合観音で購入したギボウシ(ジューン)を、半日陰になるところを探して植えた。
P1030242 (2).jpg

P1030243 (2).jpg
斑入りのギボウシであるが、何てったって鉢植えは状況に合わせて移動できるところが嬉しい。
鉢替えはしているが、もう7年余り生きている。

当地に家を建てたとき、庭師さんが北側に植えていったもの。
P1030244 (2).jpg
特別に肥料も水やりもやっていないのだが、もう30年も生きている。花も咲かせるのだが裏なので気づかないことも多い。


無水調理鍋のレシピにある「いわし梅煮」を作ったのだが、最初から失敗であった。開きのイワシを買ってきてしまった(>_<)。
でも少し煮る時間を短くすればよいかとちゃんと作った。さらに出来上がって撮った写真がボケている。
味はなかなかよろしい。筑前煮を作った時の余っているゴボウをアレンジで入れたのだが、これが思いのほかすばらしかった。
今度は、イワシをサビキで釣ってきて作ることにする。まだ小型だと思うのだが、数で勝負だ。

それにしても、小さなミスか多くなっている(゜o゜)


nice!(33)  コメント(17) 

蒸し蒸しと暑くて [日記・雑感]

6月14日、昨夜も「地獄八景亡者戯」で1時間。桂米朝の弟子の吉朝篇だったのだが、やっぱり米朝には重さがある。米朝には「この人は、生まれながらの噺家だなぁ」と思うほどの厚さも感じた。
CDを贈ってくれただるまさんの手紙には「吉朝は10年程前に60歳で亡くなりましたが、米朝をして『俺より上手くなる。ただし長生きすればの話だが・・・』といわしめた男です。聴き比べてください」とあった。
私には落語家の将来性を評価できるほどの、何ものもないのでただ印象でしかない。


今朝も雨を理由に朝寝する。

こんな雨でもハイビスカスは4つも咲くんだと驚きつつ、朝食の準備。
IMG_7657 (2).jpg

私が、午前のブログチェックをしていた間に、家人さんは句作をしていたようだ。先日の3句と合わせて8句になっていた。

中から4句引いてみよう。

① 雨模様ハイビスカスのひとり勝ち

② 病みし身に追い打ちかける梅雨しぐれ

③ 大輪のハイビスカスに蝶乱舞

④ 気がつけば我ひとり寝の梅雨ざんまい

①はこの時期にパッと咲いている風景をひとり勝ちとしたところがが面白い。
③は、確かにアゲハもモンシロもつかの間の雨上がりに、羽が重いのか動きは鈍く踊っているようだった。しかし、この句は単に情景描写なので褒められないと思う。
②④の句は、梅雨に掛けて体調不良を訴える寂しさをハイビスカスと対比することで強調している。ただ季語に不安を覚える。
梅雨しぐれは、「迎え梅雨」でどうだろう。
梅雨ざんまいは、体調不良なので梅雨を理由に休憩をひとりで貪っているよという意味なのだろうか? ならば「走り梅雨」でどうだろう。
なかなか自分では作れないので、気楽に個人の感想を述べたもの。


昼食後、予報の強雨前に菜園を覗く。
IMG_3504 (2).jpg
今年は南北に畝を立てたのだが、密になっているようで風通しが悪そう。

IMG_3505 (2).jpg
鳥よけの袋ネットの中で育っていく小玉スイカが嬉しい。下房のミニトマトは早くも鳥に食べられる。

IMG_3501 (2).jpg
彼らには補填がないので自粛もしておられないようだ。


「そこまで言って委員会」を観た後は少し昼寝、食料品の買い出しをして無水鍋による肉料理、ちょっと失敗気味だったが、そろそろ総括をして今後無水鍋を効率的に利用しないといけない。


nice!(35)  コメント(21) 

地獄八景亡者戯 [日記・雑感]

6月13日、昨夜、桂米朝の「地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)」を聴いた。友人であるだるまさんが贈ってくれたCDである。
亡くなった人たちが三途の川を渡るにあたり、地獄か極楽行きになるのか閻魔さんの判定を受けるという状況を、時事ネタを織り込んだ噺。だるまさんは、おそらくその時事ネタにも面白みがあるので、聴き比べたらどうかと、桂吉朝の地獄八景亡者戯も贈ってくれたと思う。


先日、奥様が急逝した盆栽の友人(同人誌「山波」194号に登場させた仮名の鉄さんのこと)を誘って、愛知県稲沢市の矢合(やわせ)観音の門前にある花屋さんへ行ってきた。偶然のことであって、奥様の判定とは無関係。

この辻の左手が矢合観音、その先の両側に花屋が2店舗ある。
P1030218 (2).jpg

P1030219 (2).jpg

P1030221 (2).jpg

P1030222 (2).jpg

P1030223 (2).jpg

観音様にお参りをと思って、財布を開けたら玉がなくて、花を購入した後に賽銭したのだが、私の場合はケチってしまったので地獄判定を受けそうな気配がしている。

残念ながら1店舗は早くも夏休みらしくお値打ち品も見つからず、ギボウシを選んでしまった。
P1030227 (2).jpg

P1030231 (2).jpg

夕食後、よく見ると蓮の葉のようにも思える。何だか変な雰囲気になってきたのだが、今夜は吉朝といこうか。


そういえば雨の中の高速で鉄さんが、「昨夜初めてご飯を炊いた、おかずの作り方が全く分からない」と言っていた。男の料理は早く始めてよかったと思いつつ、とりあえず今朝採った野菜とパックご飯に温めなくても食べられる茶碗蒸しを渡して見送った。


nice!(39)  コメント(12) 

今、いいですか? [日記・雑感]

6月13日朝、「今、いいか?」とスマホが言う。その時は不都合はないので「いいよ」と答える。
私もそうであるが、相手の携帯を鳴らすときは「今、いいですか?」と訊く。了解をもらって話し始める。

しかし、こちらが「いいよ」と言っても何でもしゃべってもらっていいよ、というものではない。一方的に自分の言いたいことをいきなり云われても、当方も戸惑うしムカつく。ここは、受ける側の立場になって話したい内容または話すに至る前置きから始めるべきであろう。
私の場合は、むしろ前置きが長すぎると言われることが多い。


昼前に星が丘(名古屋市千種区)で済ませたい用件が2つあった。
2つ目の用件の前に少し時間があったので星が丘テラスと星が丘ギャラリーに寄る。

星が丘テラスの花。
P1030178 (2).jpg
名札がないので何という花なのか分からない。スマホで撮ると花の名前を教えてくれるアプリがあるらしい。先日、そのアブリを入れようとしても上手くいかないのですぐに止めた。
この近くの某社の課長が、「花壇の社長をよく知っているので、花の名札を付けるように言っておきます」と、もう2年ほど前に言っていた。

星が丘ギャラリーも、コロナ対策が解けて開いていたのでコーヒーをいただきますと言ったら、「水でお願いします」と、言われた。
P1030184 (2).jpg
出されたのはこのevianとストロー。25年ほど前の東京勤務時代、家人さんと青山通りを歩いてみてオープンスペースでこれを頼んだら400円か500円もしたので驚いた。
今やサービスで出してくれる。女性スタッフがコーヒーを運ぶと接客を伴うということで、コーヒーは止めているようだ。ちょっと後ろを見ると「コロナ対策でセルフが基本」のような案内板があった。
持って来てもらって感謝しないといけなかった。この会社、半年くらい前と比較すると繁盛していた以前のようにものすごくいい対応になっている。

今日のギャラリーは、漆工芸。
P1030214 (2).jpg

マスクで少し歩いただけで息が弾むくらい蒸し暑い名古屋、ゆっくりさせてもらってディスプレーを見る。
P1030204 (2).jpg
全国の花の名所が流されていたので、時節柄、山梨県北杜市明野のひまわり畑(日照時間日本一)を残した。


今週月曜日、某調剤薬局でお支払いに際していつものようにクレジットカードを渡しても、男性薬剤師(40歳くらい)がもたもたしていて、痺れを切らせようとした時、「すみません、カードが欠けてしまいました」と言う。欠けた程度あればいいやと思って見たら、割れているのである。そこをセロハンテープで貼り合わせていて時間がかかったようだ。
磁気部分に問題はないとはいえ、何度も離(割)れるに決まっているのでカード会社に電話をしたら。1週間で到着するが再発行代が1200円と言う。事情を話したらタダでいいと言う。
私にはこういう対応が理解できないので、その費用は私に代わって薬局へ請求すべきでしょうと言ったら無言。面倒だからだろう。でも私だって20秒で何十円かの電話代を6分間分負担している。国がお手本にならないので誰が悪いのかよく分からない時代になっている。


今日家人さんと一緒に行った整形外科、家人さんは初めてのリハビリ。理学療法士の誰が担当してくれるのか分からないのだが、家人さんにリハビリ室へ行ってくださいと言われただけ。名前を訊いて今後担当になってくれるらしい人は、最初の挨拶もしない。私であれば「担当の〇〇です。どうぞよろしく」から始めるのだが。

こういうことをブログで何度も書くと、「怒ってばかりいる」と言われる。こういうのを昭和の時代の生き方だ、と悪く言うようなコメンテーターもいる。
星が丘での2つ目の用件先で、超一流会社の管理職者においても信じられないような対応があった。コロナで在宅勤務が続いているからとも思われない。

昭和の爺さんは、こちらが合わせて生きて行くのが「新しい生活様式」っていうものなのか(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾?

今夜は落語を聴きながら眠るしかなさそう。



nice!(33)  コメント(20) 

雨のハイビスカスよりも [日記・雑感]

6月11日朝、昨夜は降ったはずなので、ゆっくりとキュウリの収穫だけに行こうと思っていた。降っている感じがなかったので、6:30に念のためカーテンを開けたら薄日が差していた。気合が入ってないのでもう少し休み、ビン・カン廃棄の日でもあったので7:30に出る。


朝食後にはしとしとと降り始めて、昨日咲かなかったハイビスカスが雨の中でも咲いてくれた。
伊良湖岬(愛知県)のハイビスカス(サマーレッド)
IMG_7636 (2).jpg

IMG_7640.jpg

3日前に、家人さんと整形外科受診の帰りに寄ったスーパーで、珍しく家人さんがアジサイを購入すると言う。脊柱管狭窄症の確定診断で落ち込んでいるといけないと思いプレゼントしちゃった。
IMG_7641 (2).jpg
茎に支柱を立てて、右へ傾けて扇型にした。

IMG_7639 (2).jpg
そいういえばこのアジサイ、名前が付いていなかったねえと尋ねたら、「ピンクアジサイでいいがねー(名古屋語)」と戻ってきた。私にはこの大らかさがないので反省。

夕方の配達で、だるまさんから「コロナ見舞に落語CD」を、と6枚が届いた。
P1030174 (2).jpg
米朝の「地獄八景亡者戯」は、上方落語の大ネタだそうだ。「弟子の吉朝のものと聴き比べてください」とあった。
落語を楽しんで「いい歳なんだから、もっと大らかになれ! 」ということかな。
手書きの手紙が嬉しい。スマートレターなので信書同封可なんだ。


すでに4つ咲いた花菖蒲(三夕感)も、5番目6番目の花をつけた。3茎なのでこれが最後か。
IMG_7643 (2).jpg
菖蒲もしとしと雨の方が見映えがする。


今朝の収穫はキュウリ6本、ズッギーニ1本、長ナス1本、インゲンの初採り多数。
P1030168 (2).jpg
インゲンを収穫していた時、夕食はインゲンの天ぷらにしようかと思いついた。ナスも早採りしたのだが、最後に採ろうと思っていた大葉を採り忘れてしまった。
最近、とみに忘れることが顕著になってきた。しっかりしたいと思ってはいるのだが、熱いうちにと急いだので、出来上がった天婦羅の写真を撮り忘れている。

エビ・タマネギ・シイタケも加えたのだが、家人さんが完食したことが「男の料理」の評価である。



nice!(31)  コメント(18) 

ウツギ [植物]

6月10日、午後から雨予報だったので、朝の菜園では畝の肩のあたりのマルチングに小穴を開けて肥料を入れておいた。予報通りお昼ごろから降り始めたものの小雨程度。明日はかなり降ってくれそうなので今日の作業の効果が出るだろうと思う。それにしても長い間降らなかったので水やりによる腰の悲鳴が聞こえ始めたときだった。


プラ鉢のウツギが、水の吸収が悪かった。密になっていた根を少し崩して、空いていた絵付け鉢に鹿沼土単用で植え替えたら一挙に咲き始めた。
P1030158 (2).jpg

P1030162 (2).jpg

P1030161 (2).jpg



当地も梅雨入り宣言されたようで、明日からは連続の傘マークがついている。
これで、やっと腰を休ませてあげられる。休み過ぎてもいけないし、そのあたりの塩梅が難しいので長くお付き合いをしているしだい。


nice!(33)  コメント(22) 

本格収穫の始まり [家庭菜園]

6月9日、昨日の藤井聡太7段はLIVEで観るべきだった。何と連続16回の王手を凌いで1手で詰んだらしい。昨日のニュースで見たときは、何で渡辺さんが最期の1手まで投了しなかったのか不思議に思っていたら、互いに持ち時間がなくなって藤井さんの受けながらの1手が王手となって詰めたんですねえ\(◎o◎)/!
昨日の午前は、先日奥様を亡くされた盆栽の友人が来訪、友人の「夜が独りで耐えられない」の一言が寂しい。午後は、食料品の買い出しの後、夫婦そろっての整形外科受診。私のリハビリ後、家人さんの脊柱管狭窄症のセカンドオビニオン結果を院長に知らせて、手術を回避するための今後の治療方針などを決めてきた。
ということで、将棋のことは全く忘れていた。


今朝の収穫、大玉トマト(サターン)の初採り。
P1030128 (2).jpg
大玉トマト、キュウリ、大葉が採れたので昼食は冷やしラーメン。先日購入した無水鍋セットには大小のノンオイルフライパンが付いているので、小フライパンで卵焼きを作った。

蓋をしてみたら卵の水分がこんなに蒸発してきた。
P1030129 (2).jpg

P1030130 (2).jpg

P1030131 (2).jpg
1分51秒で止めてみたのだが、成功といっていいと思われる。

P1030132 (2).jpg
卵はこれまでのフライパンよりきめ細かくふんわり感がある。
トマト言うまでもなく、購入品とは違う。
食材を切ったのは家人さんであることを、家人さんの名誉のために記しておこう。
「食欲がないので少しでいい」と言っていた家人さんもペロリ。トマト娘と云われていた家人さんのために大量のトマトを作っているのだから、食べて貰わないと困る(のであります)。

また、やってしまった失敗。以上のところまでの下書きをして、家人さんの眼科医への運転手&付添人。今日の診察予約が15:30だったので帰宅後は料理と午後の水やりで忙しい。予約投稿を明日の00:00に設定したつもりが、既にアップされていた。このことに気づいたのが夕食後の19:30。 既に這い上がるママ様からのコメントがあった、すみません。

家人さんの眼科医定期検診結果は、波はあるものの低いレベルで安定している、と理解した。
帰宅後の夕食、例の無水調理器セットで「いかと里芋の煮物」、「サンマのコンフィ」を同時進行で、独り言を録音しながらやってみた。
所要時間1時間、独り言料理で楽しくやらないとやってられない。
水やりは申し出があったので家人さんにお願いした。


さぁ、明日も畑の早朝野菜が待っているので風呂入って眠ろうかと思い、最後にメールを確認したら、アニマルさんとだるまさんから届いていた。だるまさんのメールが料理関連だったのでアップしておこう。
IMG_3267 (3).jpg
「レタスとミニトマト皿は生産者は私ですハムエッグは上手くいきました。皿は古陶小に織部をかけたものです。自給自足です。」とあった。だるまさんも家庭菜園と料理とお皿陶芸まで全部やっているのかな。
アッパレー\(^o^)/


nice!(37)  コメント(18) 

無水調理鍋 [食事]

6月8日、一昨日から無水調理鍋を使ってみている。
最初は、最も簡単そうな「お湯を沸かさないゆで卵」で鍋の特徴を知ろうとした。

P1030113 (2).jpg

次に、冷凍たこ焼きと少しのブロッコリーで、どうなるのか実験。
P1030117 (2).jpg

ゆで卵は、かなりらくちんだったと思う。たこ焼きはいつものレンジ暖めよりふかふかしていて熱い。ブロッコリーはあまりにも少なかったので少し焦げた。

次は添付のレシピではなく、ネットから引っ張ってきた「「無水鍋で作る絶品肉じゃが」。
P1030120 (2).jpg
ちょっと柔らか過ぎたが味はいい。

そして、今夜は添付のレシピにある「ナスとピーマンのオイル蒸し」。
P1030126 (2).jpg
菜園で採れ過ぎているズッキーニと冷蔵庫に残っていたもやしと豚肉も投入した。
これもやや柔らかすぎた感じだが、味はnice!

レシピの基本が3~4人分なので、2人用に調整するのが難しい。
そしてガス火は、中火か弱火を基本として余熱利用なので、思っていたより時間を要することが分かった。
次からは、肉、魚、汁物と体験して、本格利用はそれからになる。
そろそろ「男の料理」にも飽きてきたので、楽にいければと思ったのだが、美味しいものをいただくことは簡単にはできないものだと実感。



nice!(30)  コメント(20) 

文七元結(ぶんしちもっとい) [だるま広報]

6月7日、競馬趣味はなくても今日はLIVEで見なくては、と見たらアーモンドアイの記録はならなかった。

だるまさんから、古今亭志ん朝の「文七元結」のCDが届いていたので聴いたところ、野風さんが出てきそうな気配がしたので静聴した。以前、だるまさんが同人誌「山波」に書いていたことを思い出し、原稿を送ってくれるように依頼したら、わざわざ加筆修正したうえ、自粛が解かれた陶芸教室で作陶中のだるまさんの顔写真がひっ付いてきた。
「アップしてよいか」と訊いたら、「どうせマスクと禿げ頭だから、モザイクはかけなくていい」とメールにあったので、遠慮なく。
休憩も必要だろうと、真ん中あたりに挿入することにした。



     文 七 元 結
       遅咲き名人十一代 金原亭馬生

                      東谷山六兵衛

「お見逸(みそ)れしやした。馬生師匠!」
思わず叫びたくなった。
十一代目金原亭馬生『文七元結』を、リニューアルした大須演芸場の師走定席寄席で聴いた。
この噺は三遊亭圓朝作の江戸人情噺である。
多くの噺家がこの噺を語るが、この噺を語るには噺家としての品格と年輪を重ねる必要があるだろう。
先代金原亭馬生のファンであった私はこの大名跡を襲名した当代馬生の噺を楽しみにしていた。
大須演芸場での『文七元結』といえば、古今亭志ん朝の伝説となっている高座がある。私もCDで聴いたが、この噺の最後の場面で立見席もでる満員の客席のあちこちから、啜り泣きが聞えたという。観客の心を噺の中に引きずり込んでしまった志ん朝という噺家の力量にはあらためて凄みを感ぜざるを得ない。

この噺の主人公、左官の長兵衛は本所だるま横丁の貧乏長屋に女房とお久という十七歳になる一人娘と住んでいる。いい腕を持ちながら、博奕三昧、家財道具や着物まで売り払い、年も越せない有り様である。
ある夜博奕に負けてスッカラカン、着物までも博奕の形に取られて法被一枚で帰ってくる。
「お前さん、また負けたんだろ。どうするんだい。年を越せないじゃあないか・・・。それより大変だよ。お久がいないんだよ。長屋の連中も皆で探したんだが見つからないんだよ。お前さんの博奕狂いで家の中は真っ暗だよ。それで家出したんだよ。お久は。大川にでも身投げしたら、私やこの家を出ていくよ。・・・」
今夜もお決まりの派手な夫婦喧嘩の真っ最中。
そこへ「御免下さいまし」と吉原の遊郭 佐野槌の使いの者が来る。佐野槌は吉原でも名うての大店(おおだな)である。
「お取込み中すみません。お久さんがうちに来ています。ついてはすぐに長兵衛さんにうちに来るように、と女将さんから言付かって参りました」
「そうか、お久は佐野槌にいるのか、しかしなぜ佐野槌になんか……」お久が生きているとわかりホッとした長兵衛は、女房の着物を奪うように羽織って、這う這うの体で佐野槌に駆けつける。佐野槌に上がり込むと、女将の横でお久は、めそめそ泣いている。
「どこへ行ってたんだ、この馬鹿野郎! おっ母も心配しているぞ。すぐ帰るんだ」
お久を叱りつけ、無理やり連れて帰ろうとする長兵衛に、女将は「そんなことをいうと罰が当たるよ。この娘はねえ、自分から身を売って、お前の借金を返そうとしたんだ。今時こんな事をいう娘はいないよ。こんないい娘を持ちながら、博奕をやめられないんじゃ駄目じゃあないか。借金はいくらあるんだい」
「へい、五十両ほど」
「五十両貸そう。そして一年後の大晦日迄に返しておくれ。それまではこの娘を預かって女一通りの事は身につけさせよう。その代り期限が一日でも過ぎたら、私は鬼になるよ。女郎として店に出すよ・・・」
「ありがとうごぜえます。お久待ってろよ。皆さんに可愛がられるんだぞ。お父つぁんは博奕をやめる。きっと迎えにくるからな」
女将にきつく諭された長兵衛、その五十両を押し頂いて帰る途中の吾妻橋で、身投げをしようとしている若い男に出会す。
「おい、ちょっと待て。早まるんじゃあねえ」
わけを聞いてみると、水戸様の処で集金した五十両を掏(す)られたという。このままではお店(おたな)に帰れないので死ぬといって聞かない。
思い余った長兵衛はこの若い男に「死ぬな。死んだらお終いだ.。早まるんじゃあねえ」と、いい聞かせて、身投げを思いとどまらせる。
「この五十両は、17歳になるお久っていう一人娘が身を売ってこしらえた金だ。佐野槌の女将が情け深い人で、1年待ってやるがそのかわりその五十両を来年の大晦日迄に返さないと娘は女郎になる。この五十両をお前にやると、都合百両。とても返せねえ。せめて神様に娘が悪い病に罹らねえように、かたわにならねえように、毎日拝んでくれ。そのかわり死ぬな。娘は女郎になるだけだが死んじゃあおしめえだ。」
その五十両を叩きつけるように若い男に渡して長兵衛は立ち去る。
この噺のクライマックスである。
長兵衛のような男の事を評論家矢野誠一は「破滅型善人」という。医学的には循環気質と呼ばれ、躁うつ病とは隣り合わせだという説もあるそうである。
娘と女房に対する申し訳のなさと、死ぬという若い男を助けねばならないという侠(おとこ)っ気が絡み合う江戸っ子気質の長兵衛の胸の内を、馬生は抑えた口調で淡々と語る。余談ながらこの場面での五十両は咄嗟に出して、叩きつけるように渡せと師匠から教わったという。その思い切りが噺の切れというものだそうである。
五十両を受け取った若い男は、日本橋にあるべっ甲問屋近江屋卯兵衛の店の文七という手代である。
夜遅くに店に戻った文七は、すでに五十両が水戸屋敷から届けられていることを知る。掏られたというのは勘違いで、碁に夢中になった文七が碁盤の下に忘れてきたのだ。
「取り返しのつかない事をしてしまった。お久さんが女郎になる」慌てた文七、主人卯兵衛にこの五十両を貰ったいきさつを半泣きになって話す。
話を聞いた卯兵衛は「一人娘を売った大事な五十両を、見ず知らずの者に与えるような男がこの世にいたのか」と感心するやら、あきれるやら。
翌朝、卯兵衛は文七を連れて夫婦喧嘩真っ最中のだるま長屋を訪れ、五十両を返し、「あなた様のような人間は、我々商人仲間にはいない。是非、親戚付き合いを」と文七の後見人になることを長兵衛に頼む。
そしてお礼にと角樽二升と酒の肴を届けさせる。
「ありがてえ、酒は戴くが肴はいらねえ」
「まあそういわずに」と送られた肴を見てびっくり。


12089363451064 (002).jpg
やっぱりアップするものの良識としてモザイクをかけた。メールに付いていた説明は、「土は3月に仕入れた信楽の土です。3カ月たっていたので固すぎるかと思いましたが何とか使えました。見た通り黒っぽい土ですが焼くと白くなります。」
だるまさんは、そぞろ歩きから陶芸に転じたようだが、「そぞろ歩き」の続篇も待っている。

送られた肴は駕篭に乗って、きれいに着飾ったお久であった。
卯兵衛がお久を見受けし、酒の肴として長兵衛夫婦の元に返したのである。
お久はまず、真っ先におっ母さんを探し出し、抱き合って喜ぶ。そして大団円。
この場面が件の大須演芸場啜り泣きの場である。
後に文七は、お久と夫婦になって麹町貝坂に元結屋を開き、たいそう繁盛したという。
この人情噺を、名人と言われる噺家たちが皆、自分の噺として味付けし、語り繋いできた。
何回聞いても泣ける噺である。先代に似て当代馬生も粋な江戸前の噺家であるが終わった後、座席で余韻に浸っていたくなった。「お見逸(みそ)れしやした。馬生師匠!」である。
この噺、登場人物が皆、真っ正直であり、粋である。
博奕好きの破滅的人間として登場する長兵衛は、娘が身売りして作った金を、大川に身投げしようとした見ず知らずの男に与え、娘のお久は博奕狂いの父親の借金を返すために身売りまでしようとする。
そして、どういうわけか名前が出てこない長兵衛の女房は、なさぬ仲の先妻の娘のお久を、実の娘以上に可愛がる。お久もまた実の母親のように慕っている。
佐野槌の女将も近江屋卯兵衛も、世間を知り尽くした人間の矜持と粋がある。佐野槌の女将のポンと五十両出す場面で、期限までは女一通りのことは身に着けさせるが一日でも期限を破ったら鬼になって客を取らせるという台詞は、遊郭の女将ならではの凄みがある。今でいうギャンブル依存症の長兵衛さんもその迫力に圧倒されたのだろう。
この噺を十一代金原亭馬生で聴くのは初めてである。
十代目馬生が偉大だったため、この金看板を継ぐのを一門の先輩、金原亭伯楽や五街道雲助は敬遠したという。
結局、当時の金原亭馬治にお鉢が回ってきた。
平成11年、先代馬生の十七回忌に志ん朝の肝入りで十一代金原亭馬生を襲名する。
芸事の世界で金看板を引き継ぐ者は先代と比べられ、先代との戦いであるとはよく言われる言葉である。
馬生は昭和22年東京銀座生まれの商家の若旦那であり、生粋の江戸っ子である。
馬生は、同世代の今を時めく、志の輔、市馬、権太楼、さん喬、五街道雲助らと比べると地味である。
「この落語家に注目」風の本にもあまり、取り上げられない。すぐ下の世代には、市馬、喬太郎、菊之丞、白酒などが控えている。
この若旦那は見習い時代に、先代から一度クビになっているという。寄席の数が減り、演じる場所も少なくなり、前座があふれていた時代である。
3年後、兄弟子五街道雲助の口利きで復帰するも、師匠の先代馬生が早すぎる死を迎える。
その後、先代の一番弟子金原亭伯楽の弟子になり、前座、二つ目と昇進するが、今ほどホール落語もない時代であまり声が掛からず、修行の場も少なかったという。
馬生一門のおおらかな弟子の育て方のせいか、銀座木挽町の若旦那のせいか「俺が、俺が」という無粋な生き方ができなかったのであろう。
波乱万丈、苦労人でもある。 
余談ながら昭和22年丁亥(ひのとい)生まれの私と同い年である。もっと上かと思っていたが……。
本日演じた左官屋長兵衛も、他の噺家に比べおっとりしている。これでは博奕に負けても致し方ないか・・・。
先代馬生も話に品格があった。
馬生は長年、高座舞(註一)でかっぽれを踊り、鹿芝居(註二)で二枚目切られ与三郎を演じ、芸域を広げているという。
10年前から取り組んでいるという圓朝噺(註三)も円熟した話芸で、是非聴いてみたいものである。
噺家としては整った顔立ちの、今の馬生の江戸の匂いのする落語は、先代の足元にやっと及んだのであろう。
「世の中スイスイ お茶づけサラサラ。何でもいいんだよ 何でも。世の中もっと面白いものなんだ。でもどうでもいいんじゃあないんだよ。」
先代馬生の口癖であったそうだ。
噺家は60代から円熟期を迎えるという。
遅咲きの十月桜にも似た、十一代目金原亭馬生の渋い芸に出会える日を楽しみにしている。。


参考文献 
『落語家の値打ち 十一代金原亭馬生 』うなぎ書房
『落語を歩く 鑑賞三十一話』矢野誠一 河出文庫
『落語への招待二・三 別冊歴史読本 新人物往来社

註一 高座踊り 定席寄席でトリの落語の後の余興の踊りの事。落語家は踊り、都都逸、義太夫、歌舞伎などに通じており、それらの芸事が噺の肥しになっている。古今亭志ん朝の「住吉踊り」が有名である。

註二 鹿芝居 噺家(ハナシカ)からハナを取って漢字で鹿(シカ)とした。噺家で演じる芝居。歌舞伎や落語の演目を演ずる。歌舞伎の「与話情浮名横櫛 源冶店」(お富与三郎)などを題材にした鹿芝居が国立演芸場、上野鈴本演芸場で演じられている。 
 
註三 圓朝噺 江戸末期から明治の落語家三遊亭圓朝が作ったといわれる人情噺や怪談噺である。
人情噺に「文七元結」「黄金餅」「塩原多助一代記」
怪談話に「牡丹灯籠」「真景累ケ淵」などがある。正岡子規も圓朝を聴きによく寄席に来たという。


P1030122 (3).jpg


お後がよろしいようで。


nice!(29)  コメント(22) 

閑話休題 [日記・雑感]

6月6日、午前4時に目覚めてセカンドとサードオピニオンドクターを決めた。
菜園の水やりに出かけようとした7時、花菖蒲3花の一挙開花を確認。やっぱり地植えの違いをまざまざと見せつけられた。

20200606080937_p (002).jpg

今朝の午前中着予定で、10日ほど前に発注していた無水調理器が、10:30に届いた。

セカンドオビニオンドクターは比較的近いので、無水調理器が11時までに届かない場合は週開けにしようと思っていた。

セカンドオピニオンでの病名は同じあったが、今後の手術可否判断は私の整形外科かかりつけ院長とは異なっていた。サードオピニオンは急がなくて良いというか、必要なしで基礎疾患優先判断とした。

探していた血圧計が家人さんの小部屋から出てきた。
125-75の正常値を示した。
今夜はゆっくり休みたい。


nice!(31)  コメント(14) 

神の試練 [日記・雑感]

6月5日、名古屋の最高気温は33.2度で、オッー、もう真夏でした。
長野県はもっと高温だったようですねえ。

皆様、おはようございます、730回目です。

腰痛のプロだと自負していたことが、外れて良かったと思っていたのに、やっぱり医師よりも私の診断の方が正しかったようです。
レントゲンだCTだMRIだと言っていても、腰痛に限って言えば毎日一緒に暮らしている観察眼の方が的確だったということでしょう。
↓ 私の診たて
https://bontsusha.blog.ss-blog.jp/2020-05-14

昨日は、数年来の深い悩みの解決に向けて新たなスタートが切れたと、かなり舞い上がっていたのですが、今日はどん底でした。
午後、いつもの整形外科へ腰痛マッサージに行ったら、MRIデータを渡しておいた院長が、私のことより奥様が、と切り出してくれたのです。
別にそんなの大した問題ではないと思われるむきも多いかと考えるのですが、〇〇と〇〇の上に、私の診断が当たってしまったのは、私としてはもう戸惑い、残念としか言いようがなかったのです。


今朝の畑では、2つ植えていた紅小玉スイカがなぜか突然に一方が枯れていたので驚き、どう考えても原因が分からないのです。
IMG_3458 (2).jpg

一方で、いつもは止まってくれない蝶が、黄も白も撮れました。
IMG_3449 (2).jpg

IMG_3452 (2).jpg

おまけにナスの初収穫、ミニトマトもちゃんと2個採れて、今日は仲良く1個ずついただけると思っていました。
IMG_3460 (2).jpg

昨年とは違い、今年はキュウリが順調すぎるくらい咲いています。
IMG_3440 (2).jpg

それにしても、夕方の院長宣言は衝撃、家人さんにはまだ言っていないのですが、基本、なんでも直球勝負の私に、変化球は利かなかったようで家人さんは気づいてしまった様子。
元々、私が手配して撮ってきたMRIデータなので院長から引き上げてきました。セカンドもサードオピニオンも確認してから、どのように暮らしていくものか判断するつもりです。


「JIN=仁」で何度も聞こえていたのですが、「神様は乗り越えられる人にしか試練を与えない」と解釈します。
親鸞聖人の家なんですが、私はどちらかというと聖書主義です。
さて、もう一度気合を入れ直すしかないのですが、ともあれ血圧計がまだ見つかっていないのです(>_<)

あー、横田さんのお父さんが亡くなってしまったのですね。人生の半分も救出にかけてきたのに、これにも安倍ちゃんは応えられなかったのです。
確か言ったよねぇ、「次は私が行くしかない」と。


nice!(29)  コメント(17) 

あー、スッキリ [日記・雑感]

6月4日、このブログは日記雑感をテーマにしているので、ほとんど正直にその日の出来事とその日に撮った写真をアップしてきた。
明日で730回目(2年)を迎えるのであるが、ここ5年ほど前から胸につかえていた大きな悩みがあった。いくらなんでもブログにはオープンできないことなので、時々意味不明なこともあったと思う。
3年目に入る前に、このブログをクローズしようかとも、ここ数日考えていた。
しかし、ここへきた今夕、文春砲のごとく激的に一歩を踏み出せることができた。この一歩で、自身がものすごく救われたのであるが医療問題がらみなので、まだ詳細は記せない。おそらく1年後もしくは2年以内には努力してきた結果としてオープンにすることを神様が許してくれると思う。
それをすることで、多くの皆さんの参考になるだろうとも思うから。
令和2年6月4日は、新しいスタートをする記念すべき日になった。


高齢化しても血圧は正常値を示していたのだが、このところ医療機関で測る血圧が異常に高かった。これはちゃんと自宅でも測らなくてはと思ったら、血圧計が何処かへいってしまった。まだ新しいものなので再購入の気にはならない。
とりあえず今日の一歩で、血圧は下がるであろうと期待している。


少し湿っぽくなったらアップで撮ろうと思っていたアジサイ、10日間天気予報では大きな雨はなさそう、待っていると終わってしまう。

斑入りの葉
IMG_1559 (2).jpg

IMG_1568 (2).jpg
鉢植えで2年間咲かなかったのだが、地植えにしたら一発で応えてくれた。

アジサイも新たなスタートを切ったみたいなので、来年はもっと大きく力強くなってくれると思っている。


nice!(30)  コメント(16) 

消費者対応 [日記・雑感]

6月3日、今朝の収穫はシャキットキュウリ2本とズッキーニ1本。昨年と違い今年のキュウリは早くから順調。
緊急事態宣言が解除されて、当地のスーパーがとても密になっている。このところ早朝の畑作業の帰りにスーパーに寄っている。早くから開いているところなので客も少なく素早く買い物が終えられるので、普通の買い物品目であればいいと思っていた。


今朝は12品を購入して帰宅して気付いた。

P1030107 (4).jpg
なんとカビが・・・。
朝のスーパーは人手も少なく、青果部門の品出しは大変。面倒だったが再びスーパーのサービスカウンターでレシートを見せて、別の商品(カットフルーツ)に替えた。

「すみません」とだけ言われたものの、先に購入した商品も全部打ち直して新しいレシートに交換された。その間、待っていたのだが、私としては差額を支払うか返金してもらうか、だけでいいのだが。今回の場合は108円の返金であった。このレシート交換作業が誰のための仕事なのか私にはよくわからない。
仮に、私が電話で苦情を申し出たとしたら、どのような対応をされたのだろうか。
想像はできるのだが、どうも、あっちでもこっちで消費者(患者含む)対応がまずくなっているように思う。大げさに言えば危機管理意識が不足しているとしか思えない。

先日、ルンバを購入した時もそうであった。口頭で売買契約が成立しているのに、それからの店の手続きで1時間弱待っていた。「新入社員なので申し訳ありません」と言われたので冗談を言いながら待っていたのだが、レジがまともに打てなかったのだから。
研修もしっかりできないほど人手不足、あるいは人件費節約?


家人さんと同じようにというより大先輩として午後から腰痛が酷い。頑張って水やりをしないと枯れてしまうと気合を入れる。
春に植えた梅の木にミノムシンを発見。子どもの頃はよく見たものだと懐かしい。
20200603160158_p (002).jpg

続いて男の料理をしていると、家人さんがヨタヨタと手伝いに来たのだが、終わったらスタスタと歩いている。腰痛とはそういうものなのだが、偉そうなことを言うのはMRIの結果を訊いてからにしたい。
実は整形外科医には、MRIで特別な異常がなければ「理学療法士さんと一緒にストレッチを勧めてやってもらいたい」と頼んである。
1人でストレッチは、よほどの意思がない限りできるものではない。
私の腰痛とは異なりマッサージは合わないと診ているので。


nice!(32)  コメント(20) 

ミニトマト1個 [日記・雑感]

6月2日、最高気温30.5度。
昨日の心身疲労から早朝の起床は難しかった。久しぶりに朝寝しようかと思ったのだが、燃えるゴミ出しの日であり成長期の野菜たちには水やりが必要だと8時に起床。外へ出たら夜中に一雨あったようだ。


菜園で、収穫してよいミニトマト1個を採る。
P1030099 (3).jpg
初物の貴重な1個なので2人で半分ずつ食べようとしたら、家人さんは「私はいいですよ」と購入品を食べる。ミニトマトは年中グラム売りされるようなものなのだが、そういう問題ではない。
私は、水分が多く甘さの中に新鮮な青い味がnice! と思うのだが、無理に食べた家人さんは無感動であった。小さな初物1個を二人で分けたところに大きな意義があると思うんだが。
もう少し経つと「やっぱり違うね」と云うことは分かっている。生産者と消費者の心情の差である。

午後も寝っ転がってTVを観ているとコロナ関連ばかりで、腰と背中が痛くなる。気合を入れて水やりをしただけでやや改善する。

地植えにした斑入りのアジサイが咲き始めた。
20200602164009_p (002).jpg

赤のキリンソウにもしっかり水やりをしていたら、福ちゃんも外を覗いている。
20200602163630_p (002).jpg

医療問題に触れていると疲れるばかりで、皆さんも楽しくはないと思うので堪えることにして、だるまさんが贈ってくれた、古今亭志ん朝「文七元結」のCDを聴こうかと思う。
寝つきだけは良いので、それが問題である。


今月のカレンダーを忘れていた。
魚拓カレンダー
P1030101 (2).jpg
シロギス
若いころ、知多半島伊勢湾側の海岸沿いを手漕ぎのボートでキス釣りをしていて随分流されてしまい慌てたことを思い出す。

盆栽カレンダー
P1030102 (2).jpg
真柏かと思ったら、一位の木であった。樹齢約200年とある。

日々に色かはりゆく新樹かな  虚子

新樹だけでなく気持ちも日ごと変わっている。もう安定すべき歳なんだが(ーー;)


nice!(29)  コメント(14) 

ちょっと疲れています [日記・雑感]

6月1日、今日も医療問題で疲れました。
コロナで医療崩壊ではないかとの声がちらほらありましたが、私はコロナ以前に身近な医療については、すでに医師崩壊しているのではないかと思っています。


今朝、家人さんの某クリニックへの運転手を務めようとした折、昨日から待っていた花菖蒲(三夕感)が咲いていたのを確認しました。
20200601165354_p (002).jpg

この医師崩壊については、拙ブログにご訪問いただく皆様や同人誌「山波」の読者の中には、医療関係者もいらっしゃるだろうと思い、詳細はこれまで記していません。今日もバカらしくて詳細を記すエネルギーが残っていないので、とりあえずちょっと考えます。

あっ、そうそう、家人さんの某クリニックの後にMRI検査だけに行ったスパインクリックの待合室で見た映像、「JIN-仁」で頭蓋骨にドリルを入れたときの映像とほとんど同じでした。
この10年間に私が経験した身近な医療問題、詳細を記してみようかと思うのですか、「止めるぜよー」と、明日になると気が変るかもしれません。
でも1度は、私が経験してきたことをお知らせするのも必要なのかと迷っています。

今月のカレンダーは順延します。


nice!(36)  コメント(16) 

福ちゃんと見守る花菖蒲 [日記・雑感]

5月31日朝、今年鉢から抜いて地植えにした花菖蒲の蕾に気づく。昨日はまだ葉の先が膨らんだ程度であった。
昨年の6月12日には、1日で一挙に咲いているので、もしや今日咲くのかと福ちゃんと一緒に見守っていた。

IMG_7633 (2).jpg

20200531153653_p (2).jpg

私は、「JIN=仁 完結編最終回」を観ながら、涙を家人さんに見られないために外を観る。福ちゃんは自分の部屋で眠ったり、「ギャー、ウー」と叫んだり、外を観て落ち着けたり、食事を摂ったり、家人さの横で眠ったりと身の置き所に困っている様子。

「仁」を観ていると、やっぱり家人さんも福ちゃんも自分がきっちり最期まで見守っていくのが使命のように思ってしまう。

今日はシャキットキュウリ1本の収穫があった。
P1030082 (2).jpg
もう7、8年も前に余った土で作った小皿。
これがほんとのキュウリのQちゃんではないかと、ふと思う。

これまで使っていた私の湯飲み茶わんが欠けたので、新しいものを使っている。
P1030084 (2).jpg
素焼き後に面白半分に、私と家人さんが両側に好みの絵を描くことにしたもの。

右側が家人さん。
P1030087 (2).jpg

左、私。
P1030086 (2).jpg

何だか好みとか性格とか、はたまた血液型まて想像できるような貴重な作品になっている。

夕食後、まだしとしとと降っていたのが、花菖蒲に大きな変化はなかった。
P1030096 (2).jpg

クレマチスの花の第一波が終わった。
P1030094 (2).jpg

コロナと異なり、第二波を迎えるためにどのように切り戻そうかと考えている。

そうそう、先日獣医さんに電話したところ診察中だった。わざわざ数時間後に電話をいただいて、無料で15分もテレフォン診察をしてもらった。
福ちゃんのかかりつけ医は、仁のようないいお医者さんだ。
犬のラッキー君から、もう30年以上お世話になっている。


nice!(30)  コメント(18)