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中京水石会会長からのLINE [投稿]

10月24日、朝から快晴。
釣りの師匠から電話があり、昨日、愛知県知多半島師崎港で手のひら級メバルを15匹ほど釣ったという情報でした。誘われていたのですが先週末に釣行したところであり、鑑賞したい盆栽展も多くてタイトなのでお断りしていました。しかし残念!


友人である中京水石会々長のOさんが、K盆栽展へ水石を出展したということで、写真をLINEで送ってきてくれました。この盆栽展は愛知県豊田市の和風庭園内の古民家で開催されている、比較的上級の盆栽家あるいは盆栽鑑賞者が保有している作品が出品される展示会と理解しています。昨年も今年も他の展示会と重なっていたため鑑賞できませんでした。

私が水石を多くの人に知ってもらうためにも、投稿を促していたOさんは、盆栽も愛好されていますが、折角なのでOさんの水石の世界のみをご紹介したいと思います。


「滋賀県の瀬田川石で、虎石と呼ばれています。銘は仙翔(せんしょう)です。」

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「仙人が瞑想し、岩山で修業した翔(き)を地上の修行僧にとばす空間を表しました。」

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「軸は茶掛けで、山清く色づき(wild注 く?)秋をあらわしました。」

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「書院には、新潟県の糸魚川海岸で拾い上げた僧侶を据えました。」

糸魚川石、「僧侶」
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「床飾りは全体で小宇宙を表現するため、難しく、決まれば素晴らしい飾りになります。わたしも修行中です。」

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「高さは、7センチです。」

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「横姿です。台座は自作です。」

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LINEでいただいた単体写真と説明文では理解できず、こうして繋げてみると何となくOさんの想いが分かるような、もしかするとOさんは仙人になることを目指しているのかな? などと。
ならばwildboarとしては仙人に近いものを目指そうと、家人に訊いてみました。
「仙人に近いものって、何があると思う? 」
家人「ちゃん(我が家の猫)です!」と。
「なるほどー」

これまで単体としての「石」しか見てこなかったので、何だかOさんがとてもスケールの大きい異なる世界にいる人のように思えてきました。


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