SSブログ

水石と盆栽展 [鑑賞]

11月19日(日)、午後一番でかつて所属していた連盟の展示会へ行く。
出展している人はもう知らない人が70%ほどで、知っている人は私よりも高齢の方が多い。盆栽の友人もついに来れなくなったようだ。


今年の文化祭のテーマとしては「繋」。
P1080092.JPG

静岡県 天竜川石 銘 『繋』 「つなぐ」~明るい未来へ~
P1080094.JPG
会長としてはちょっと辛い命名となっているのかな。

海外石(アメリカ) 銘 『アンモナイト』 約四億年前の化石と言われています
P1080098.JPG
出展者はそろそろ100歳を迎えられると思う。

滋賀県 瀬田川石 銘 『涼風』 会うたびに朗らかになるこの心咲きくる風は鈴風となる
P1080101.JPG
『山波』の会員であり、俳句だけでなく短歌も詠まれるようだ。

滋賀県 瀬田川石 銘 『ちょっと雨宿り』 雨宿りに最適な場所を見つけたよ
P1080108.JPG
連想する銘がいいと思う。

福岡県 玄海石 銘 『笑福』 太鼓腹の僧侶の姿に見えませんか
P1080111.JPG
水石部門で私の一推し

まゆみ、石、赤松
P1080113.JPG
珍しくマユミの華やかさがいいと思う。

さつき(如峰山)、ミセバヤ、さつき(光琳)
P1080115.JPG

P1080116.JPG
三点飾りは別として、蕾がいっぱいの如峰山を盆栽部門の一推しとしたい。


横綱とりと言われている貴景勝が3敗した。数字の上では横綱とりになるのかもしれないが、私としては貴景勝の安定性に不安があり横綱とりには疑問を持っていた。もう今場所は無理であろうが今後下半身の安定が課題だと思う。

葉室麟24作目『神剣 人斬り彦斎』(ハルキ文庫)を読了。
幕末維新の時、実在した川上彦斎を描いた歴史小説。前半は淡々としながら興味深く読み進んだのだが後半は事務的に読んでしまった感あり。著者も急ぎ過ぎたように思うし登場人物が多過ぎた。時代の流れとしても止むを得ないところだろうか。
続いて葉室麟『峰しぐれ』(双葉文庫)を読み始めたのだが、葉室らしい作品でホッとしている。


nice!(23)  コメント(14)