SSブログ
だるま広報 ブログトップ
前の30件 | -

11月「らくだ句会」互選高得点句 [だるま広報]

11月29日(月)、最低気温2.1度で今シーズンの最低気温記録の更新。
菜園の水やりを数日間やっていなかったので、寒くても行った。

まだ成長中のホウレンソウ。
20211129073059_p (002).jpg

置き水にも薄い氷が。
20211129073012_p (002).jpg

考えてみたら霜は毎朝降りているので水やりは必要なく、玉ネギ周りの雑草抜きをして、聖護院カブと聖護院大根を今夜の煮物用に収穫。
軍手をしていると間違って玉ネギ苗も抜いてしまうため素手だったので、まだ手が切れるほどの冷たさはなかったもののかなりかじかんだ。


だるまさんから11月「らくだ句会」互選高得点句の情報あり。

5点   風呂吹きや程よい距離の夫婦仲          だるま
     廃線の隧道の先もみじ燃ゆ            ヒロ
4点    小春日や仏の顔も緩びたり             哲 
     湯舟にも落葉舞い込む山の宿           田策
     二十年の暮らし丸めて襖貼る           美有
     木の葉髪気にする夫の無精ひげ          美有
       柏手に小鳥飛び立つ朝参り            ヒロ 
3点    小春日や行くあてもなく旅心           上総
      作付けを終へ鍬洗ふ小六月            美香
     呼ばれてもすぐには立てぬ日向ぼこ        美香
     冬来る千枚漬けの薄さかな             だるま
     名前負けせずに育てよ七五三           美濃

だるまさんが久しぶりに最高得点を獲得。
ふろふき大根をお皿に二つ並べて出された情景を、老年の夫婦仲に例えたところが選ばれたのだろう。

wildも家人さんも友人も選んだ、「の・・・の」の句  廃線の隧道の先もみじ燃ゆ これも最高得点句に選ばれた。


去年未使用の年賀状が出てきたので、手数料一枚10円をお支払いして今度の年賀状に変えて欲しいと郵便局でお願いしたら、年賀状はダメで普通はがきか切手にならば変えられると言われた。
年賀状どうしてダメなだろうか?
訊ねたのだが答えは得られなかったので、ちょうど切手も必要なので切手に変えてさらに追加の購入。
松野官房長官が、会社経費で購入した日本郵便のカレンダーが政治活動に流用されたことは「遺憾だ」と言っていたが、郵便局は分からないことが多い。

聖護院大根の煮物を美味しくいただいていたら、箸を持っている手に何とカメムシが飛んできた。カブか大根の葉にくっついてきたと思われるのだが、蝶々の幼虫までは許していい。
新種のようなカメムシは歓迎したくない。
家人さんは「無農薬の証拠だからいいのじゃないの」と、言っているのだが(@_@。



nice!(42)  コメント(14) 

11月の「らくだ句会」 [だるま広報]

11月21日(日)、掃除、洗濯、料理と主夫の1日。
今月初めM市で購入した菊の寄せ植え、未開花だった黄色はこれなのだが少し旬を過ぎた今夕、スマホで撮る。

20211121164154_p (002).jpg
何だか古典園芸菊のような気配がする。


だるまさんから先週19日(金)に恒例の「らくだ句会」投句一覧が届いていた。同日、若い時から詩吟を楽しんでいる友人が来てくれて、近くの小料理店(20年前から開いていたとは知らなかった)へ行って、一緒に選句をしようと考えていたのだが2人とも酒に弱くなってしまい選句より雑談が優先だった。
今日、友人が選んだ5句の知らせが届いた。

wild 選     13 21 30 33 48
家人さん選    11 13 40 48 54
友人選      29 35 48 49 54

複数選句は赤表示、単選句は青表示にした。
 
1小春日や仏の顔も緩びたり
         ゆる      
2 皆揃い船をこぐなり小春の日    
3 小春日や行くあてもなく旅心   
4 小春日や幻灯のごと洗濯ゆれる   
5 テンポよく組まるる足場小春空    
6 ママを待つ保育園児に暮れ早し    
7 風呂吹きや程よい距離の夫婦仲 
8 作付けを終へ鍬洗ふ小六月       
9 小春日や読みかけの本あちこちに   
10 小春日のシニア体操一二三    
11 小春空「赤い靴」の子富士臨む 
12 老人会急ぐ背中に落葉風     
13 湯船にも落葉舞い込む山の宿     
14 陽だまりにちょんとすみれの返り花 
15 カラカラと吹きいる落ち葉掃き集め
16 かさこそと落ち葉囁き吹き溜まる 
17 婚五十路金木犀の返り咲き    
18 小春日や予防接種の腕痒し 
19寂聴のエロスとパトス文化の日 
20 家路つくバックミラーの冬茜    
21 二十年の暮らし丸めて襖貼る
 はたとせ  
22 落葉時孔雀は尾羽拡げざる    
23 野の花の記事に妣の名帰り花  
24 落葉降る半音階で降りる音   
25 末枯るる園の池端一巡り
  うらが       
26 大根干す芋干す鯵干す茸干す  
27 親方の一服つける小春かな    
28 影長し足元ほっかり冬の窓   
29 笑顔なくした人が負け石蕗の花   
30 柏手に小鳥飛び立つ朝参り    
31 落葉舞ふ後から聴こゆる葉づれの音
32 穭田の静寂破るカラス群
  ひつじだ      
33 立冬の静寂破って救急車    
34 カラー帽子園児の嬉々と落ち葉ふむ
35 呼ばれてもすぐには立てぬ日向ぼこ  
36 落ち葉降る襷でつなぐ宮城野路 
37 白菜の重石になりしダンベルは 
38 あと千歩スマホ片手に落ち葉踏む 
39 木の葉髪気にする夫の無精ひげ 
40 軽石に列島騒ぐ冬の海     
41 名物の黒からあげよ神の留守   
42常緑に混ざりし赤黄空真青   
43 吹き溜まる落葉の下にエアーメール
44 入院の夫の布団も並べ干す   
45 マフラーをほどいて仰ぐ小春日に
46 枯芒愛貫ゐて大往生        
47 冬来る千枚漬けの薄さかな  
48 廃線の隧道の先もみじ燃ゆ
    すいどう     
49 名前負けせずに育てよ七五三   
50 両の手の鯊が釣果や木曽堤
      はぜ       
51 深夜便布団被りて秋を聴く    
52 朝の日に光る踏石小夜しぐれ  
53 蔓探らば零余子が一つまた一つ 
 つるさぐ   むかご
54 落葉焚季節知らせる狼煙かな
           のろし
55 冬日向三人掛けに影五つ  

3人が選んだ48
廃線の隧道の先もみじ燃ゆ
25日の句会で最高得点句に選ばれるだろうか。


負けたと思った貴景勝が、岩のようだった逸ノ城から反則勝で大きな1勝を得た。 
夕食後、家人さんが洗濯物を取り込もうとしてあと2段の階段から滑り落ちて腰を打つ。もう少し上だったら大事になっていたかもしれない。姉が腰椎の圧迫骨折で再入院している。
年を取ったら転ばない、滑らない、躓かない、に要注意である。


nice!(37)  コメント(14) 

10月「らくだ句会」互選高得点句 [だるま広報]

10月30日(土)、昨夜は将棋ゲームにはまってしまい、AIとの勝負を続け放しで、10級、9級以降も簡単に勝利。
8級 78手 20分
7級 42手 10分
6級 90手 29分
5級 74手 18分
さて、4級になったらAIの指し方が急変、これまで多発していた悪手が全くなくなり当方が苦戦。奮闘の末、137手で投了しちゃいました。所要時間は睡眠前と睡眠後のため不明ながら、かなり長考だった。AIの方はたまに思案中になるもののほとんどが即打ち。
かくして私は5級止まりかな。

だるまさんから昨夜、10月の「らくだ句会」の互選高得点句が届いたので紹介。
今回も2点句は割愛して、まずは当番だっただるまさんの挨拶文を。 
「市政資料館の窓の下にこの家の主の猫が二匹昼寝をしていました。秋の暖かい日差しの下でコロナなどまるで関係ないような顔をして鼾をかいているようです。
らくだ句会の会員も二カ月ぶりに全員揃いました。病み上がりの三保さんは久し振りの参加、思ったより元気そうです。さゑ姉さんも巣ごもりの鬱憤を晴らすように最高得点句を連発、上総さんは千葉からの参加です。コーヒータイムを挟んでの二時間半、楽しい時間はあっという間に過ぎました。コロナの奴もどうやら一休みしているようです。この分だと来月も皆さんにお会いできそうです。それまでお元気で。
来月の兼題は「落葉」「小春日」です。」

【互選高得点句】 兼題 栗 銀杏  
6点    07 朝霧の晴れて真白な月残る        さえ姉
      55 蟷螂の顔に又顔見つけたり        さえ姉
      03 青栗のひと枝活(い)けし禅の寺       ヒロ
5点    37 壊さるる町家百年石(つ)蕗(わ)の花     美濃
4点    09 渋皮に染まりし指で秋食らう        亀吉
      39 骨酒に塩ひとつまみ蛇笏(だこつ)の忌   哲
      53 荒波に揉まる亀石月昇る          哲 
3点    41 余生とはさて退屈や鰯雲         だるま
      36 瓶の蓋ねじるも開かぬ冬隣        ヒロ

wildも選んだ句     07、03、39
家人さんも選んだ句     03、09  
斗夢さんも選んだ句    39


昨日の夕食中に魚屋さんが来たので購入しておいたイカを今日の朝食前に腹だけ出して捌く。
P1060113 (2).jpg

P1060114 (2).jpg

夕方久しぶりに「居酒屋wild」を開ける。
P1060119 (2).jpg
イカ刺し、ゲソ焼き、イカの塩辛。

彩り野菜と鶏肉の黒酢あんかけ。
P1060117 (2).jpg
先回の問題点を記憶していたので、ほぼ100点の味が出た。
あんかけは片栗粉の微妙な分量と投ずる時の温度がカギだと気づく。

今日も将棋アプリでAIとの対局。
4級第2局 135手で敗北
  第3局 102手で勝利 
  第4局  95手で敗北
1勝3敗なので昇級まではかなり険しいようだ。
因みに4級は「ある程度将棋に慣れている人向けで、10月のみんなの勝率は39%(180378勝285264敗)」とのこと。

藤井聡太さんの今日は豊島竜王に挑戦第3局1日目なのだが、午後5時から5分で棋譜を辿る。これは誰が観ても5分5分でしょう。明日は朝からAI4級戦をやりながら観賞予定。


198山波170.jpg



nice!(41)  コメント(16) 

10月の「らくだ句会」 [だるま広報]

10月24日(日)、菜園と小庭と鉢物に秋の肥料を施し、少しの鉢物の植え替えを行った。
だるまさんから恒例の「らくだ句会」選句一覧が届いたので家人さんと各5句を選んだ。

選句の前に、秋の花を1枚撮る。
_MG_1630 (2).jpg
赤ソバ

さて、選句。
 両者    赤
 家人さん  紫
 wild    青

1 我健啖芋栗南瓜旨し米
   けんたん   
2 早起きは三文の得拾い栗     
3 青栗のひと枝活けし禅の寺
          
4 真子さまの結婚銀杏のほろ苦く  
5 ピアノ止みて虫のすだくに聞き入らん   
6 緯糸は妣の手結び栗染めに
 よこ     
7 朝霧の晴れて真白な月残る   
8 影法師遣きても一緒栗ひろう
    
9 渋皮に染まりし指で秋食らう    
10 籾焼けば白馬の嶺も白化粧    
11 傘岩に見らる木曽路の栗拾い   
12 チョコレートかきんと割れて寒さ知る
13 秋寒し前後に子乗せ蛇行する     
14 銀杏を串刺しにしてバーベキュー  
15 第五波のコロナ収まる栗おこわ
16 拾い来し銀杏煎りてまず一杯  
17 門前に銀杏売られ里は黄に    
18 尾張には醤油みたらし十三夜  
19  栗ごはん二人分なら五粒ほど  
20 普段着にベストを重ね温め酒    
21 今宵こそぬる燗満たす居待月 
            いまちづき 
22 黄落やまん真ん中をハイヒール 
23 マンモスも食んだであろふ銀杏の実
      
24 銀杏むく婆と呼ばれて二十年
25 お取り寄せ枝豆干物栗きんとん 
26 散歩犬ぎんなんの幹素通りし  
27 秋雨に堪える一葉に応援歌    
28 病得し友へ明日の種採りぬ   
29 子が見いる手中のふきん栗きんとん  
30 恋バナに根堀り葉掘りや月見酒 
31 星月夜汽車の音のみ響きけり  
32 事終えて畑一面の赤のまま    
33 オードリイ首の長さや秋去る  
34 渋皮はたやすく剥けぬ栗ごはん 
35 鍵盤にそっと指おく秋の暮れ    
36 瓶の蓋ねじるも開かぬ冬隣
  びん        ふゆとなり
37 壊さるる町家百年石蕗の花
          つわ
38 柿たわわ我が家と共に五十年  
39 骨酒に塩ひとつまみ蛇笏の忌  
           だこつ
40 シルバーカーの老犬に花野風   
41 余生とはさて退屈や鰯雲    
42 秋暑し思う間にはや17度    
43 青北風や靴下はきて暖を取る
  あおぎた  
44 木の実降る自転車転ばねばよいが
45 芋虫の気持ち良きほど太りおり 
46 夕焼けにコキアの赤の重なりて  
47 石蕗のつぼみむくむく頭あげ
  つわ 
48 秋の晴れどこか行きたし雲に乗り 
49 鶏頭や血液検査結果待ち     
50 密にして色濃き姿酔芙蓉       
51 老二人銀杏拾う夜の街      
52 天候不順耐えて届く赤リンゴ  
53 荒波に揉まる亀石月昇る    
54 秋の夕シルバー川柳緊緊と 
           ひしひし 
55 蟷螂の顔に又顔見つけたり    
  とうろう

wildの特選句
35  鍵盤にそっと指おく秋の暮
静かに暮れゆき、ピアノ曲に合わせて深まっていく秋の情景が優しく詠まれているので。

夕食後、釣り竿の穂先(1番)を、昨日ホームセンターで購入した40番ペーパーで削って、ほぼ完成。
明日、もう少し丸く削れば2番とフィットすると思う。
感度のいい釣り竿を作って、釣果に大きな影響があるかどうかは分からない。^^;


27日発行。
山波198-170.jpg



nice!(34)  コメント(10) 

志段味八景犬公戯(27) [だるま広報]

9月25日(土)、だるまさんがご近所の公園へ、犬の散歩にやってくる若い人達用に発行している「ちらし」第27回(秋号)が届いたのでアップです。
wildも猫の福ちゃんの前は犬のラッキー君と18年暮らしていたので、犬猫とは人生の約半分の生活をしています。
今回の話題もコロナ関連になっています。だるまさんちのロクちゃんの話が届いてませんが元気だろうと思います。


   志段味八景犬公戯(しだみばっけいわんこのたわむれ)
 
                       東谷山六兵衛

「2回目射った?」
働き盛りのワンコ友達の挨拶代わりのセリフです。
国民の半分以上が2回目ワクチン接種済んでいるようです。コロナ感染者は減少しています。専門家は減少する要因がよくわからないと?子供の感染が指摘されています。
専門家は冬には第6波がくると警鐘を発しています。コロナ感染発生以来やがて2年が経ちます。マスクの習慣がすっかり身につきました。しばらくマスクは手放せませんね。
耳というのは音を聞くだけではなく、マスクのゴムを掛ける為にもある事を知りました。
マスクして耳といふものありにけり
私の友人が20年ほど前に詠んだ俳句です。

 最近、新しいワンちゃんが増えました。ストレスが溜まり、ワンちゃんを飼って癒されているようです。医学的にもセラピー療法といって精神を安定させるホルモンを分泌させる効用があるそうです。先日ペットショップを覗いてワンちゃんの値段が高くなっているのにびっくりしました。ほとんどのワンちゃんの値段は30万円以上、因みにわが家のワンコは6年前に13万円でした。
若いワンちゃんの名前は思わず笑ってしまう様な面白いものがあります。ツクネちゃん、チクワちゃん、ドレミちゃん、マメスケちゃん、テンちゃん。タロウやポチなど昔からのオーソドックスな名前は減りました。
一方、ペットショップで可愛いからといって衝動買いをし、育てられなくなって捨てる飼主も増えているようです。
 TVコマーシャルでもペットを箱に入れて「いい人に拾ってもらってね」と立ち去る母と娘の映像が流されています。
しかしこれは駄目です。ペットは一度飼ったら家族です。物を捨てるように置き去りにする事は許されません。人とペットが共生する社会にはルールとマナーが必要です。
ペットとの共生でコロナ禍を緩やかに過ごしてください。


うちにいたラッキー君は親戚筋からいただいたwildの家系よりも詳しいチャンピオン犬血統でしたが、私が好き勝手にさせていましたので我がまま犬になりました。36年前にお礼として2万円お渡ししたのですが、コロナもなかったし18年間、随分癒されただけでなく転勤族としての戦友でもありました。


午後から甥夫婦が仏壇に挨拶がてら遊びに来てくれました。甥がちょっと大病を患ったのですが復活です。
3時間ほども会話して私たちも久々に親族と楽しいひと時を過ごすことができました。

下の写真はアザレアですが、今年の夏に3日ほど水やりを漏らしてしまって枯れちゃいました。だめだと思っていたのですが捨てることなく他の鉢のついでに水だけ2ヵ月ほど掛けていたら復活しました。一昨日、新しい芽に気づいて急いで切り戻しました。
完全復活ですね。

IMG_4178 (2).jpg

IMG_4180 (2).jpg


照ノ富士も今日勝って、妙義龍も強いので油断はできませんがまず優勝するだろうと思います。
横綱になって優勝すれば完璧な復活でしょう。


山波198-170.jpg



nice!(47)  コメント(20) 

9月「らくだ句会」の互選高得点句 [だるま広報]

9月23日(木)、先日アップした「らくだ句会」の互選高得点句が発表されました。
いつものように3点句までを紹介いたします。
このところ急にだるまさんの句が選ばれなくなってしまって、どうしたのかとちょっと心配。
一時期毎月のように最高得点句を輩出していのに、その席を譲ってしまったみたいです。

投句一覧はこちら。
https://bontsusha.blog.ss-blog.jp/2021-09-18


まずは幹事さんのご挨拶から。
「8月末からコロナ感染者数が急増し、全国で2万人、愛知県でも2千人を超える感染者です。愛知県には緊急事態宣言が再発令され、らくだ句会は9月も郵便句会。ただ、9月中旬から感染者が急減しています。専門家は『人出、ワクチンなど複合的要因で減少』としていますが、要は『原因不明』と言うことです。今更、原因不明と言われても、今まで感染拡大の責任を一手に負わされてきた飲食店は『レレレのレ ?』です。10月の兼題:『栗』と『ぎんなん』とします。」


【互選高得点句】 兼題 「虫」「稲」  
6点    13 籠もり居に移ろふ季節ちちろ虫   美濃
5点    38 鳶の輪は稲田を昇る風の先      ヒロ
4点    18 絵手紙を栞代わりに秋灯      ヒロ
       32 辛口の言葉聞きたし秋彼岸       美香
      39 読み進み二度目と気付く秋の夜   三歩
      40 秋日和祠占居の薄目猫         美有
3点     23 稲穂垂る裾野に古りた道祖神      哲
        51 アルバムにもみじ葉見つけ胸騒ぎ   ヒロ

wildが選んだ5区の計は、4点+3点+5点+3点+2点=17点
家人さんの計は、0点+2点+4点+3点+5点=14点
wildが特選句とした  御神木は千年の樟村祭    田策  は2点句でした。いいと思ったんですがねぇ。


私もそろそろ外食をしたいのですが、時々行っていた寿司屋さんから今日はテイクアウト(酒禁止なので)。春に友人と昼呑みして以来、外飲みはしていなかったら、ちょうどその友人から夜、電話があって「来月に飲みに行こうか」と。
みんなもう我慢できないようになっている。多分緊急事態宣言は解除されるだろうと思います。

その寿司屋さんへ行く道の桜黄葉。
IMG_4177 (2).jpg

「本まぐろ特上寿司」と「京風鯖寿司」にしたのですが、家飲みであれば飲み代は安いしタクシー代もかからないのでいいこともあります。
IMG_4183 (2).jpg


照ノ富士が完敗でしたねぇ、昨日の念押しの突き手で高安が休場しちゃったため、今日は遠慮してしまったのでしょうか?
一度地獄を見た人は優しいようです。


山波198-170.jpg



nice!(39)  コメント(14) 

9月の「らくだ句会」 [だるま広報]

9月18日(土)、台風14号は未明から朝方までのやや強い雨だけで、サッと通り過ぎました。
コキアの葉は広がり彼岸花の茎が傾き、風ではなく雨の重さが感じられます。
今月もだるまさんから「らくだ句会」の投句表が送られてきましたので選句です。

選句
家人さんとwild   赤
家人さん      紫
wild        青

01我が故郷耕土の最中稲の國     
02雨だれと虫の音で知る雨あがり
         
03パラ五輪叡智にも金稲穂垂る   
04鬼百合の首ぽとり落ち松王や  
05芋水車横蔵寺へと続く道     
06稲騒ぐ野分の風のなまぬるき    
07叩くなよ羽脚違う蟋蟀ぞ
         こおろぎ    
08稲実る道ゆく人に頭垂れ    
09老眼鏡失せしままなる夜長かな   
10三日月や口角上げるマスク下   
11 ハザ掛けの稲ほの甘き香の立ちて
12 生まるるも逝くも一人や虫集く 
13 籠もり居に移ろふ季節ちちろ虫
      
14 秋晴れや浮き足立ちてバスを待つ 
15 兼志句集後ろから読む夜長かな
16 新米や古漬け一片飯三杯    
17 芋の茎懐かし歯ごたえシャリシャリシャリ 
18 絵手紙を栞代わりに秋灯
      しおり    あきともし
19 注連縄の稲穂出ぬまに刈られけり
  しめなわ
20 秋の雨野菜高値の台所       
21 ごま和えかおかかまぶすか島オクラ
22 雨の中秋明菊の白冴えて    
23 稲穂垂る裾野に古りた道祖神  
24 露天の湯虫の声だけ聞こえおり 
25 新米や和食の極み塩むすび   
26 法師蝉フランス語ぽく恋の歌  
27 やんちゃ風且つ嫋やかに秋桜
         たお  
28 つくつくし依怙地に鳴きて終いけり
29 九十三 二百十日のオプシメーター  
30 虫そぞろ池に水輪の花が咲く   
31 日傾き畳半畳の残暑かな     
32 辛口の言葉聞きたし秋彼岸     
33 雲切れて色付き始めた柿たわわ 
34 すがれ虫溢れる涙ページ繰る   
35 菊日和女性出馬の総裁選      
36 ひつじ雲そろそろ大地鎮めんや
37 捻くれし秋なす漬けて午後のお茶
  ひね
38 鳶の輪は稲田を昇る風の先
  とび   
39 読み進み二度目と気付く秋の夜 
40 秋日和祠占居の薄目猫
     ほこら    
41 黄金の穂新幹線の西東    
42 老い虫の隻脚いずこ置き忘れ
      せっきゃく 
43 芋茎炊く教えどおりの紅色に 
44 秋思かな鉛筆削る尖る芯
45 子の泣きて掻き消されたるすがれ虫
46 鰯雲どんどん拡がる変異株    
47 秋薔薇を剪りて鉤裂くズボンかな
48 千姫の暮らしや如何こぼれ萩 
49 真夜中の夫の寝息と虫の声   
50 老眼鏡忘れて戻る鯊日和
          はぜ      
51 アルバムにもみじ葉見つけ胸騒ぎ 
52 濃尾平野の一劃晴れて稲穂波  
53 名句集読んでため息秋の夜  
54 また一人訃報届くや秋の蝉  
55 御神木は千年の樟村祭
        くす     

(註):4番の句の「松王」とは歌舞伎の菅原伝授手習鑑の寺子屋の段の松王丸の事

wildの特選句
55    御神木は千年の樟村祭

平穏な村の秋祭りをテンポよく詠まれたところがいいと思いました。


出猩々
_MG_1522.jpg
紅葉ではありません。
まだ出てくる新芽です。

余談です。この缶ビールが人気上昇で生産が追いつかないそうです。
P1050846 (2).jpg
数日前に2本だけ購入してみたのですが、いやー美味しかったです。


照ノ富士は観ていて不安を感じることはありません。


山波198-170.jpg



nice!(43)  コメント(14) 

だるまさんの意気込み\(^o^)/ [だるま広報]

9月9日(木)、早朝にかけてかなりの雨だったので、やっと始めた秋冬野菜は1日だけで中断。


昨日、だるまさんがこれから盆栽を始めると言うので、ちょっと驚き。
許可を得たので、私があれこれ書くより、LINEメールをそのままアップ。

Screenshot_20210908-163226 (002).png

Screenshot_20210908-163352 (002).png

Screenshot_20210908-163318 (3).png

だるまさんの陶芸はセミプロくらいの腕前だから、次は盆栽鉢を作り始めるような予感がする。

ヤマモミジは針金をかけて曲をつけてね。
成長が早いので針金を掛けっぱなしにしないことが大切。
松ぽっくりから種を採って発芽させるのは難しかったので成功したことはない。
セットになっているというのは、発芽しやすいのであろうと思う。
幾つか発芽したら、同じ大きさ同じ傾きに揃えるように心がけると3年も経てば小品としていい作品になるよ。
コツは時々鉢の向きを変えて同じような環境を作ること。
水だけやって置きっぱなしにしていると乱れるよ。

拍手の代わりにこの本を送っておくので、100歳まで生き延びてちょうだい。
P1050811 (2).jpg

wildは昨年、95歳までと下方修正したので、楽しくやってね。[るんるん]


nice!(42)  コメント(14) 

8月の「らくだ句会」投句一覧 [だるま広報]

8月21日(土)、雨が続いているので、この時期にあれもこれも鉢物の新芽が目立っています。

クチナシの葉
_MG_1328 (2).jpg


今月も「らくだ句会」投句一覧がだるまさんから届きました。
まずは、幹事さんからのご挨拶(抜粋)を引用いたします。

「8月も郵便句会ですので、市政資料館での句会は行いません。最近はデルタとかガンマとか聞き慣れない名前を耳にします。コロナの初期株の名前、アルファとかベータは高校の数学で見かけたことがあり親しみがありますが、ガンマ、カッパなどと聞くとロケットの名前かと思い、デルタ、ラムダと並ぶとウルトラ星人の双子の名前かと思います。さらに、シグマ、オメガと続くと、宇宙暗黒帝国の総統の名前を連想します。すでにコロナはデルタを過ぎてラムダ株まで進化しているそうです。シグマ、オメガまで進むのも時間の問題かも知れません。来月以降のコロナ状況は諸説ありますが、ワクチンの効果を信じ、特段の不都合がない限り、市政資料館で開きたいと思っています。」

01父母の墓照らす鬼灯道しるべ
         ほおずき   
02黄昏や故人起こせよ盆の風    
03 線香の煙る初盆涙そうそう    
04一番星夕焼け微かに色残し   
05夕方の露地吹く風や秋の声       
06かなかなや耳澄ましても音遠く   
07日傘パパ小さき吾子寄せ公園へ  
08盆用意お供え物に自家野菜       
09盂蘭盆や木魚の音に舟をこぎ    
10夏蝶の高み高みへ昇りけり     
11盆中日衣はためくオートバイ   
12高まりてやがて寂しき宵の虫   
13あの時の川の熱さや原爆忌     
14 戸口より夕日入り来秋の声    
15 自由時間出来て戸惑う秋の風 
16 盆の墓浸み入るごとく水乾く   
17 忍び足四畳半にも秋の声     
18 残照の蝉男気を放ちけり    
19 坂下る自転車すずし秋の声   
20 叩き鉦合羽長ぐつ雨の盆      
21 雨コロナ無情の夏甲子園    
22 姉弟に割り振りをする盆用意  
23 馬で来て牛で帰ると盆の人  
24 かな文字の流れ静かに秋の声  
25 孫は飽き爺婆競ふ線香花火
      じじばば
26 秋の風裂きて空中散歩かな  
27 晩節は恙なしやと盆の月
     つつが   
28 涼新た参道脇の苔光る    
29 七つ八つ蝉の骸に出会いたり   
30 背が伸びるゴロゴロうだうだ夏休み
31 蝉時雨病の友に諭されし     
32 法師蝉鳴くになけない雨長し   
33 ベランダで鯖缶あけて缶ビール 
34 要らぬ物つくづく多しつくつくし 
35 新涼や墨と紙との余白の美    
36 人気なし草に埋もる三角点   
37 百日紅花のじゅうたん君想う  
38 おつかいの帰りの駄賃あずきバー 
39 停電下水風呂浴びる熱帯夜    
40 発泡酒容器違えて江戸切子    
41 コロナ禍やメールに送る揚げ花火 
42 境内に秋の声聞く朝奉仕     
43 秋蜂や残りのいのち舞い狂ひ 
44 秋の声アクリル板をすり抜けて 
45 花束は輝くひまわり金メダル 
46 裾分けの白無花果の甘さかな   
47 吾子居らず公園広し秋の声  
48 独り居のかかせぬ昼寝秋の声  
49 原爆忌核を語れぬ被爆国     
50 スイカ種ついでに憂さもペッと吐き
               
51 城下町五感広がる金魚ゼリー   
52 黙祷の耳に秋桜さわさわと  
53 人流の叫べど減らぬ秋の空   
54 サプライズ花火待つ人姦しく
            かしま  
55 秋の空上がり続けるデルタ株   

選句
家人さんとwild   赤
家人さん      紫
wild        青

特選句
 家人さん  01  両親を忍ぶ気持ちが鬼灯をとおしてうまく表現されています。
 wild    24  薄墨の書の軸に穏やかな秋が感じられるような雰囲気が素敵です。


全国も愛知も当市も、今日も新記録を達成した中、処方箋に基づき遠目単用で矯正視力1.0の眼鏡が無事できました。一体あの騒ぎは何だったんだろうと、白内障の手術をすべきと言った医師には、以前のwildだったら強く抗議するところでしょう。


nice!(39)  コメント(16) 

重量級と「らくだ句会」 [だるま広報]

7月27日(火)、だるまさんから恒例の「らくだ句会」7月投句一覧が届いた。先月、この句会の重鎮俳人である浄爺さんが旅立ったので、今回は追悼の句が多い。


一方、wild農園では重量級の収穫物が始まった。
下がスクナカボチャで上がミニトウガン。(40㎝物差し)
P1050669 (2).jpg
ミニトウガンの苗だったのに大きいサイズに成長してしまった。どうも今年は分からないことが多い。(今朝7/28、菜園で名札を再確認したら普通サイズのトウガンだった。勘違い>_< 。)


いつものように5句を選句した(赤字)。

「らくだ句会事務局挨拶」
7月は久しぶりの対面例会です。愛知県では、国が発出する「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」は解除されたのですが、愛知県独自の「厳重警戒措置」は発令中です。菅総理の指示には従い、大村知事の要請は無視するようで気が引けますが、「厳重警戒」をしながら句会を進める予定です。
今年になり、吉事・凶事が続きます。そこで、霊験あらたかな守山区の八劒神社に7/18に参拝し、らくだ句会の皆様の厄除けを願ってきました。
神様の方は了解してもらいましたので、残るは各自の行動です。
健康に留意し、毎日を朗らかに過ごして下さい。


1  物持ちの良き妣なりき水団扇   
2  終わりなき事柄あるか蝉の声
3  八の字に三度廻りて茅の輪かな 
4  白壁に描く面影半夏雨      
5  雲梯に己が重さよ夏の雲
  うんてい        
6  「元気でね」涙でかすむ白いシャツ 
7  句の種を撒き逝く君に百合の花  
8  朝採りの孫も好物味噌きゅうり  
9  若冲の襖の鳥や梅雨あくる    
10  ベランダでひとり銀河に紫煙吐く    
11   蝉時雨命懸けなるアスリート  
12  砕かるる巌のごとく友逝く夏   
13  「あなた誰?」帽子とマスクサングラス   
14   蝉しぐれ過労死覚悟の恋路かな   
15   石垣の上に寺あり雲の峰    
16   明けやらぬ空に飛び交う夏燕  
17   行李より六連隊史まだら紙魚
               しみ   
18   とりどりの琥珀のボトル閑古鳥 
19  やり終えて満ち足る遺影雲の峰 
20  夏草や空き家の主はバブル王 
21  蓋棺やただ一片の夏の風  
22   田に生れし観音様に喜捨の箱  
23   今年またひまわり咲くや背の高く
24   夏負けて片眼に減らす目玉焼き
25   風船かずら風船ゆらゆら半夏雨
26   夏の雲小さきリュックをふくらませ
27   梅雨の晴遺影の君はアーティスト 
28   待ちぼうけ鯱の行方は夏彼方   
29  背丈超す向日葵畑かくれんぼ    
30  昼寝する孫の枕を抱きしめて 
31  梅雨晴れや「あと よろしく」と笑む遺影
32   友送るしばしの別れ半夏生    
33   葛切の舌にひんやり緋毛氈 
34  雷雲の襲来迅し土ぼこり     
35  浅漬けのラッキョを齧るかりかりと
36   庭仕事麦藁帽子似合ふ歳
37   開会の響き虚しき大暑かな    
38  親子片手に桃もちて会話はね  
39   日の暮の天の悪意の雹の降る 
40   一日は洗濯とあり夏休み    
41   足裏を焼かれ海の香潮を浴ぶ  
42  一瞬の煌めきありて瑠璃蜥蜴 
43   遠花火朋の魂今どこに
       とも     
44   花々に笑みこぼれたる梅雨晴れ間
45   炎昼や重なる氷カランとす    
46   扇風機リモコン代わり長い足   
47   蛾と知らば手の平返す悪戯っ子
48   葉の陰に今年初めて蝉の殻
49   三度でも足らぬコロナの茅の輪かな  
50   棚奥のペイネの恋画レモン水     
51   一ミリの卵二ミリの子メダカに 
52   藤椅子を揺らし指折り七五三  
53   黒南風や総門烟る建中寺
   くろはえ   けむ   
54   皆んないた夏水道メーター三倍に

53は、だるまさんの句ではないかと思われたが消去法で選べなかった。10の若冲を持ち出した句も同じ理由で漏れた。今回も票が割れるような気がする。


柔道の81キロ(重量)級で長瀬選手が金メダル、Boss365さんのようにwildも何度も足技に反応していた。
ところで東京の感染者数が2848人と過去最高に達した。会場で感染とは思わないが、特に卓球の試合では大声応援に危険を感じた。
今となっては、開くべきではなかったということにならないように祈るばかり。
           

nice!(37)  コメント(16) 

第163回「らくだ句会」投句 [だるま広報]

6月20日(日)、昨日の雨でズッキーニとカボチャの葉が一挙にうどんこ病に。
思い切って白化粧した葉はすべてカットしてやった。
晴れた後の明朝に収穫と思っていたトマトを鳥にやられた。


だるまさんちのモサオ君(トイプードルのロクちゃん)が、カットして来たよと訪問してくれた。
カット前はモサオ君と呼ばれていたらしい。
20210620145641_p (002).jpg

カット後の散歩は、ムカデに気を付けてよー。
20210620181252_p (002).jpg

併せてだるまさんから恒例の「らくだ句会」投句一覧が転送されてきたので、家人さんと各5句を選ぶ。
珍しく3句も一致した。(青→wild 赤→家人 紫→両者)
いつもだるまさんの句だ、と3句ほど分かるのだが今回は全く分からない。いつものような灰汁がなく、素直な句になっているのかな。
私はあの灰汁が好きなんだが。

1  ゲームセットタオルで拭う汗と涙 
2  妣(はは)見舞ふ夢の道辺に蛇苺     
3  十薬の雑草として抜きにけり   
4  子メダカの数えるたびに数合わず 
5  義母の忌の里の手料理海(ほ)鞘(や)喰らふ    
6  決めきれぬもどかし日々や梅雨寒し 
7  さくらんぼ奥羽の律儀今日届く  
8  さくらんぼ食(は)みて異郷の山や川  
9  もく〳〵と草引く老爺旱(ひでり)梅雨  
10  騒がしや一夜で消えしサクランボ  
11 梅雨晴れや干し物吹かれフラダンス
12 注射終へ見上ぐる空や梅雨晴間  
13 白(しら)南風(はえ)や千年秘仏の開経偈(かいきょうげ)    
14 「まだ」「もう」か二ヶ月経ちてトマトなり 
15 遠来の孫を迎える花忍    
16 さくらんぼ熊も木の実を欲しげなり
17 梅雨最中レッスンの音湿りがち  
18 影踏みて遊ぶ母娘(ははこ)に夕焼空 
19 梅雨晴るる蛇の目番傘分かれ道
20 梅雨の空釈放されし周庭氏    
21 半夏生何だかんだで過ぎし日々
22 空港に接種急かるや梅雨晴れ間
23 心太一本箸に子のまどひ   
24 梅雨の星ワクチン接種本始動 
25 梅雨の闇てんで上がらぬ遮断機よ
26 寄り添えぬ梅雨の相(あい)傘(がさ)肩濡らす 
27 会へぬ子の背丈伸びたとさくらんぼ
28 深呼吸してる紫陽花雨の中   
29 含羞(おじぎ)草棘に一分の矜持あり    
30 子の寝息夏座布団の上に聞き  
31 ポケットに落とし物あり衣更へ  
32 父の日や今も物言ふ考の背中(せな)   
33 コロナ禍も悲観隣にさくらんぼ 
34 マスク越し表情読めぬ梅雨の空 
35 皇帝ダリア一雨ごとにずんずんと 
36 老鶯の声調へる静寂あり   
37 アガパンサス今朝の花壇の十二本
38 ぷっと吹きさくらんぼの種飛ばしけり
39 初成りのキウリシャキシャキ酒のつま 
40 隣の子毎夜の素振り七変化   
41 鞍馬越へ水の貴船に床涼み   
42 札所へはまっすぐの道夏木立  
43 雷や亜星の怒鳴り聞こえしや  
44 炎昼や干上がる土に赤き実が  
45 梅雨の間の既読のつかぬ片メール
46 紅花や結び反物白きまま     
47 夏帽子あみだかぶりに挙手の礼
48 緑陰に身を染めんと猫眠る   
49 放牧の牛鳴き交わす青嵐    
50 腰タオルと麦わら帽のえせ庭師   
51 虫メガネ今朝も子メダカ命増え 
52 意地てふは形にすれば夏の雲 
53 夫の忌や大木の枇杷たわわなる
54 らむね飲む中学生の喉仏   
55 ワクチンの日を待ち暮らし草を引く


猪口選  27、30、48、49、53
飛鳥選   9、30、42、48、49 
このところ票がばらける傾向にあるのだが、今回は塊になりそうな気配がする。


中日が負けたので夕食までの間に、春蘭と君子蘭1鉢の植え替え。来年は必ず咲かせてやろうと秀吉の心境。



「山波」広告0614.jpg 


nice!(41)  コメント(24) 

志段味八景犬公戯(26) [だるま広報]

6月18日(金)、今年は絶対にお化けキュウリは作らないことと、監視を強化していたのに早々にやってしまいました。

450グラムもあるので美味しい重量の3本分です。
_MG_0921 (2).jpg


夕方から棋聖戦第2局を観戦しました。
素晴らしい熱戦で晩酌も夕食も味わっている余裕がなかったほどの緊張の終盤3時間半でした。
藤井さんはよほど渡辺名人と相性がいいようです。
第1局でも感じたのですが、強い人は駒の使い方がものすごくケチだということを知りました。


先日、だるまさんにロクちゃんの友達らの「志段味八景犬公戯」を督促したら季刊だったようです。
第26回目が届いたのでアップです。


    志段味八景犬公戯(26)
     しだみばっけいわんこのたわむれ
 
                   東谷山六兵衛

「ワクチン射った?」
 最近、高齢のワンコ友達との挨拶代わりのセリフです。そういえば小学校も土、日は高齢者が列をなしています。私はまだ射っていませんが周りには一回目の接種を済ませた人が沢山います。
 ワクチン後進国といわれて急にバタバタ尻を叩かれているような気がします。本来は働き盛りの64歳以下も並行して接種せねばならんのではないでしょうか。オリンピック対策なのでしょうが移動するのは高齢者よりもむしろ働き盛りの人達のようです。
 ワクチン騒動の中ですっかり見過ごしていましたが、下志段味公園の紫陽花もきれいに咲き揃っています。遊歩道の樹木たちも緑が深くなってきました。自然はコロナ禍に関係なく自粛も三密も関係ありません。時期がくると伸び伸び生き返ります。

 ムカデに咬まれたワンちゃんがいました。お母さんの話によると「キャン キャン」と鳴いてお母さんの方に跳んできました。
ゲージの方に行ってみるとムカデが踏ん反り返っていたそうです。
 そういえば我が家のゲージのワンコ用トイレの下にも10センチくらいのムカデがいました。幸い早く気が付いて潰しましたが、自然の多いこの辺りではムカデをよく見掛けます。毒性があり、咬まれると赤く腫れあがり、毒を絞り出さねばなりません。このワンちゃんも病院へ行き注射を射ってもらって元気になりました。
 新聞でロンドン発のコロナ探知犬の記事を読みました。被験者の脇の下の汗を採取して複数の犬に嗅がせたところ陽性の場合は97%の確率で識別したそうです。フィンランドの空港ではワンコを使った探知が行われていると聞きました。わが家のワンコもいつも「クン クン」と臭いを嗅ぎ周っていますがとても探知能力が有るとは思えません。
 梅雨が明けるとまた夏がきます。今夏は猛暑だそうです。オリンピック開催でコロナ感染者が増えるのは確実です。皆さん熱中症とコロナとムカデに気をつけましょう。


かつて犬のラッキーとは名古屋・当地・浦安・広島・当地と、18年間も暮らしたのにムカデの被害は一度も経験していません。やっぱり近年の異常気象で高温多湿が原因なのでしょうか。



「山波」広告0614.jpg



nice!(43)  コメント(20) 

聖徳太子由来の寺 [だるま広報]

5月24日(月)、今朝も畑作業2時間半も、と忙しさの第2波が来ている。
春野菜の最後の収穫と夏野菜収穫準備の補強が主な仕事。
雨が降らなければ明日も続く予定。


だるまさんと「石見の喫茶店」で、山波197号の発行について打ち合わせ。
まだ原稿が揃っていないようなので発行が6月中旬になりそう。
かつて名古屋市文化創造芸術活動助成金事業の認定を受けていたのだが、認定の限度期間が終わっている。折角なので今度は県の認定を受けられればと会員ともども工夫を凝らしている。
愛知県の文化活動助成金申請書を見るとかなりハードルが高い。
子ども、障害者など多様な人々が等しく文化芸術に親しむ工夫があるか。
活動内容が先駆け、あるいは新しい試みなど独創性に富んでいるか。
愛知の文化芸術を国内外に向けて発信しているか。
次代を担うことが期待される芸術家等の文化芸術活動か。   など

石見の喫茶店(繰り返しの掲載)
IMG_3971 (2).jpg

腹が立った時は、この中庭の丸い石を眺めてコーヒーをすすると落ち着いてくる。
IMG_3969 (2).jpg

週替わりの生け花も嬉しい。
IMG_3972 (2).jpg
蛍袋・二又一華(ふたまたいちげ)


一昨日、だるまさんから聖徳寺の記が届いているので紹介。

5月20日付の中日新聞の記事で聖徳寺の聖徳太子1400年忌と第38世最勝坊宗宣晋山法會が開かれていることを知った。
普門山聖徳寺は聖徳太子由来の寺であり、秘仏聖徳太子像が33年ごとに開帳され、この聖徳太子像は太子16歳の時の自作であるという。
今回は33年に少し早いが1400年忌と晋山法會を兼ねての開帳である。 
住職の挨拶によるとコロナ禍の下、開帳するかどうか迷ったそうであるが聖徳太子様にお経をあげて、コロナ退散を願い、宗徒の方の意見も聞いて開帳に踏み切ったそうである。
この寺は昨年春、「ぶらり散歩」のとき訪れて、秘仏聖徳太子について氏子さんから多少の話は聞いていた。印象に残っていたのは梵鐘堂の屋根がめずらしい陸屋根で平地に建っており、「世界に届け平和の梵鐘」と刻んであったことである。
寺の由来によると天台宗のこの寺は平安末期、荘司安食重頼により建立された。室町時代に再建されたという。庄内川の南側に位置し、何回も洪水に会い、寺の重要な仏像が流されたという歴史がある。安食重頼の妻の木像は流失したが甚目寺付近で拾われ、現在甚目寺に安置されている。
大法要読経の導師は第38世宗宣師が勤め、差定(一緒に経を読む人)は天台宗の寺の住職11名による大読経で行われる。恰も男声合唱を聴く心地がして心が洗われるようだ。因みに第38世最勝坊宗宣晋山法會の晋山とは僧侶が寺の住職に就く事であり、最勝坊宗宣さんが38代の聖徳寺の住職になる襲名披露法會という事になる。
大法會終了後は女性4人によるバイオリンとチェロの弦楽4重奏が用意されていた。本堂の空気がガラッと変わる。ヨハンシュトラウス「春の声」、モーツアルトの「アイネクライネ」など時節柄、癒し系が多い。ブラボー!とアンコール!の掛け声で葉加瀬太郎の「情熱大陸のテーマ」まで披露。梵鐘堂で撞かれた鐘の音も伴奏のように本堂に響いてくる。まるで4重奏プラスワンの趣がある。
メンバーの一人のバイオリニストは新住職の妹さんだそうである。鬱屈した気分の毎日が続いていたが、心なしか気分が晴れたような気がする。
昨夜までの大雨も上がり、蝸牛が境内の大きな椋の木陰の石畳の上をゆったりのったり動いていた。

20210524200119_p (002).jpg


「世界に届け平和の梵鐘」で昨年も投稿してもらったことを思い出した。
さて東京での平和の祭典はどうなるのだろう。


今年のカボチャ3種の支柱は、木製でしっかりと立てようと昼食後に家人さんの体操を兼ねて2人でノコギリ作業。
明朝立てようと思っている。


ブログ広告170.jpg


nice!(39)  コメント(16) 

今日は俳句 [だるま広報]

5月21日(金)、ちょっと気持ちが凹んでいます。
雨もよく降りました。
昨日の非通知無言電話を受けたことを、まだ引きずっています。
そんなことをされるような生き方をしてきてはいないつもりです。
10年近くも前の先回はちゃんと突き止めて落とし前はつけました。

今夜はだるまさんが送ってくれた、今月の「らくだ句会」の60句から5句の選句で、穏やかに。


1 鈴蘭やちりんと鈴のきこえなむ  
2 夏来る父母に捧げるホームラン  
3 薔薇活ける雨に枝垂れし紅い薔薇  
4 茉莉(まつり)花(か)の香りたどりて廻り道  
5 雨上がり山は穏やか緑なる       
6 夏旅の広告消えて宅配食    
7 史を刻む田楽狭間に梅雨の入る 
8 青トマト産毛はやしドヤ顔に   
9 夫の忌の過ぎ貴重なる蓮華蜜   
10 風薫る腹の底まで取り込みぬ  
11 終活やちょんちょん樋(とい)の雀の子
12 シースルー弛む腕の涼味かな
13 クレマチスたおやかにつる伸ばしおり 
14 ハンカチや店に忘れしお気に入り
15 朝摘みの豌豆(えんどう)豆の甘さかな  
16 万緑や碧く染まりて猫眠る  
17 新玉葱腹痛こらへ旬を食ふ   
18 道の駅令和の平成(へなり)若楓 
19  夏木立二十面相ひそむよな   
20 春(はる)旱(ひでり)龍に響けと手を打てり    
21 大花火夢に打ち上げ庭花火  
22 土砂降りに畳まれしまま鯉のぼり
23 若葉風道連れにして知多行脚(あんぎゃ)  
24 夏の雨ペダル踏む子ら尻を振り
25 同じ月にまんじり御所の木香薔薇
26 さつき空園児真顔の雲(くも)梯(ばしご)   
27 用水は田水を落とし花菖蒲   
28 ケセラセラなんじゃもんじゃの独り言
29 五月晴前撮り終えた十九歳    
30 凛(りん)と立つ夕鶴の名の花菖蒲(しょうぶ)   
31 あめつちの囲い跨いで夏きたる 
32 初鰹縞の流しに勇み肌     
33 街なかを銀色に染め走り梅雨  
34 閑園のキリン闊歩や花ミモザ  
35 タバコ吸う非常階段夏の空    
36 人流に光纏(まと)ひて初燕     
37 蟻の道ウオーキングポール頼る脚
38 昭和二年と墨書清かに更衣   
39 青葉青葉白き歯の娘の嫁ぎゆく
40 薔薇園のかほり七色十色あり  
41 紫陽花の仄かに色付く雨の中  
42 包む皮脱ぎ散らかして若竹伸(の)ぶ  
43 梅雨空の巷ワクチン狂騒曲   
44 梅ポタリ正午ぴたりと花時計   
45 山椒の香起こし青虫のったりと  
46 油照重機一撃砂埃         
47 噓の街ネオン燈らぬ修司の忌  
48 エンドウの空(くう)掴む蔓(つる)網に寄せ   
49 とりどりの星を集めて額咲けり  
50 梅雨晴れやインスタ映えの喫茶店 
51 たた歩くひとりの時間新樹光  
52 正代も稽古不足よ五月場所  
53 若葉風向かいて重き黒マスク 
54 咲き初めし百合軒下に雨宿り  
55 棒(ぼ)手振(てふり)の担ぎくるよな初鰹   
56 葭(よし)障子(しょうじ)父入れ替えし今は母  
57 枝豆も加へておうち居酒屋風 
58 九官鳥餌付けし妣はあっぱっぱ  
59 たまさかの機影の離陸陽炎えり  
60 かしらみぎ雨待つ植田観兵式  

注:① 25番の「木香薔薇」は真子様のお印の花です。
   ② 58番の「あっぱっぱ」は涼しい服、サマードレスのことです。

wild選    4、12、15、24、33
今日は調子が良かった家人さん選 4、16、26、30、54
  
会員12名が選んだ多選句は、来月中頃に発表されます。
興味と暇のある方も選んで遊んでみてください。
結構、中日新聞俳壇に選ばれる俳人がいます。


同人誌『山波』にも、数句が毎号鑑賞文とともに掲載されています。
ブログ広告170.jpg

nice!(39)  コメント(12) 

だるま3章 [だるま広報]

3月28日(日)、雨が降り出す前に小庭を少しでも広げようと踏み石にしていた御影石2個を掘り上げた。
30年前はこの石を簡単に10数個も敷くことができたのに、嘘のようにひどく腰に来た。
午後から辛抱次郎がいなくなった「そこまで言って委員会」を観ながら30分ほど眠ったので軽快。

----------------------------------------------------------------------------------------

10日ぶりのだるまさん録。

第1章 ロクちゃん 3/24
「ロクを連れて朝の散歩。家の中でごろごろするのが好きなロクを宥めすかして姉ちゃんの買ってくれたお気に入りの薄緑のシャツを着て家を出たものの、公園の犬不繰りの咲く草の上に腹ばいになり『てこでも動かん』と抵抗する。
IMG_4234 (002) (002).jpg

「おやつを1つ食べさせると機嫌を直しクンクンと匂いを嗅ぎながら歩き始める。少し歩くと芝桜を見つけポーズをとって写真撮影を要求、よく見ると毛が伸びてもさもさ(家ではモサオと呼ばれている)。」
IMG_4235 (002) (002).jpg
「やっとトリミングの予約ができたので今度の日曜日にカットする。
カット代は風呂代も含めて7,000円(ちなみにだるまは老人割引で1,430円)この違いはなんだ!(怒)
年金生活の身には痛い。」

「今週読んだ2冊の本。1冊は四コマ漫画『こんにちは、いぬです2』(じゅん著 幻冬舎発行)
もう一冊は『女偏(おんなへん)地獄』(吉永みち子著 集英社発行)
前者はほっこりした犬と家族の笑った後でしんみりする物語、作者のじゅんさんは男か女か(まあどちらでもいいか)
後者はあのわきまえない女、吉永みち子女史の胸のすく男斬り、だるまも思い当たるところが多々ある。男にとって怖ろしい本である。
しかし何故か読後感は妙に納得、腑に落ちる。」
IMG_4238 (002).jpg

私もファンというわけではないが昔から知っている。羽鳥のモーニングショー金曜日のコメンテーターとして出ていた吉永さん一昨日が最後だった。
30年近くも続けられたのは素晴らしい。競馬の解説をしていたころから知っているし著書も数冊読んでいる。
そうそう、6本も抜歯したロクちゃん、大丈夫なのだろうか。

第2章 花見 3/26
「和楽窯の桜も満開、茶碗を削ってから師匠と花見。」
20210328190431_p (002).jpg

ロクロを回しながら茶碗を薄く削るのは一種の快感が得られる。そして桜鑑賞とは、だるまさんはいい環境での作陶だね。

第3章 3月の「らくだ句会」 3/26

7点  残り鴨ふるさと捨るわけありや   だるま
           すつ
    雨音に聴き入る朝や春愁      浄爺
             しゅんしょう
6点  春宵や灯ることなき赤提灯     三歩
    しゅんしょう
5点  密密と密の流れや花筏       浄爺
    啓蟄や母の残せし古切手      美濃
4点  窯垣の道の外れに吊るし雛      哲 
    家籠もりに黙食に飽き風信子     美濃  
              ふうしんし
3点  春一番顔半分を叩きけり       だるま    
    書に飽いてうつらうつらや春の雲 田策  
    重しとれ鯱無き天守春うらら    浄爺
    地表裂き蠢き始む冬木の根      ヒロ

   ※「引鶴」とは、春になって北に帰る鶴のことです。
    「風信子」とはヒヤシンスの事です。

だるまさんが、照ノ富士のように最高得点句に返り咲いた。
60句中、私が5句選んだうちの3句が3点以上の多選句になっている。
作句より選句の方が向いているのかな。


---------------------------------------------------------------------------------------

稷_0タJT_ (002).jpg
書いてみたい人も読んでみたい人もお待ちしています。


nice!(41)  コメント(14) 

白花アセビで追悼 [だるま広報]

3月18日(木)、風もなくて暖かい日だった。
「キヤッと腰」は90%回復、午後が整形外科のマッサージ予約日だったのでほぐしてもらった。
まだ少し局所が緊張していたらしい。
疲れたら休む、を忠実に守ったので回復も早かった。
しかし今後は注意深く体を動かすことを肝に銘じた。


中日新聞の訃報記事には気づいていたのだが、多趣味人のだるまさんが早速追悼文を送ってくれてので紹介。
知らないよりは知っていたほうが良いと思っている私にはピッタリだった。


     村上“ポンタ”秀一追悼
                だるま

村上“ポンタ”秀一の訃報を3月16日の朝刊で知った。享年70、死因は私床出血という聞きなれない病名、私より年上だと思っていたがだいぶん若い。
村上“ポンタ”秀一といってもJAZZファン以外には馴染みのない名前かも知れない。
JAZZドラマー、パワーとテクニックを持ったプレイヤーとして幅広いファンを持っている。
中日新聞によればスタジオミュージシャンとしてキャンデイーズ、ピンク・レディー、山口百恵などのレコーディングでドラムを叩き、録音に参加した曲数は何と15,000曲を超えるという。さらに渡辺貞夫、井上陽水、坂本龍一などとの共演もある。
録音された音楽を聴いて彼は「このドラマーは下手くそだな」、「これはドラムが上手い。精進すればもっと伸びる」と話したそうだがいずれも自分がドラムを叩いていたというエピソードもある。これだけ演奏した曲が多いと宜なるかな、である。
夜中に彼のリーダーアルバム『Welcome to My Life』を哀悼の意を表して聴いた。このアルバムで矢野顕子の「青い山脈」、泉谷しげるの「ヨイトマケの唄」、裕次郎の「嵐を呼ぶ男」など気持ちよさそうにドラムを叩いている。中でも「嵐を呼ぶ男」の10分以上の長いドラムソロを裕次郎になり切って叩いている。圧巻である。
同じ日の新聞に小川慶太というニューヨークで活躍する長崎県出身の38歳のドラマーがグラミー賞(最優秀コンテンポラリー・インストウルメンタル・アルバム賞)を受賞したという記事が載っていた。
去り逝くものあれば舞台に上がるものもある。彼に対するいい花向けである。
10年程前、名古屋のJAZZライブハウスで聴いた汗が飛び散るパワフルなドラミングが懐かしい。
                               合掌 


昨年、地植えにした白花のアセビが満開したので献花のつもり。
IMG_9840 (2).jpg

IMG_9834 (2).jpg
裕次郎の「嵐を呼ぶ男」、中学だったか高校生だったか記憶が定かではないが6歳上の姉と観に行った記憶がある。覚えているのはドラムを叩いているシーンだけ。


昨日は外出無しで自粛した分、今日は雑用がいっぱいだったのだが元気に動くことができた。


nice!(45)  コメント(16) 

抜歯 [だるま広報]

2月21日(日)、暖かい日だったのにいつもの服装にしていた。しかし午後はやっぱり一枚脱いだ。
まだ寒い日が来るだろうから灯油36リットルを購入に走る。円安が原因なのか灯油もガソリンもど~んと値上がりしていた。まだ上がりそうなのでガソリンも満タンにしておいた。

3日前、虫歯の治療に行ったのだが、今回は麻酔なしだったので神経を切断する瞬間が「ヒャッー」とするほど痛かった。医師から「痛かったら手を挙げてください」と云われていたので、その痛さがいつ来るかと身構えている間が嫌だった。
手を挙げた瞬間には、もう終わっていた。


朝、だるまさんからLINEメールが届いた。
「今日、ロクが歯肉炎の治療のため抜歯手術を受ける。全身麻酔をかけるので朝は水、食事は禁止。大泣きしている。可哀想だけど仕方がないな」
「頑張るように言っといて。無事終わったら、顔見せてぇ」と、返信。

5日前に、「検診で歯肉炎を指摘され5本を抜くように云われて、他の病院に相談に行ってきた」と知らされていた。私からも「人間でも抜きたがる歯医者が多いので、セカンドオピニオンは必須です」と言っておいたのだが、どうやら必要な治療ということなのだろう。

夜、顔を見せてくれたのだが、ちょっと落ち込んでいるように思われる。
20210221200420_p (002).jpg
もしかすると、だるまさんが涙目で撮っていたのかもしれない。
と、思っていたら「晩飯食べたらどの歯で咥えているのか知らんが、スリッパ咥えて走り回っている」らしい。「抜いた歯は明日名古屋市西区の伊奴神社で供養してもらう」とのこと。
結局、6本抜いたようなのだが、見るだけで可哀想なので歯の写真はアップしない。
かなりのストレスを受けていると思われるので今夜はゆっくり眠ってもらいたい。

伊奴神社
IMG_8376 (2).jpg

IMG_8393 (2).jpg


今の私の虫歯治療はあと3回ほどで終わるだろう。
医師からは指摘されていないのだが、30歳のころ会社の近くの歯医者で知らぬ間に削られてしまって挿し歯にされた左上前歯(義歯)が少し欠けて、歯茎に冷たいものが少し沁みることがある。
コロナリスクも下がっているので再び上がらない間に、一挙に治療してしまおうかと思う。


nice!(36)  コメント(12) 

志段味八景犬公戯(24) [だるま広報]

1月24日(日)、今日も1日中小雨。
最低気温が6度くらいあるし小雨でもあるので室内管理の「寒蘭」をベランダに出している。昨年は諦めていたものが知らぬ間に成功していたので、今年は5鉢全部成功させようと欲を出している。
忘れないように再び冷える前には室内へ取り込まなくてはいけないのだが、まずはそれが問題である。


だるまさんがご近所で、犬の散歩をしているお母さん方に配布している定例の「志段味八景犬公戯」を送ってきたので、だるまさんの作品である湯飲み茶わんとともに紹介したい。


      「志段味八景犬公戯(24)」
      (しだみばっけいわんこのたわむれ)
                  東谷山六兵衛

 後れ馳せながら明けましておめでとうございます。
 コロナの第三波襲来で初詣にもいかず、新年会も開くことができませんでした。コロナ禍の新年は増え続けるコロナ感染者数のテレビテロップを眺めているだけで屠蘇酒に気分よく酔うこともできません。目出度さも中くらいなり……、でしょうか。
 コロナウイルスがこの国で発生してからちょうど一年だそうです。ワンコ達は飼主たちの生活の変化をどのように感じているのでしょうか。家族の一員のワンコ達も案外コロナ感染のストレスを感じているかもしれませんね。
 年が明けた一月、我が家のワンコも六歳になりました。ここに引っ越してくるときに娘が「お父さんは人相が悪いから可愛い子犬と一緒の方がいいよ」と、当時1・5kしかない4カ月のトイプーを飼いました。何しろワンコを飼うのは初めてのこと、慣れない散歩係としてワンコを公園に連れていってもぴょんぴょん動き回り、すれ違うワンコとも遊ばないまるで落ち着きのない犬でした。
 しかし公園で出会うワンコの飼主さんたちは「こんにちは、今日も元気だねえ」と挨拶を交わし、ワンコ友達として受け入れてくれました。長年名刺を交わして仕事をする習慣のあった私は、お互いに名前も知らず「Aちゃんのお母さん」だけでお付き合いできるのはとても新鮮な感じがしました。このコロナ禍の中で真っ黒な大きな体でお父さんとボール遊びをしていたハッピーちゃんとお母さんと元気良く散歩をしていた柴犬のリコちゃんが亡くなりました。お悔やみ申し上げます。
 最近、下志段味公園辺りでワンコの糞を始末しない飼主が見受けられます。飼主としてのエチケットを守りましょう。

 コロナ感染者数が毎日更新されています。コロナ感染を避けるために、私たちには不要不急、三密、外飲みを止める事しかできません。お上、専門家の意見も多すぎて理解できません。
 そこで気分を変えて、馬鹿々々しい小噺(こばなし)を一つ。
「お母ちゃん、パンツが破れちゃったよ」
「困ったねぇ。また(股)かい」

下志段味公園のわんこ達
P1040958 (4)_LI.jpg
敬称略 性別・年齢・犬種不詳    は亡



文字は鉄赤という鉄分の多い釉薬で書いたものらしい。
釉薬で字を書くのは結構難しかったという記憶がある。

20210124162222_p (003).jpg

20210124162229_p (003).jpg

20210124162243_p (004).jpg
私には読めなかったので、おかしいと思いつつも「こロナ」か? と訊いてみた。


「心」だ ! と叱られてしまった[バッド(下向き矢印)]


大栄翔の優勝、最近の傾向として来場所も同じような相撲が取れるのかが問題。


nice!(37)  コメント(12) 

我楽多 [だるま広報]

1月19日(火)、ワンポイントリリーフ !  「だるまぁ~」。


昨日(1/18)から通常国会がはじまった。
菅首相の施政方針演説に続いて3大臣が演説をしたが、眼を下に落とし原稿を読んでいるだけだった。
唯一茂木外相が韓国の慰安婦対応に対して声を荒げただけ。最近北朝鮮、中国よりも韓国だけには強気だ。
麻生財務相も数字を読み上げているだけ、本当に解っているのか。
昔、中曽根首相が浅利慶太に相手に届く演説の指導を受けたという話があったが、いっそ噺家の春風亭小朝あたりに聴衆の心の響く話し方を指導してもらったらどうか。
河野太郎特命担当相がワクチン担当大臣になった。
印鑑廃止の次はワクチンかとも思うが、内閣支持率回復に躍起になっている感じだ。

今日は一昨日焼きあがった陶芸作品の紹介をします。

片口 高さ15センチ 土は古陶小 釉薬は黄瀬戸、伊羅保、織部
20210119132507_p (002).jpg
ロクロで円筒を作り、4つ葉のクローバ方にひねる。
或る若手陶芸家に見せてもらって真似をしました。
結構WILDな感じに焼きあがりました。

花瓶 高さ30cm 土は古陶小 釉薬は伊羅保、織部、瀬戸黒、黄瀬戸の4色
20210119132517_p (002).jpg
柄杓で掛けました。釉薬が重なった部分が意外にいい色に出ています。
釉薬が掛かっていない部分は白っぽい生地がむき出しになっています。
家族はどういうか知りませんが家宝にしようかな。

急須 高さ8cm 土 古陶小 釉薬 黄瀬戸、織部
20210119132456_p (002).jpg
蓋のつまみの部分が釉薬で滑ります。もう少しつまみを大きくすればよかった。一人で飲むには丁度いい大きさです。
450g 少し重いかな。

これは以前作った急須ですが、ロクもだるま爺の作品には興味を示します。
20210119181503_p (002).jpg


次回はだるまさんに抑えで出て貰ってセーブポイントも稼いでもらいたい。←wildboar
nice!(36)  コメント(16) 

代打 ! だるまぁ~ [だるま広報]

1月17日(日)


ロクが1月15日、6歳の誕生日を迎えました。最近のロクの仕事は朝からストーブの番をしていることです。
20210117110937_p (002).jpg
来週誕生日検診があります。小便、大便、心電図、血液検査、レントゲンと人間と一緒です。しかし、心電図はどうやって撮るのだろう。

誕生日を祝って花を添えました。コロナで鬱々としているので明るい三色のガーベラ? を自作の地味な花瓶に活けました。洋花も結構合うな、と自画自賛です。
20210117110955_p (002).jpg

最近のだるまの句です。
  曲文字で一句添えたる賀状あり
 (くせ)
  垣根より赤侘助のおちょぼ口
  日脚のぶ犬の散歩をもう少し
  けふもまたマフラー巻きて無精する


wildboarが、花瓶は備前風釉薬なのかなぁ? と私に訊きながら、「侘助」と「日脚」の句に一票を投じているようだ。
ヤツは折角贈ってやった句帳をまだ使ってないようなので、ちょっと喝を入れなイカンと思っている。


nice!(38)  コメント(24) 

追悼 福本清三 [だるま広報]

1月8日(金)、とても寒い朝で名古屋の最低気温は-2.2度。
予約してあった歯医者から帰ってきた午後4時でも、庭の溜め水に氷が張っていたほど。
昨夜、だるまさんからファィルが添付されてメールが来ていたので紹介しておきたい。


緊急事態宣言が出たが、スガ総理、内容はともかく相変わらず発信力がないなあ。
下向いてぼそぼそ言っているだけ。メルケルさんみたいに必死さが感じられない。
本日の一句
  賀状来る字面が踊り奴元気  だるま

追悼福本清三を送る。


追悼 福本清三
1月5日付中日新聞朝刊で福本清三の死亡を知った。
享年七十七。 死因は肺癌。名前はあまり知られていないが写真を見れば皆さん、「ああ あの斬られ役か」思い当たる方も多いと思う。私に取ってもず~っと気になっていた役者であった。五年ほど前に週刊誌に『五万回斬られた男 福本清三』の本の紹介があった。
「この役者は福本清三というのか……」
 十五歳でこの世界に入り、東映時代劇黄金時代には1日10本の掛け持ち出演もざらであったという。萬屋錦之介や松方弘樹ら主演俳優に「お前、死に方が上手いな」とほめられ、斬られ役にプライドを持ち、その他大勢でありながら個性的な斬られ方を研究したそうである。海老ぞって斬られるシーンは殺陣でいう受けの演技で斬る方の演技をも引き立たせる。
2014年映画『太秦ライムライト』で初主演、脇を固めるのが松方弘樹、小林稔侍、本田博太郎、栗塚旭、萬田久子というベテラン陣、彼の主演映画の為に馳せ参じたと松方は語っている。映画のラストシーンで尊敬するチャップリンの写真をじっと見つめるシーンには思わず涙ぐんでしまった。
 中日新聞朝刊『中日春秋』に福本清三が取り上げられていた。「苦労が報われたな。清三さん」                          合掌 

1610096860752 (002).jpg
映画『太秦ライムライト』より


私も訃報記事の小さな写真を見て、あー、あの人かと知った。
先月、ポロリと落ちた奥歯、今日挿し歯として埋めてもらったのだが噛み合わせが一発で決まった。
思っていたとおり、不愛想だけどいい医者であった。
10%の可能性に賭けたわけたが1年もてば十分と思っている。
万一10年ももてば最高\(^o^)/


nice!(39)  コメント(18) 

凧揚げ [だるま広報]

1月4日(月)、毎朝ほぼブログ訪問のルーチンを決めているのだが、昨日は訪問を忘れてしまっていたのが幾つもあった。それなりの理由はあるのだが理由をあげればきりがない。まー、要するに老人力が急拡大していることだろう。
今日は、だるまさんから届いている写真を忘れないようにと午後一番で予約投稿しておいた。
最近は、近所でも見たことがないので懐かしい想いで、見せてもらった。


「若い父親は凧揚げが下手だ。見るに見かねて口を出した。すると写真のように上がった。久しぶりに尊敬(?)の目で見られたわ。」

20210104141105_p (002).jpg

20210104141057_p (002).jpg

酔い覚めの一句
  残り香をかぎて御みくじ凶を曳き  だるま
  御神籤や雲間のひかり末の吉    だるま


子どもの頃にはもちろんよくやったのだが、もっとも近くていつ頃だっただろうかと頭のページを繰ってみた。どうも50歳前の東京勤務時代に浦安の近くにあった公園で、いい加減な手作り凧を揚げたような気がする。
新聞紙で作る足が1本だったか2本にするのか思い出そうとした記憶があるのだが、どちらにしたのかそして上手く揚げたかどうかの記憶はない。
しかし、今、やってみればちゃんと揚げられるだろうと自信はある。


残り香が気になるなぁ(@^^)/~~~


nice!(27)  コメント(20) 

ロクちゃんからのご挨拶 [だるま広報]

12月29日(火)、年末の仕事は不完全ながらも一応完了としました(自分には甘い採点をしています)。[ぴかぴか(新しい)][決定]

ロクちゃんからも年末のご挨拶をいただいたので紹介します。

20201229163313_p (002).jpg

無麻酔の歯石取りの店へ行って、ブログにアップされたそうです。
とても可愛いので、ぜひご覧ください。

http://me-lumo.jugem.jp/?eid=1370&ref=line#gsc.tab=0

以前同居していたのがトイプードルだったので、プードルにはとても弱いwildです。
我が家の福ちゃんの歯磨き担当は家人さんですが、最近サボっているように思います。
福ちゃんに見つめられるので給餌係のwildは、たくさんの種類を用意して差し出しています。
P1040803 (2).jpg

盆のご挨拶
IMG_8965 (2).jpg
長寿梅(赤 石付き実付き雑草付き)

今年は咲き続けていたように思います。
初春に鉢替えをするつもりなので、削雑草抜きはサボりました。
今夜はすき焼きと「立山(砺波市)」を楽しみました。


すき焼き
P1040808 (2).jpg

日本酒
P1040811 (2).jpg


nice!(39)  コメント(14) 

冨士眞奈美さんの採用句 [だるま広報]

12月20日(日)、女優・随筆家・俳人として有名な冨士眞奈美さんがだるまさんの句を採用して、赤旗新聞(日曜版)に載せてくれたのでお知らせです。

  星取表ヤの字が踊る秋日和  だるま

20201220114320_p (3)_LI.jpg

今日は、だるまさんの祝い日でもあり、気をよくしただるまさんは「来年から(この新聞)取ります」と、言っています。
ともあれ、おめでとうございます!


今日も外出無しで、テレビと「めいとう音楽会2020」の視聴をして、夕方から少しだけ作業しました。

ちょっとだけ綺麗になったので、そろそろ完成させなければと思っています。
IMG_8897 (2).jpg

家人さんが購入したパンジー、ちっとも植えないので、私が並べ置いただけにしておきました。
下に水仙の球根が入っているはずだからです。
IMG_8893 (2).jpg

今年も残すところ10日余りとなって、昨年の今頃は外構のバリアフリー工事着工前で大変だったことを思い出し、あまりにも1年の早さに驚いています。


nice!(37)  コメント(18) 

『いったん止まって、また歩く』 [だるま広報]

11月24日(火)、朝、菜園へ行ったのは4日ぶりだったかな。
収穫できたのはサニーレタスと二十日大根だけ。
もうすぐ聖護院カブが採れそうなので嬉しく思う。


だるまさんこと東谷山六兵衛さんから、エッセイクラブに出したという原稿が届いているのでアップしたい。
先の沖縄旅行とあわせて、一考察。
写真はだいぶ前に届いていたのだが、機会があればと預かっていたもの。



    『いったん止まって、また歩く』
                 東谷山六兵衛

 先日、沖縄旅行に行ってきました。コロナ禍の中のゴー・ツー・トラベルを利用しました。かなり後ろめたい気持ちがありましたが、家族そろっての旅行は最後になるかもしれません。セントレアはそうでもありませんでしたが、那覇空港の混雑ぶりには少々驚きました。多くの人がマスク着用、手洗い実施、しかしこれだけ多くの人間の移動があるのではコロナ感染拡大は大丈夫なのか?と利用しながら虫のいいことを考えてしまいました。
 沖縄に来るのは三回目です。一回目はまだ渡航制限のある時代の与論島からの密航(まあ時効だからご容赦を)、ニ回目は仕事関係者との観光旅行。今回は半日、自分だけの時間をとり是非行っておきたい場所を巡りました。
 ひめゆりの塔、沖縄県平和祈念資料館、嘉手納基地周辺をタクシーで回りました。
 ちょうど私と同世代と思しき運転手さんが案内人も兼ねていて様々な話を聞かせてくれました。
 ひめゆり平和祈念館の資料によると、ここにあった陸軍病院に奉仕にきていた近くの女学生や動員された男子学生など若い人だけで二千人以上が戦死したとされています。そして沖縄平和祈念公園内にある「平和の礎」には沖縄県、県外、外国人出身の戦死者約二十四万人の刻銘が刻まれています。
 案内人は「日本軍の沖縄総司令部は負けと解っているのに本土防衛の前線として沖縄人を無謀な作戦の犠牲とした。米軍に投降するのではなく、一方的に軍を解散し、更に民間人の犠牲者を増やした。総司令部が置かれていた首里城は爆撃で一瞬にして消滅した。もう少し早く投降していたらこんな悲惨な事にはならなかった」と説明してくれました。
 どうもこの国のトップは決めたことには後先を考えずに猪突猛進する性質(たち)のようです。
 このコロナ対策でもこの悪い性質が方々で顔を見せます。3月の一斉休校から始まり、ほとんど使われないアベのマスクの配布、オリンピックありきの海外からの渡航者の制限緩和、経済との両立を建前にしたゴー・ツー・トラベルの継続。昨夜放送されたテレビ画面ではマスクを外さずに片耳に掛け、話は避けて一口食べたらマスクをして、また食べる時にマスクを外す、こんな場面が映し出されていました。こんな食べ方をして美味いのか?大の大人がこんなことを真面目な顔で議論しているのには呆れました。
 コロナ感染には波があることはある程度予測されています。ここは一旦立ち止まって、すべてのコロナ対策を検証し直した方がいいのではないでしょうか。
 長い目で見ればその方が経済の立ち直りも早いのではないのではないかと考えます。
人生の最晩年にコロナ・ウイルスという厄介な奴に出くわしてしまいました。皮肉なことにこいつが私に立ち止まって考えることを教えてくれました。もう走れないかもしれませんが歩くことはできます。嫌な奴ですが暫らくは付き合っていくことになりそうです。

普天間飛行場
20201124124254_p (002).jpg

ひめゆりの塔の記
20201124124302_p (002).jpg

20201124124313_p (002).jpg


だるまさんがお土産を持ってきてくれた日、星ヶ丘ギャラリーで会ったのだが、開口一番「コロナに感染していたらゴメンな」と言われたことを思い出す。
あの時は、私も「まー、その時は仕方ないな」とマスクを外してコーヒーを啜っていた。
私も左手でマスクを外して一口食べる、の繰り返しをしながらまでもしてイートに行こうとは全く思わない。

琉球村の水牛は暑くても発汗機能がなくて大量の水をかけてもらい、沖縄では崇拝されているらしい。

20201124113300_p (002).jpg


===================================================================

今朝のサニーレタスは、ポリバケツに入らないほど大きかった。
P1040610 (2).jpg

ちょっと心配していたのだが、寒蘭の「寒紅」(登録銘)が開き始めた。
20201124074125_p (002).jpg


先ほど札幌、大阪へのGoToトラベルが12月15日まで中止の速報が流れたのだが、ここは一つもっとしっかり止めるべきだと思う。


nice!(46)  コメント(16) 

ロクちゃんからの報告 [だるま広報]

11月23日(月)、アンダーシャツの上に長袖シャツそしてベスト姿でも暑いくらいなので、昼前からはベストを脱いでいたほど。


4日前のロクちゃんからも「暖かかったので公園を散歩してきたら、よく歩いたからと途中でお駄賃をもらいました」と報告が来ていた。
20201123091411_p (3).jpg
「ハァーハー」

20201123091423_p (002).jpg


そして今朝は「お姉ちゃんが服を買ってくれました。黒で格調高いが俺に似合うかなあ ! 」と、見せてくれた。
20201123091443_p (002).jpg

20201123091450_p (002).jpg

「お姉ちゃんが色々買ってきてくれて、羨ましいなー」


「本日の一句」
  流れきて澱みに捉まる枯れ木かな  だるま

  掌を透かして勤労感謝の日     だるま

後句あたりは、「だるま爺さんも腕を上げたな」とロクちゃんが言っているように思う。


====================================================================

庭師さんが松の剪定に来てくれて、「松を残すことだけを考えて剪定がしにくくなって申し訳なかった」と言ったら、「日本の文化である松を大切にしてくれてありがとう」と、お礼を言われた。
コキアを抜くことなく作業をしてくれたので、もう少し楽しむことができることになった。
私も作業日として枯草の整理、チューリップと分球したアマリリスの植え付けが、やっとできたのでとりあえずはホッ。

  松葉梳く新嘗の日の印とて  猪口


nice!(39)  コメント(14) 

時間ができたかな [だるま広報]

11月16日(月)、このところだるまさんからのLINE音が聞かれなかったのは、同人誌「山波」の原稿書きで忙しいのか? と、思っていた。
今朝は、連続音が・・・、どうも未明までかかって書き終えたようだ。
私も横書きで12000字ほどになったので、今日から「山波」仕様の縦書きに校正してチェックを入れてスマートにしようと思っている。
下手な文章なので珍しいパターンにしたのだが、文芸創造活動に水を差しそう。
まー、ボケ防止として数カ月に一度の苦行に耐えているのだから勘弁願いたい。

=====================================================================

だるまさんが岐阜県土岐市の道の駅、志野・織部陶遊館へ行ってきたらしい。元気に出かける意欲があればこそ、色々なところをよく知っているのだろう。

1605484779721 (002).jpg
「紅葉狩りと『麒麟がくる』効果? で結構賑わっていました」
そこで一句
  小春日や志野の茶碗の白化粧  だるま

志野茶碗は白い釉薬が掛けてあるので、白化粧として名詞止めにしているのがいいね。

「この赤と黄色の花は何ですか?」とも来ているので、これにも一句届くのだろうか?
1605484806929 (3).jpg
洋菊でしょうがボンボン菊のように思う。

だるまさんが一人で出掛けて好きなことばかりしているので、ロクちゃんがいじけているらしい。
1605484842239 (3).jpg

我が家では、「(私が)好きなことばかりしているぅ」、と家人さんがいじける。


=====================================================================

朝、不審ネコが福ちゃんの縄張りに侵入したので威嚇。

P1040560 (2).jpg

黒い猫が鉢を倒して逃げたようだが、福ちゃんが追い払ったので「褒美をくれろ! 」と見つめる。

P1040575 (2).jpg
クリスピーにすっかり飽きちゃったので、今は銀のスプーン「しっとりシーフード&チキン」の一辺倒。

まだ22度もあった夕方の腰痛マッザージ帰りに、「しっとりシーフード」を購入、このチキン抜きでさらに気に入っていただけると思うのだが。

照ノ富士が連敗し、安定感があると誉めてあげた貴景勝が落ち着き過ぎて負けちゃった。
あそこは一挙に行くべきでしょう。
毎度のことながら中日を過ぎるとコロナのように異変が起きる。

  竿先に照る陽小春の風さやか  猪口


nice!(45)  コメント(16) 

志段味八景犬公戯(23) [だるま広報]

11月11日(水)、第3波が本格化する前に会社の後輩と昼呑みに大都会まで出かけた。
だって第1波の時に予定していたのだが自粛した。タイミングを伺っている間に第2波を見送って、やっと予定したら第3波が来る。
ここはもう、一つ完全防御で実行しかない。
ということで、夕食までには帰宅しているのだが、新たなアップはちょっとしんどいところなので「志段味八景犬公戯(23)」の更新で、だるまさんが助けてくれた。だるまさんには昼呑みのことは何も話していなかったのにタイミングよくメールが届いた。


まずはロクちゃんの近影。
20201111184128_p (002).jpg

  ロクちゃんの喜び暖炉だるま膝  猪口


      志段味八景犬公戯(しだみばっけいわんこのたわむれ)(23)

                     東谷山六兵衛

 短かった秋はもうすぐ終わり、冬の気配が感じられます。
 今年のハロウインはコロナ禍で人が集まって大騒ぎすることもなく静かに終わりました。ただ下志段味公園から眺める満月は橙色に輝き、コロナ禍で萎縮する人たちを温かく見守っているようでした。下志段味公園を散歩するワンコ達も若いワンコが増えました。この辺りに住む人達の年齢に正比例しているようです。
 わが家のワンコが公園デビューしたのは飼主がこの地に引っ越してきた5年前、まだ4カ月でした。まるで落ち着きがなく、ぴょんぴょん飛び回って、散歩にもなりません。来年の正月がくると6歳、多少落ち着きましたが、人間でいえば40歳の働き盛りです。しかし体重3.4㎏のちび犬ですのでとてもそうは見てもらえません。それでも今では大切な家族の一員、情がわいてきます。
 先日、面白い漫画を読みました。題名は『こんにちは、いぬです』(じゅん著幻冬舎発行)。本の帯には「ご主人はぼくのこと好きですか?」と書いてあります。この本はいぬから見たご主人評が描かれています。足の悪いご主人を気遣ったり、何か面白くないことがあって落ち込んでいるご主人を心配して、膝の上にのって慰めたり、ご主人に彼女ができると一緒に喜んだり、と主従の関係ではありません。散歩中に気に入ったいぬを見つけるとご主人を引っ張って跡をつけたり、引っ越していく時に仲の良いいぬと別れを惜しんだりと、いぬの世界も人間並み、いやそれ以上かもしれません。コロナ禍に読む本として、ほのぼのとして思わず微笑んでしまいます。著者は略歴によると1996年生まれのイラストレーター、性別男だそうです。あとがきに「いぬといる人も、いた人も、いない人も、いたい人も この本を読んで何かを感じてくれたらうれしいです」と書いてあります。
 いぬ好きに年齢は関係ありません。可愛いだけです。この本が売れているのはわかるような気がします。
 寒くなります。コロナとインフルエンザ、ご自愛ください。


これは、だるまさんが町内の犬好きのみなさんに配布しているまさに「だるま広報」。
この文章の終わりには、散歩で会う「志段味公園のわんこ達」として犬の名前がEXEL表に161記載されている。ただし敬称略 性別・年齢・犬種不詳の但し書きあり。

志段味の満月。
20201111195057_p (002).jpg

ロクちゃんの散歩に行って「本日の一句」
  あと少し冬の蟷螂足を擦る  だるま


そうそう、だるまさんからさゑ姉さんの生け花写真も預かっていた。花瓶はだるま作。
20201111184905_p (002).jpg


明日は、10ヵ月ぶりに行った大都会(名古屋駅)をアップしたい。


nice!(44)  コメント(21) 

首里城祭り [だるま広報]

11月2日(月)、朝、昨日から首里城祭りに家族で出掛けているだるまさんが写真を送ってきた。
首里城が消失して1年、ネットを見てみたら、今年は内容を変えて首里城祭りが開催されているらしい。
当地は朝から雨なのだが沖縄の天候はいいのだろうと思う。


「機上から見た沖縄の海。空港に着いたら29度、Tシャツで十分と、ひめゆりの塔、平和祈念館、首里城に行った」
20201102091551_p (002).jpg

20201102091601_p (002).jpg

ワンワンホテルで留守番しているロクちゃんの写真をホテルのスタッフが送ったようだ。
「捨てられたと思って元気がないように思われる」と、だるまさん。
20201102091642_p (002).jpg

午後、「水族博物館にきている。海が素晴らしい青さだ。じんべいザメを写したが分かるかな」
20201102123344_p (002).jpg20201102123349_p (3).jpg20201102123355_p (002).jpg

「イルカショーだ」
20201102143108_p (002).jpg

20201102143126_p (002).jpg

どうもスマホをホテルに置き忘れたようで、明日は本格的な写真が送られてくるのではないかと思われる。普天間基地のオスプレイも見てきたらしい。

私も一昨日送られていた俳句のアップを忘れていた。
  さつま芋土の中より照れ笑い  だるま

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今月の盆栽カレンダー
いわしで
P1040431 (2).jpg
樹齢約50年 樹高47㎝

  木陰から出て日の暮るゝ紅葉哉  千代尼

魚拓カレンダー
カワハギ
P1040430 (2).jpg



nice!(49)  コメント(26) 

だるまさんの顏を公開 [だるま広報]

10月27日、拙ブログ広報部長のだるまさんの顏を公開です。

P1040359 (2).jpg
似顔絵師の大岡立さんが、だるまさんの名刺用に書いてくれたもののようです。
似ているかどうかは、以下の絵をみていただくと分かります。

碧南・高浜たんぽぽニュース.jpg
「碧南・高浜たんぽぽニュース」で似顔絵作家の大岡立さんの「有名人似顔絵パレード26」が名鉄吉浜駅前の画廊アートフロアで昨日26日まで開催されていたと紹介されています。(地名はいずれも愛知県)

だるまさんが覗いてきたとLINEメールをくれました。「鉛筆ガキの毒のある絵を描きます。作者の承諾を得て撮ってきました」というものです。

昇太
昇太.jpg

リーチマイケル
マイケル.jpg

大坂なおみ
坂本.jpg

橋爪功
橋爪.jpg

倉本聰
倉本.jpg

藤田まこと・松田優作・チャールズ ブロンソン
藤田他.jpg


20201027100629_p (002).jpg

水曜社から「黒の似顔絵 むっ! 」と、出版もされているとのことです。

永六輔
永六輔.jpg

小沢昭一
img20201026_21324998 (002).jpg

いかがでしょうか?

島根にゴーツートラペルで旅行しただるまさんの知人が、ダルマに似ていると「どじょう掬いまんじゅう」を持ってきてくれたらしいです。

20201027181610_p (002).jpg
「美味しかった」

どっちが本物のだるまさんに近いか軍配を挙げるのに躊躇いがあります。

「本日の一句」も届きました。
  七十路身の丈ほどの吾亦紅  だるま


nice!(51)  コメント(21) 
前の30件 | - だるま広報 ブログトップ