10月の「らくだ句会」 [だるま広報]
10月24日(日)、菜園と小庭と鉢物に秋の肥料を施し、少しの鉢物の植え替えを行った。
だるまさんから恒例の「らくだ句会」選句一覧が届いたので家人さんと各５句を選んだ。
選句の前に、秋の花を１枚撮る。
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赤ソバ
さて、選句。
両者 赤
家人さん 紫
wild 青
１ 我健啖芋栗南瓜旨し米
けんたん
２ 早起きは三文の得拾い栗
３ 青栗のひと枝活けし禅の寺
い
４ 真子さまの結婚銀杏のほろ苦く
５ ピアノ止みて虫のすだくに聞き入らん
６ 緯糸は妣の手結び栗染めに
よこ
７ 朝霧の晴れて真白な月残る
８ 影法師遣きても一緒栗ひろう
い
９ 渋皮に染まりし指で秋食らう
10 籾焼けば白馬の嶺も白化粧
11 傘岩に見らる木曽路の栗拾い
12 チョコレートかきんと割れて寒さ知る
13 秋寒し前後に子乗せ蛇行する
14 銀杏を串刺しにしてバーベキュー
15 第五波のコロナ収まる栗おこわ
16 拾い来し銀杏煎りてまず一杯
17 門前に銀杏売られ里は黄に
18 尾張には醤油みたらし十三夜
19 栗ごはん二人分なら五粒ほど
20 普段着にベストを重ね温め酒
21 今宵こそぬる燗満たす居待月
いまちづき
22 黄落やまん真ん中をハイヒール
23 マンモスも食んだであろふ銀杏の実
は
24 銀杏むく婆と呼ばれて二十年
25 お取り寄せ枝豆干物栗きんとん
26 散歩犬ぎんなんの幹素通りし
27 秋雨に堪える一葉に応援歌
28 病得し友へ明日の種採りぬ
29 子が見いる手中のふきん栗きんとん
30 恋バナに根堀り葉掘りや月見酒
31 星月夜汽車の音のみ響きけり
32 事終えて畑一面の赤のまま
33 オードリイ首の長さや秋去る
34 渋皮はたやすく剥けぬ栗ごはん
35 鍵盤にそっと指おく秋の暮れ
36 瓶の蓋ねじるも開かぬ冬隣
びん ふゆとなり
37 壊さるる町家百年石蕗の花
つわ
38 柿たわわ我が家と共に五十年
39 骨酒に塩ひとつまみ蛇笏の忌
だこつ
40 シルバーカーの老犬に花野風
41 余生とはさて退屈や鰯雲
42 秋暑し思う間にはや17度
43 青北風や靴下はきて暖を取る
あおぎた
44 木の実降る自転車転ばねばよいが
45 芋虫の気持ち良きほど太りおり
46 夕焼けにコキアの赤の重なりて
47 石蕗のつぼみむくむく頭あげ
つわ
48 秋の晴れどこか行きたし雲に乗り
49 鶏頭や血液検査結果待ち
50 密にして色濃き姿酔芙蓉
51 老二人銀杏拾う夜の街
52 天候不順耐えて届く赤リンゴ
53 荒波に揉まる亀石月昇る
54 秋の夕シルバー川柳緊緊と
ひしひし
55 蟷螂の顔に又顔見つけたり
とうろう
wildの特選句
35 鍵盤にそっと指おく秋の暮
静かに暮れゆき、ピアノ曲に合わせて深まっていく秋の情景が優しく詠まれているので。
夕食後、釣り竿の穂先(１番)を、昨日ホームセンターで購入した40番ペーパーで削って、ほぼ完成。
明日、もう少し丸く削れば２番とフィットすると思う。
感度のいい釣り竿を作って、釣果に大きな影響があるかどうかは分からない。^^;
27日発行。
だるまさんから恒例の「らくだ句会」選句一覧が届いたので家人さんと各５句を選んだ。
選句の前に、秋の花を１枚撮る。
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赤ソバ
さて、選句。
両者 赤
家人さん 紫
wild 青
１ 我健啖芋栗南瓜旨し米
けんたん
２ 早起きは三文の得拾い栗
３ 青栗のひと枝活けし禅の寺
い
４ 真子さまの結婚銀杏のほろ苦く
５ ピアノ止みて虫のすだくに聞き入らん
６ 緯糸は妣の手結び栗染めに
よこ
７ 朝霧の晴れて真白な月残る
８ 影法師遣きても一緒栗ひろう
い
９ 渋皮に染まりし指で秋食らう
10 籾焼けば白馬の嶺も白化粧
11 傘岩に見らる木曽路の栗拾い
12 チョコレートかきんと割れて寒さ知る
13 秋寒し前後に子乗せ蛇行する
14 銀杏を串刺しにしてバーベキュー
15 第五波のコロナ収まる栗おこわ
16 拾い来し銀杏煎りてまず一杯
17 門前に銀杏売られ里は黄に
18 尾張には醤油みたらし十三夜
19 栗ごはん二人分なら五粒ほど
20 普段着にベストを重ね温め酒
21 今宵こそぬる燗満たす居待月
いまちづき
22 黄落やまん真ん中をハイヒール
23 マンモスも食んだであろふ銀杏の実
は
24 銀杏むく婆と呼ばれて二十年
25 お取り寄せ枝豆干物栗きんとん
26 散歩犬ぎんなんの幹素通りし
27 秋雨に堪える一葉に応援歌
28 病得し友へ明日の種採りぬ
29 子が見いる手中のふきん栗きんとん
30 恋バナに根堀り葉掘りや月見酒
31 星月夜汽車の音のみ響きけり
32 事終えて畑一面の赤のまま
33 オードリイ首の長さや秋去る
34 渋皮はたやすく剥けぬ栗ごはん
35 鍵盤にそっと指おく秋の暮れ
36 瓶の蓋ねじるも開かぬ冬隣
びん ふゆとなり
37 壊さるる町家百年石蕗の花
つわ
38 柿たわわ我が家と共に五十年
39 骨酒に塩ひとつまみ蛇笏の忌
だこつ
40 シルバーカーの老犬に花野風
41 余生とはさて退屈や鰯雲
42 秋暑し思う間にはや17度
43 青北風や靴下はきて暖を取る
あおぎた
44 木の実降る自転車転ばねばよいが
45 芋虫の気持ち良きほど太りおり
46 夕焼けにコキアの赤の重なりて
47 石蕗のつぼみむくむく頭あげ
つわ
48 秋の晴れどこか行きたし雲に乗り
49 鶏頭や血液検査結果待ち
50 密にして色濃き姿酔芙蓉
51 老二人銀杏拾う夜の街
52 天候不順耐えて届く赤リンゴ
53 荒波に揉まる亀石月昇る
54 秋の夕シルバー川柳緊緊と
ひしひし
55 蟷螂の顔に又顔見つけたり
とうろう
wildの特選句
35 鍵盤にそっと指おく秋の暮
静かに暮れゆき、ピアノ曲に合わせて深まっていく秋の情景が優しく詠まれているので。
夕食後、釣り竿の穂先(１番)を、昨日ホームセンターで購入した40番ペーパーで削って、ほぼ完成。
明日、もう少し丸く削れば２番とフィットすると思う。
感度のいい釣り竿を作って、釣果に大きな影響があるかどうかは分からない。^^;
27日発行。
2021-10-24 22:00
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コメント(10)
１２番に一票です！
板チョコがパキンて割れるようになって
冬仕様のチョコが出てくると寒くなって
来たなぁって思います＾＾
by みずき (2021-10-24 23:14)
この「らくだ句会」の句は『山波198』に載るやつですか?
秋の句ということですが、今年はどうも秋が実感できません。日本は四季の国ということになっていますが、ここ数年、なんとなく春と秋が短くなってきているような気がします。
by アニマルボイス (2021-10-24 23:37)
みずき様
分かります、分かります。
by wildboar (2021-10-25 01:45)
アニマルボイス様
今月末に会員同士で互選するものですから、198には出ません。
そのうち夏と冬に二極化しちゃいそうですね(@_@。
by wildboar (2021-10-25 01:50)
２１ ３９が好きです。
by 斗夢 (2021-10-25 08:30)
こんにちは。
赤ソバ、茎も赤く素敵なビジュアルですね。
「４ 真子さまの結婚銀杏のほろ苦く」微妙な心持ちが肯けます。
「35 鍵盤にそっと指おく秋の暮れ」は、憧れる光景です。
さらっとした良い句と感じます。
「18 尾張には醤油みたらし十三夜」リズム感？語呂がナイスです。
「48 秋の晴れどこか行きたし雲に乗り」同感です！？(=^･ｪ･^=)
by Boss365 (2021-10-25 10:59)
斗夢様
酒関連ですね。
私どもも選んでいます。
by wildboar (2021-10-25 14:21)
Boss365様
皇室関連は避けたいし、18、48は俳句的にはどうかなぁ(・・?
by wildboar (2021-10-25 14:29)
秋深しです。
ノンアルの日。
by 夏炉冬扇 (2021-10-25 20:14)
皆さんお上手ですね。
by JUNKO (2021-10-25 20:37)