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600回記念が、あぁ~~ [日記・雑感]

1月24日、こういう写真をUPすることになろうとは、ゆめゆめ思ってもいませんでした。
拙ブログは、日記・雑感をテーマとしているので、忠実に600回目の更新をする日です。

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庭の黒松の根っこです。

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31年前に一級建築士事務所を開いていた高校時代の友人に設計してもらって家を建て、庭は当地の地質をよく知っているだろう地元の庭師さんにお願いしました。
門かぶりの黒松(男松というらしい)だけに拘ってもらい、毎年の剪定でも一人の庭師さんがこの松にだけ1日かけて30年剪定をしてきました。

いよいよ高齢化にあたり庭をつぶしてまで、スロープにしようと対策していることはすでにUPしてきたとおりです。
この改造にあたり、若い友人である一級建築士に依頼(今後、家屋のバリアフリーも進めるので)して、その会社の下請け会社が外構工事を請け負ってくれていました。
発注にあたり、建築士の会社と外構工事会社の社長に、「黒松だけは何とか残したい、十分な手当てをして、その後枯れてしまった場合はそれはそれで結構です」として、引き受けてもらいました。
この松の左横にブロック塀が立つことになるので、松の片側は手掘りで根を残して、塀が立ったらその根っこを塀の内部に入れ込んで土をかぶせるということで互いに了承していました。
右側のタイル塀は壊します。
この程度の根の処理は、盆栽の鉢替えの基本要領なので簡単なことです。外構工事の社長も二級造園施工管理技士の資格をうたっているので、分かっているでしょう。

現場作業をしてくれているベテラン職人さんにも、そのことはお願いしていました。
で、1月20日、ちゃんと手掘りで根を残してくれていました。
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この時、根を出したまま食事に出かけられたので、濡れバスタオルをかけて、なぜこの手当てをしているのかもお話しして理解を得ていました。
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本来であれば、この根の保護も外構工事会社がするべきことです。

今日の午後、気がついたらこの根っこがすべて切断されてしまっていました。その写真が最初の写真2枚です。しかも切断面は保護剤も塗られず放置されていたのです。
同じ職人さんがですてよ。
この状態でも100%枯れないと保証してくれるのであれば、苦情は言いません。
枯れない確率が下がりましたよねえ。
暖冬なのでまだ救われますが例年のように水が氷るこの時期、これだけで完全にOUTです。
黒松を剪定できる庭師さんが大変少なくなっています。その庭師さんの日当がいくらしているのかは知りませんが想像はできます。
難しい人であれば同じものを持ってこいと云いますよー。
今後、枯れるか枯れないかは別としても、根を切らないで保護するという契約ですから、それだけですでに契約違反なのですが。

高齢者が、さらなる高齢化対策をしようとした工事で、先日の孫請け会社となったガス工事会社も含めて、今回はまさに高齢者が痛い目にあう時代のモデルのようです。
世代が違うからでは、収められません。
シニア対策工事は、まだ始まったばかりです・・・。


今場所観
あの炎鵬の、ウェートリフティングをしているような勝ち方、驚きです。


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