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志段味八景犬公戯(23) [だるま広報]

11月11日(水)、第3波が本格化する前に会社の後輩と昼呑みに大都会まで出かけた。
だって第1波の時に予定していたのだが自粛した。タイミングを伺っている間に第2波を見送って、やっと予定したら第3波が来る。
ここはもう、一つ完全防御で実行しかない。
ということで、夕食までには帰宅しているのだが、新たなアップはちょっとしんどいところなので「志段味八景犬公戯(23)」の更新で、だるまさんが助けてくれた。だるまさんには昼呑みのことは何も話していなかったのにタイミングよくメールが届いた。


まずはロクちゃんの近影。
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  ロクちゃんの喜び暖炉だるま膝  猪口


      志段味八景犬公戯(しだみばっけいわんこのたわむれ)(23)

                     東谷山六兵衛

 短かった秋はもうすぐ終わり、冬の気配が感じられます。
 今年のハロウインはコロナ禍で人が集まって大騒ぎすることもなく静かに終わりました。ただ下志段味公園から眺める満月は橙色に輝き、コロナ禍で萎縮する人たちを温かく見守っているようでした。下志段味公園を散歩するワンコ達も若いワンコが増えました。この辺りに住む人達の年齢に正比例しているようです。
 わが家のワンコが公園デビューしたのは飼主がこの地に引っ越してきた5年前、まだ4カ月でした。まるで落ち着きがなく、ぴょんぴょん飛び回って、散歩にもなりません。来年の正月がくると6歳、多少落ち着きましたが、人間でいえば40歳の働き盛りです。しかし体重3.4㎏のちび犬ですのでとてもそうは見てもらえません。それでも今では大切な家族の一員、情がわいてきます。
 先日、面白い漫画を読みました。題名は『こんにちは、いぬです』(じゅん著幻冬舎発行)。本の帯には「ご主人はぼくのこと好きですか?」と書いてあります。この本はいぬから見たご主人評が描かれています。足の悪いご主人を気遣ったり、何か面白くないことがあって落ち込んでいるご主人を心配して、膝の上にのって慰めたり、ご主人に彼女ができると一緒に喜んだり、と主従の関係ではありません。散歩中に気に入ったいぬを見つけるとご主人を引っ張って跡をつけたり、引っ越していく時に仲の良いいぬと別れを惜しんだりと、いぬの世界も人間並み、いやそれ以上かもしれません。コロナ禍に読む本として、ほのぼのとして思わず微笑んでしまいます。著者は略歴によると1996年生まれのイラストレーター、性別男だそうです。あとがきに「いぬといる人も、いた人も、いない人も、いたい人も この本を読んで何かを感じてくれたらうれしいです」と書いてあります。
 いぬ好きに年齢は関係ありません。可愛いだけです。この本が売れているのはわかるような気がします。
 寒くなります。コロナとインフルエンザ、ご自愛ください。


これは、だるまさんが町内の犬好きのみなさんに配布しているまさに「だるま広報」。
この文章の終わりには、散歩で会う「志段味公園のわんこ達」として犬の名前がEXEL表に161記載されている。ただし敬称略 性別・年齢・犬種不詳の但し書きあり。

志段味の満月。
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ロクちゃんの散歩に行って「本日の一句」
  あと少し冬の蟷螂足を擦る  だるま


そうそう、だるまさんからさゑ姉さんの生け花写真も預かっていた。花瓶はだるま作。
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明日は、10ヵ月ぶりに行った大都会(名古屋駅)をアップしたい。


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