SSブログ

施設介護が地域の未来を創る [日記・雑感]

11月1日(日)、タイトル「施設介護が地域の未来を創る」というカッコいい講演会を市民会館で傍聴した。
市の広報市民スタッフをポランティアとしてやっていた時、やがてやってくる「2025年問題」を取材したことがある。あれからもう7、8年経過したのだろうか?
いよいよ自分も後期高齢者になることをひかえて現実味を帯びてきたので聴講した。
早い者順100人限定であったのだが、こういうのはすぐに当たる。ハロウィンジャンボはまたしても300円の当選であったのに。

司会を務めていたのは、拙ブログの当初にクリスチャン院長としてとりあげていた医師で市の教育委員。
軽いタッチなのでもう少しだけでいいから、内容的に考えても重く進行したらどうかと思った。会場の入り口で設営などしていた男性は地域福祉課の中堅職員、クリスチャン院長に丸投げ感あり。

第1部、「高齢者社会における介護看護医療の役割と展望」
IMG_3735 (2).jpg
医師であり介護老人保健施設の経営者の講演。
聴講者の雰囲気を見ていると、やや専門すぎて研究発表に近い感じがした。折角配付されたレジュメも統計グラフなどが小さすぎて読めない。
1時間の講演内容を簡単に言っちゃえば、認知症の予防(進行を遅らせる)には、日常生活動作(歩行、食事、排水排便、身だしなみ)とコミュニケーションが大切なので、介護者はここを念頭に行動しましょうという、内容だと私は理解した。
よって、この講座は介護職の人向けだったのかと思いきや、聴講者の内の介護職、医療関係者は2割程度だったので驚いた。ならば講演内容がミスマッチだったと言わざるを得ない。

第2部、パネルディスカッション、「施設の種類による利点と欠点」および「施設入居を考える時期や条件に付いて」
IMG_3737 (2).jpg

IMG_3742 (2).jpg

パネラーは医師、グループホーム運営者、ケアマネジャーらであったのだが、デイスカッションとはほど遠く、形式的感が否めなかった。
これも一言で言えば、施設入居するかしないか、またどごへの判断は「親族である介護者の判断に任せるしかない」というものだろう、と理解をした。
一つ参考になったのは、高齢者が何らかの理由で入院し、退院した後に認知障害の悪化が顕著であるという見方は異論のないところであった。

聴講者の多くがアンケートに答えていなかったようだが、「具体例の紹介があると理解しやすく、欲しかった」という意見で応えておいた。
聴講者の90%ほどが女性であったのだが、男性はなぜ少ないのか不思議。

帰宅して、「アポイキキョウの黄葉」がやけに目についた。
P1040420 (2).jpg
当市では人口の21%が65歳以上らしい。

今月のカレンダーは順延としたい。


nice!(44)  コメント(23)