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釣り友とのLINE [釣行記]

5月13日、晴れなるも強風、疲労が残っており眠ることが多かった。
すぐ近くの若い奥様が突然死されて、そのお宅の幼いフレンチブルドッグを通して知り合いであったたことを、4月29日に書いている。
機会があったらご主人に声を掛けようと思っていたのだが、今日の夕方、ちょっと100mばかり歩いた時にやっとお会いできた。
基礎疾患もなく突然のくも膜下出血だったらしい。2週間経ってご主人も2人の子どもさんも元気そうだったので安心した。もちろんフレンチブルドッグも。
まもなく学校も再開してご主人も勤めに出られると思うので、「私どもはいつも在宅していますから、何かお手伝いすることがあれば何でもおっしゃって下さい」と声掛けができた。


さて、今年初めてだった昨日の釣行のこと。

今年1月の初め、若い釣り友から「明けましておめでとうございます。今年はいつ頃から釣りスタートをしますか」とLINEメールが届いた。
「外構の改修工事をするので、3月ごろになるでしょう」と返信していた。
彼は、昨年の秋に私が55㎝のヒラメを釣り上げたときに、タモですくってれた釣り友。
私の若い時と同じように、月2回は釣行しているだろう人なので、3月ごろ「その後の釣果は如何ですか?」とLINEをしてみたら、「最近は動けてないです。近場を開拓しようかと思っています」であった。
おそらく、コロナ自粛だったのだろうと思う。

昨夜、「今年の初釣り、いつものところです」、の文に併せて2枚の写真をLINEで送った。
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上・クロダイ、下・メジナ

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釣り友から、
「すごいクロダイですね、エサは何でした?」
「自粛警察みたいの人もいるので、ブログ掲載は止めた方がいいと思います」
「(ヒラメの時のように)延べ竿ですか? タモがないと上がらないのではないですか?」と連続の質問LINE。
私「近くに2人いて、竿も落としてしまって助けてもらう連続でした」と、調子に乗って合わせてしまった。

以下は、釣り友さんへのお詫びの説明。ちゃんとブログ訪問してくれるかなぁ。

午前6時に目的地に着いた時、3人の釣り人がいた。こりゃあ駄目だと思いながら「おはようございます!」と、声をかけたら真ん中の人が「帰りますからどうぞここへ」と。
そこが私のポイントなので、ツイテイルとほくそ笑む。すぐにメバルが釣れていい感じ。
2時間くらいした満潮時、左10mくらい後方にいた人が、クロダイを釣りあげる。かつてその場所で釣っている人を見たことはない。
右3mくらいにいた人が「あっ、グレだ! 」と、また左の人が釣り上げたのを目撃。私が若い時、このグレ(メジナ、当地では黒目鯛ともいう)を求めて月2回静岡の清水港まで車中泊で行っていたのだ。

左の人、1時間後にまたクロダイを釣り上げてリリースしようとしていた。「放つのであれば、私がいただきますよ」と声を掛けたら「先ほどのクロダイを差し上げますよ」と言う。「食べない人なんですか?」と、訊く。「食べることもあります」と。
私、「今日は食べない日なのですね」
左の人「そうですねぇ」
「この場所へはよく来るのですか」
「時々」
「クロダイとかメジナとか、その場所で釣ったことがあるのですか?」
「初めてです」
「どこから来たのですか?」
「春日井(愛知県)からです」
「私と近いじゃないですかぁ」と、5mほど離れての会話。

その左の人、50歳くらいで淡々と黙々とコマセを投げ続けている。その投げ落とす位置が正確でかなりの釣り人、このコマセで魚を呼び、掛かっても冷静に的確にすくいあげる。

左の人が、写真だけ撮ったらクロダイをくれると言う。
もちろん彼のスマホでクロダイを抱えているところを、5回シャッターを切ってあげた。

その前に、私が堤防から8m竿を落としてしまい流れていってしまうところを、右の人が投げ竿で私の竿に糸を絡めて救ってくれた。
その人は、私より2歳年下で定年になった65歳から釣りを始めたと言い、25年間も単身赴任をしていたので、子どもとの関係が今もスムースでないなどと、この人とも一定の距離をおいて人生雑談をしていた。
先に帰る私が余ったエサを差し上げたら大層喜んでくれた。
釣りについては、左の人にあっけにとられ、右の人とは何だか雑談会になったようで、運がいいのか悪いのかも分からないような、かつて経験のない釣行であった。
これも、もしかするとコロナ世相が反映されているのかもしれない。

帰宅後クロダイとの捌きの格闘。
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釣り友さんへ、「事実は以上のとおりですよ。貴方の浮き釣りならば左の人のポイントで釣れるようです。次に行くのであれば、丁寧にポイントをお知らせいたします。重要なのはコマセの技術だと思います」。

コロナ情勢をしっかりと確認したうえでの釣行だったのだが、昨日の愛知県の感染者1名は、何と当市の2人目の人だったらしい。明日、愛知県は緊急事態宣言から解除されるようだがまだまだ油断はできない。
あっ、そうそう蛇足ながら2枚目の写真が私の釣果。

突然死された若い奥様は某有名総合病院の看護師さんをされていたらしく、強い心労が引き金になっていたのかもしれないと思う。


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