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伊奴(いぬ)神社 [日記・雑感]

8月15日(日)、各地に被害をもたらしている水害のニュースで、終戦記念日のお知らせが後回し。
朝刊に名古屋市西区の伊奴神社のことが載っていた。
4年前、アニマルさんの命に従って伊奴神社へ取材に行った。
てっきり安産の神様だと思っていたのだが、今朝の中日新聞によると水害を除ける(災難除けの)神様のようでもあった。
古い写真データを探して確認してみたら確かに水害についての由来が記されていて、安産の方が後だった。

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水害調査については地元であった名古屋はもちろんのこと、仙台、鹿児島、長崎、岡山、高知など忘れられない思い出がいっぱいある。
名古屋が初体験だったのだが若かったこともあって、失敗してしまった。
仙台、名古屋の企業の仙台支店1件のために出張したのだが、調査は簡単。翌日帰る日の夜、初めてサンマの刺身を食べた。今では少なくなったとはいえ当地でも食べられるのだがあの時の味は最高だった。
鹿児島、後輩が責任者を務めていたところへ1週間の応援出張を2回。毎朝ビジネスホテルから観る桜島の噴煙が印象的だった。
長崎、今年もまた被害に遭っているのだが何度も応援に行った。泊まっていたホテルに幽霊が出るとの噂があって嫌だった。本場のチャンポンは美味しかった。
岡山、転勤になってすぐの水害だった。あの年は全国で台風が連発していて応援はなし。水害に遭わなかったところで同時に放火事件もあって責任者として大変な思いをした。
高知、月曜日から東京出張の予定があったところへ、その前の土、日に高知の応援指導に行ってくれと言われた。高知から岡山へ戻って東京へ出張。若かったからできたのだ。

風災と違って水災の場合は、被災した人は汚泥のためにその日からの生活に大きな影響を受ける。みんな苛立っているので、よほど寄り添う対応をしないととんでもないことになる。
毎年のように発生する大きな水害のために、いつまで経っても頭から仕事が離れない。


今日はアニマルさんが『山波』のための取材に行ったようなので、wildも休んではいられない。
1700字ほど書きましたよ。


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