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高齢者講習 [日記・雑感]

8月31日(火)
高校を卒業と同時に自動車学校へ行った。大学へ入学したらいつでも運転できるようにと母が熱心であった。
そんなにも急いで行く事情はあったのだが、酷く高圧的な講師にこっぴどくやられた。今でもその顔を覚えているくらい。
70歳を過ぎて初の運転免許証更新にあたり高齢者講習を受けなければならない。55年ぶりに自動車学校へ行くことになったのだが、時代の流れとともに講師がどの程度変化しているのか確認できることが、ある意味楽しみでもあった。

学校は当然異なるところであるが、実際の道路を縮小されたようなコースはほとんど変わっていないなという印象。
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事務所棟の前のヤブラン。
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1度の受講者を10人に絞っているようで、視力検査(静止・動体視力と夜間視力)と実車指導。
視力検査では2人の講師が5人を担当し各4人(計8人)は待っている間にビデオを見る。
私の矯正静止視力では1.2であった。
先日のメガネ屋さんと眼科医では、そんなに見えてはいなかったのだが。
夜間視力検査は、目に光を当てておいて少しずつ明るくしながら、上下左右を言えと言われても見える筈がない。夜は運転を避けましょうという注意喚起だろう。
元々、夜は運転していない。
実車指導で印象的だったのは、アクセルを踏んでわざと車止めを越えさせて直ちにブレーキを踏むテスト。高齢者がコンビニで突っ込んでしまうケースを想定しているのであろう。
ちゃんとできたのだが、自分の車であったならもっと上手にできたと思う。

座学というほどのものは何もなかったのだが、一つ知ったのは75歳以上が車に付ける高齢者マークは義務ではないそうだ。かつては義務であったはずなのでなぜなのか訊いてみたら、クレームが多いかららしい。
道路交通法の改正部分があるだろうから、テキストを読んでおいてと言うのではなく、説明があってもいいのではないかなー。

さて、講師の対応であるが、やっぱり営利会社の対応ではないなと思った。
会社としても色々事情はあるだろうが高齢者講習を受けた人が講師とはなぁ、と頭を傾ける。
高齢者には高齢者という発想なのだろうか。

自民党幹事長もかわるそうだ。


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