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久保田をいただく [日記・雑感]

10月5日、久しぶりに早起きして菜園へ行く。
家人さんの治療の成果が現れるようにとか、自分は放っておけばよいような国勢調査の件などについ口を出してしまったので、気が荒れて冬(秋野菜にはもう遅い)野菜のための菜園準備も遅れてしまっていた。
ただ異常な天候とコロナ禍の影響なのか、多くの菜園者が例年より遅れていると思われる。

やっと下仁田ネギの1/3を移植できた。今年は折角、種から育てた苗なのでもっと早く植えたかった。ネギは移植するたびに成長の効果が現れるので。

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左側は下仁田ネギの移植、右の黒シートは聖護院カブ用に有機肥料を混ぜて畝を立ててマルチング。
ここへ種を播くのはあと1週間くらい後になるので、遅すぎる可能性もあり、ポットに種を播いておいた(上の黒い部分)。

下仁田ネギのアップ、1/3で25本。
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これが、ちゃんと育つと美味しい高級品になる。あの小渕優子さんがこれを配って問題になったほどの物なんだから。

朝食後、例の国勢調査の件で約束していた担当のT課長へ電話した。
昨夜、もしかしたらこの課長は8年ほど前に会っている人かもしれないと思い出して訊いてみた。
ズバリであった。
あの人ならば善良な人であるはずなので追求するのではなく、市民目線を丁寧に説明してあげればよく分かる人だ。
近日中に面談することを約束した。私のことを向こうも思い出した。今年の4月に今のポジションに就き、大変だったのであろうとかばってあげるしかない。
本当はそれでは、ちゃんとした民間会社ならば一発でOUTなのだが。

10月になって家人さんの3本目の注射日、本人のストレスを緩和するためにもできるだけ昼食は帰り路で摂っている。病院のすぐ近くに住宅風のパスタ店があって、先回入ろうとしたら休みであった。
今日は駐車スペースが1台分だけ残っていたので、店に入ろうとしたら予約客で満席の貼り紙。
見るとランチ1100円になっている。住宅街の普通のパスタのランチなら800円程度だろうと思っていたので、ちょうどいいやと帰ろうとしたら、若い店主らしき人が出てきて、「お二人ならば少しお待ちください」と言われ、しぶしぶ入ったのだが、これがヒットであった。
テープル席はコロナ禍で7席中4席だけに絞られ、その予約席の客にすべて料理を出し切った後だったから、カウンター席なら大丈夫と案内されたものと思う。

私が頼んだのは、マグロのコンフィ(自家製ツナ)とフレッシュトマトのスパゲッティ。
前菜
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低温で調理したマグロを使ったパスタ、ベースはオイルソース。
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そしてわざわざ1人分のために豆を挽いてくれたドリップコーヒー。
このランチは、倍のお支払いをしてもいいくらいの味だった。

家人さんは、秋鮭とほうれん草、バター風味のオイルソーススパゲッティにグレープフルーツジュース。最近食が細くなっているので残した分も私がいただいたのだが、こちらもいい味だった。

たまにはこういういい日もなければと、晩酌は新潟の銘酒「久保田」をいただいた。

そうそう、午後、花を撮ったら名前が分かるアプリを入れたので、正確性を実験中。

だるまさんから、今日は三句届いた。
  柘榴裂け老ボクサーの膝折るる   だるま
  十六夜や隣のピアノショパン叩く  だるま
  芋食ひて多作駄作の老ひだるま   だるま

三句目の中七の4字目からは、だるまを猪口に替えれば私のことだ。
さらに、だるまさんから11月10日は健さんの七回忌なので菩提寺にある石碑の「寒青」を兼題として一句詠めと命令(?)されている。
折角いただいた久保田が醒めてしまった。


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