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すべって、ころんで、さあタンゴ ! [読書録]

4月18日、午前中までの雨かと思っていたら、午後も何だか不安定。
昨日植えたミニトマトの苗が、折れはしないかと心配していたのだが、それほど強い春の嵐ではなかったので安心した。


一昨昨日、関わっている同人誌『山波』の事務局も務めているだるまさんが『すべって、ころんで、さあタンゴ! 』(風媒社)を贈ってくれた。

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だるまさんの文章の先生で、シナリオライターの芳賀倫子さんが上梓した60編からなるエッセイ集。
各編とも3頁でまとめられて読みやすく、何よりも結びの一言がしっかりと〆られていて面白かった。文章はつくづくセンスだなと思う。
そして、まるでワイドショーが取り上げるようなマルチな出来事を取り上げ、その幅広い知識と興味心に驚く。
さらに、氏の文章には名古屋人ならではの雰囲気が漂っているのが嬉しい。巨人がいるからセ・リーグが嫌いなどとは最たるものだ。政権批判の姿勢もいいねえ。
おわりに、講師らしく春日井市(愛知県)でのエッセイ講座の「やさしい文章の書き方」も示されている。
忙しがっている私としては、昨日から雨だったことも幸いして珍しく速く読み上げることができた。因みに読了を目指していた『木村正彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』が不完全燃焼に終わったところだったので、短期間に読めた達成の喜びも大きかった。
定年後の【読書NO.359】芳賀倫子著『すべって、ころんで、さあタンゴ! 』(風媒社) 2020年3月25日 第1刷発行
4月18日 読了。

そういえば、だるまさんは先週出版された『山波194号』の私の原稿について、何もコメントをくれなかった。よーく考えてみるとこの本のプレゼントが「もっと上手な文章を書けよ!」と言う、厳しいメッセージなのだろうか。
勉強したので「次号を読んでくれッ!」と、言っておきたい。


今日も自粛ムードで閉じこもっていたのだが、夕方ちょっとだけ外へ出てみたらキングサリが全開していた。
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小庭造りのために購入した細くて小さい木なのだが、成長が早いと聞いたので選んでみた。
まだ1mあまりの可愛い子である。


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