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対照的であった石の鑑賞 [水石]

3月10日、曇りのち雨、そろそろ菜園の土作りをと思っていても「まだいい、まだいい」と延ばしています。
鉢植え植物の施肥、植え替えも全く未了。
紹介状をもらっている消化器系内視鏡検査予約もぐずぐずしています。
でも、期日が決まってる「小さい石の展示会」へは、昨日(3/9)行ってきました。

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地域の石の会に所属している10団体57名の愛好家が「小さい石」をテーマに開いた豊田市での合同展です。
250石ほどを、和室なので、かがんで腰が痛くなるほど見つめてまいりました。

主催者側である中京水石会々長の友人が、「wildさんwildさん、これっ、私、素晴らしいと思うんだけれど」と、自分の石はさておいて教えてくれた極小の石です。

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三重県員弁川石  石銘 「耳仏」

あまりにも小さいので教えてもらわないと見落としそうです。写真もボケちゃいました(ヘタなので何枚もボケました)。確かに右耳のような感じがとてもいいです。右横に作製された木札もすばらしい。

大きさ比較のために、ライターを置いてもらいました。
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一方、もう一人の顧問のような立場にある石の知人が、「wildさんwildさん 早くこれ見てくださいよー、石の飾り方はこうあるべきなんです。自然界を凝縮した風景がここにあるでしょう」と、ご自分の石です。
私の内心は、石に比べて飾り棚が大きすぎると思うのですが。
さらに、「なぜ一階の展示品に人が飛びつくのかわかりません」と追い打ちがありました。

順番に鑑賞している私を強引に引っ張っていって、そこまでの発言があれば黙っておられません。
「一般の人が分かりやすくしなければ・・・、ご自分の目線を下げないとねー」、「(その意味で)今回のポスターは、人が飛びつきそうな素晴らしいものだったと思いますよ」とも、云わなくていいことを言ってしまいました。 

早朝から満員の来場者は、あのポスターの目線だったからだろうと思います。
休憩席で隣に座った岐阜県土岐市から来たという女性が、「石っころなんか蹴っ飛ばしていたのに、こんなに面白いものとは知らなかった」と言いながら、セルフで用意されていたポットからお茶を出してくれました。

さて、ポスターにあった今回の面白い石を、確認してまいりました。

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高知県室戸鉄丸石  石銘 「一献(チビチビ)」

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岐阜県武儀川石  石銘 「読経(ナムナム)」

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高知県室戸鉄丸石  石銘 「雨乞い(ケロケロ)」

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和歌山県古谷石  石銘 「八咫(カーカー)」

今回の展示会では、わっー、と思った石がいっぱいあったのでいっぱい撮りました。
許可をいただいたので機会があるたびに紹介していきたいと思います。

手始めに1石
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岐阜県大白川石  石銘 「夏の夜のいろどり」

↓なお、ポスターについてはこちらです。
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