SSブログ

秋恋し [日記・雑感]

8月30日、最高気温37.1度、明日は38度と言う。
少し頑張って、小庭の雑草抜きをしていたら、アジサイの根元に置いていたアサギリソウが出てきた。
織部鉢に移して整理した。

        朝霧草
IMG_1929 (2).jpg
        霧は秋の季語なんだ。

病む妻へ朝霧草のしなやかさ   猪口 




今日も老猫と家人さんの腰痛に翻弄された一日だった。
明日の客人は納得させてくれるのだろうか、早寝にして心静かに迎えよう。


nice!(37)  コメント(17) 

センニチコウ(千日紅) [植物]

8月29日、先日星が丘(名古屋市千種区)へ発行された同人誌「山波195号」を受け取りに行った際、星が丘テラスにセンニチコウが咲いていた。お線香に「千日香」があるので、なぜか頭の中でダブっている。
1年以上も前になるのだが、星が丘テラスの偉い人を知っているという人に、花の名札を付けるように言っておいてくださいと頼んで、分かりましたと返事をいただいた。
その効果があったのかな。

センニチコウ ファイヤーワークス
P1030778 (2).jpg

センニチコウ ストロベリーフィールド
P1030780 (2).jpg

センニチコウ ラズベリーフィールド
P1030783 (2).jpg

「千日香」で思い出したのだが、最近は仏壇に手を合わせるのも家人さん任せであった。久しぶりに手を合わせて引き出しを開いたら、父の出生時の戸籍が出てきた。昭和58年に発行されたものなのだが、明後日の31日に説明に来るという大企業さんに「これを見せてやれ!」と、父が言っているように思える。私もすでにその謄本は持ってるのだが平成13年発行のもので、朱印(割印)がない。印鑑不要時代にななってくるのだが、赤い印には重みを感じる。
しかし、私としては不要と思うものまで見せるつもりはない、と臍を曲げている。


午後、今年の初めに外構のバリアフリー工事でお世話になったFさんが来てくれた。ボツボツではあるが建物内部の修理と改装にも着手していきたい。
ゆっくりゆっくり進めようと思っているのだが、Fさんも私どもに合わせて進めてくれそう。Fさんの業界もコロナと7月の長雨、そして酷暑で日程が狂いっぱなしのようだ。

私には久しぶりにいい日であった。


nice!(38)  コメント(11) 

日記を淡々と [日記・雑感]

8月28日、エンディングノートを書いて遺言を信託して死後事務処理を委託するのは人生最後の仕事だと考えていた。そのお手伝いをして報酬を得るビジネスがあることもいいだろう。しかし、そのビジネスの基礎には、人の人生がかかっているのだから深く考えられた善意性があるべきだろうと思う。
つまり、委託者と受託者の間に信頼関係が構築されることが望ましいと思うのだが。


久しぶりに朝(最近は夕方)の水やりのために菜園へ行こうとしたら、福ちゃんの脚が一つ見当たらない。
P1030795 (2).jpg
起こさないように探してみても見つからなかったのだが、特別に問題はないだろうと出かける。
「隠し事はいけないよ、福ちゃん!」

冬瓜の収穫。
P1030800 (2).jpg
帰宅後、量ったら3.7㎏もあった。
先日採った2.9㎏は、昨日やっと3/4を食べ終えた。鶏の挽肉を入れてみたらやっぱり一味違って美味しい。

バターナッツカボチャの初採り、先日は間違って取ってしまったものなので今、追熟中。
P1030810 (2).jpg
菜園でぶら下がった状態を撮り忘れ、帰宅後に撮影。

隣接の区画でカンナを見る。
P1030803 (2).jpg

帰宅しようかと気づいたサルスベリ。
P1030809 (2).jpg
今年初めに庭の改造でサルスベリを処分してしまったので、懐かしい。

朝の水やり後に、雷雨のシャワー、皮肉にできている。
朝食後、市役所の職員に電話。市の広報ボランティアで知り合った職員が、今は市民菜園担当になっているので、菜園とは関係ないことでも話しやすい、信頼関係があるのかな。
午後からも素晴らしく用事の多い日であったので、面白くない連日に、ご苦労さんと自分にブランデーを買ってあげた。
何年ぶりかのブラデーは、まろやかで美味しかった。

日記・雑感をテーマにしているのだから、一応安倍ちゃんが辞意を表明したことも触れておかなければならないだろう。
多くのコメンテーターの発言の中では、御厨さんのコメントに一番共感を覚えた。あくまで安倍ちゃんの辞意表明についてだけ。
ただ、何を言っていたのかは、もう忘れてしまった(>_<)

淡々ではなかったかな。



nice!(37)  コメント(15) 

房咲き朝顔 [日記・雑感]

8月27日、雷雨を期待していたのに今日もない。いやいやながら菜園と庭の水やり、暑っつい
播いていないのに成長してきた房咲き朝顔、昨年の種が発芽して強く蔓が延びていた。ちょっと整理しようかと何カ所か蔓を切ったら、翌日蕾が4つ付いてる蔓の葉が萎れていた。これは失敗だったと、咲く可能性を求めて外に置いてあるコップに水を満たして差しておいたら、翌日(8/25)3つ咲いていた。
今度は保護しないと、と正式に室内に取り込んで花入れで飾っておいた。

P1030759 (2).jpg

1日で花は萎れたのだが、小さかった蕾が成長して今朝咲いてくれた。
P1030794 (2).jpg
房咲きの強い朝顔とはいえ、朝顔の蕾が花瓶で咲くほど強いとは思っていなかった。
宝くじもこういう感じで当たってくれると嬉しいのだが(^_-)-☆


実は私、今、循環器系内科医のかかりつけ医難民状態で、次にかかる医者が決まっていない。今日、家人さんのかかりつけ医が往診にきてくれて、看護士さん経由で私のことを話してみたら、その医師が「一緒に診ましょう」と言ってくれた。腰痛を抱えた2人がコロナ禍と猛暑の中、今後も往診していただけることになり、通院するクリニックが1カ所でも減らせられるのは有難いこと。


nice!(29)  コメント(16) 

備忘録 [日記・雑感]

8月26日、小原(愛知県豊田市)の四季桜が咲いた。室内に取り入れたら翌日にはバッタも付いていた。
春と秋に咲く桜なのだが、ちょっと早過ぎる。

IMG_1795 (2).jpg
左の草色の葉は、猛暑で枯れた一枝を少し剪定したら復活したもの。

IMG_1836 (2).jpg
早過ぎるためか花にピンクの気配がなく縮れている。



以下の内容は、某所へ私が申し出た場合の備忘録である。

私が「おかしい(要求し過ぎ)ではないか?」と質問を投げかけたのが8月12日(火)、今日で2週間を超える。
疑問点ははこちら↓
https://bontsusha.blog.ss-blog.jp/2020-08-19


昨日に続いて今日(水)も担当課長から電話があったのだが、その内容は回答ではなかった。
「来週の月曜日の夕方に説明に伺いたい」と言うもの。
8月17日(月)の電話では、「本部(社)が文書で回答する場合は、通常2週間はかかるのだが何とか1週間で回答したい」と言っていた。そして8月21日(金)の電話では「来週の月曜日か火曜日には回答します」であった。週の初めと終わりにはちゃんと電話はしてくるのだが中身はない。
昨日(火)は「明日には回答します」。さらに今日の電話は、「来週31日(月)に責任者と2人で伺って説明したい」と言う。
おいおい、結局2週間(8/17~8/31)かかっているではないか?
明からさまではないが、これって人を欺罔しているのではないかと思う。
私に質問を投げられた自社商品の説明に、8/12から本社も絡んで回答に19日間もかかるとは信じられない。
しかも一流会社。

四季桜どころか、コロナも含めて色々変な時代になってきているように思えてならない。
日本郵政は新たな社内処分者が600数十名も。
日本郵政の問題点について、以前担当課長と雑談して意見は一致していたのだが。



nice!(36)  コメント(14) 

志段味八景犬公戯(22) [だるま広報]

8月25日、昨日咲いた小原の四季桜、秋の開花期を大幅にフライングしているのだが、折角なので室内へ入れておいた。今朝、家人さんが「バッタが着いているよ」と言うので撮る。
相変わらず目敏い人だ。腰は大丈夫なのかなぁ(・・?
午後、所用で星が丘へ行ったら、テラスに珍しく名札をつけた花があったのでこれも撮る。

まずは予告どおり、だるまさんの「志段味八景犬公戯」をアップしようと思う。
古典落語の名作「地獄八景亡者戯」をもじったタイトルらしい。
だるまさんちのロクちゃんを散歩に連れて行って、知り合ったワンコ友達の飼い主さんたちにだるまさんが毎月配布しているちらしで毎月80部くらいと聞いた記憶がある。
志段味は名古屋市内の地名、だるまさんの昨日までの「江戸ぶらり散歩」とは異なる口調に、地域に溶け込んでいるだるまさんの姿が見える。

今日のロクちゃんは、いつもより兄さんぽっいぞー。
20200825200537_p (004).jpg

地域奉仕活動のだるまさん。
20200826082539_p (002).jpg
「近くにデンジャラスソーンがあるので、朝の2年間、立ち番をしました。来月からお役御免です。嬉しくもあり寂しくもありです。」

20200826123946_p (002)_LI.jpg


     志段味八景犬公戯(しだみばっけいわんこのたわむれ)(22)

                   東谷山六兵衛
 
長かった梅雨もやっと終わると、すでに8月、いきなり猛暑襲来です。しばらく成りを潜めていたかに見えたコロナウイルスも各地で再び猛威を振るっています。猛暑とコロナのダブルパンチです。4月の緊急事態宣言時には感染者が少なかった沖縄など医療施設が充実していない地方にまで拡大しています。
なにしろ子供から高齢者まで経験したことのないコロナ禍なのでアドバイスすることはできません。尚、厄介です。様々な政府関係者、お医者さんなどがいろんな意見を言っていますが医学的知識のない六兵衛にはどれが正解かさっぱりわかりません。
ただテレビでよくお目にかかる岡田晴恵先生は感染学の専門家であり、おばちゃんだけあって政府に忖度しない発言は分かりやすく、ファンになってしまいました(出だしの頃からは随分洗練されました)。おばちゃんはワクチンも治療薬も開発されていない現在はPCR検査を簡単に、もっと安く受ける事ができるようにする必要があるといっています。そうすれば発症していない感染者も見つけ出すこともできて感染が広がるのを防ぐことができるかもしれませんね。経済との両立もできるかもしれません。
それから「不要不急」という言葉が流行っています。
ワンコの散歩は、ワンコを飼っていない人から見れば不要不急にあたるかもしれません。人によって不要不急は異なります。
六兵衛はこの言葉に違和感を持っています。
先日、暇にまかせて直木賞受賞の『少年と犬』(文芸春秋社馳星周著)を読みました。「多聞」というシェパードがかった犬は東日本大震災で飼主を亡くし、様々な人を助け、また助けられながら列島を縦断し、5年かけて熊本まで辿り着く話です。なぜかこの犬は南の方を気にしています。最後の2ページは涙でメガネが曇り、文字が霞んで見えました。わが家のワンコとはえらい違いです。愛犬家の皆様には是非一読をお薦めします。
秋口からはインフルも流行するといわれています。ワンコ共々ご自愛ください。それでは皆様お元気で!

-----------------------------------------------------------------------------------------

私も最初から岡田さんを観ているのだが、なかなか頑張ってしっかり自分の意見を述べているように思っている。かつて話題になった小保方さんの未来がなぜかこうなっていくように思えてならない(あくまで個人の感覚)。
今日の星が丘は、同人誌絡みでだるまさんと会っていたのだが、その時、例の大企業さんの担当課長から電話が入った。「本部法務部が(文書回答の)チェックをしているので、明日まで待って欲しい」と言っている。私が質問している自社の商品説明に10日以上もかかるとは信じられない。
そういえば、昨日ディーラーから私に訳の分からないハガキが届いたので、星が丘で担当者に訊いてみたら、持ってきた自社保有のマニュアルでありながら、現在私の車に付いてるという「警備」とか聞いたこともない単語があったので、「これって、何のこと?」と訊いたら、悪びることなく「知りません」と返ってきた。
もう、こういうことが通用する時代になっているのだから、年寄りは去れと云われているのだろうか。


nice!(43)  コメント(18) 

続江戸ぶらり散歩 後編 [だるま広報]

8月24日、今朝、先日一枝枯れた小品の小原の四季桜が花を付けているのを発見。この暑さの中、異常に早い開花なので驚く。
それよりも、団子坂から三崎坂へ進み、さくら並木通りに入っただるまさんの「江戸ぶらり散歩」を追っかけてみたい。
ちょっと長くなるのだが、ガイド付きの旅行気分で最後まで行っちゃおう。

-----------------------------------------------------------------------------------------


 続江戸ぶらり散歩②
      東谷山六兵衛

InkedInkedimg185 (002)_LI.jpg


   谷中霊園さくら並木通りを歩く
 そろそろ正午だ。お日様が真上に上っている。
 汗がヒゲから滴り落ちる。谷中墓地の桜並木通りの木陰に逃げ込んだ。さくら並木通りのはずれに明治の毒婦といわれた高橋お伝の墓がある。以前小塚原の回向院でも鼠小僧と並んで建っているお伝の墓に出会った。私とは縁があるのだろうか。

高橋お伝_0263 (002).jpg

 墓の少し先には谷中天王寺の駐在所があった。墓に入ってまで監視しされているとは大した貫禄である。
 新聞小説で大反響を呼んだ仮名書魯文の『高橋阿伝夜刃譚』で毒婦高橋お伝は有名になり、魯文の呼び掛けで明治14年1月処刑後の三回忌に墓が建立された。建立者は小川市太郎とある。お伝の最後の夫である。寄贈者名が墓石の後ろに刻まれているが歌舞伎の守田勘弥、尾上菊五郎、市川左団次、市川団十郎、噺家の三遊亭圓朝など当時の錚々たる顔ぶれである。
 お伝が毒婦と呼ばれるようになった経緯について少し書き加えたい。
 お伝は最初の夫が悪病に取付かれ、寝たっきりになったので見るに見かねて毒殺し、他の男のもとに走った。
 その男と共に借財を重ね悪事を働く。浅草蔵前の旅館に姉の敵といわれている金貸しの男の誘いに乗り同衾するが男が金は貸せないと言い出したので、逆上して殺害し金を奪って逃げる。やがて逮捕され斬首の刑に処せられる。時代は明治になっており、お伝は打ち首に処せられた最後の女囚であるといわれている。お伝の遺体は解剖せられ、その性器が悪女の標本として長い間、東京陸軍病院に保存されていたという。
 しかし魯文はお伝を明治維新から捨て去られた貧農の娘として捉えており、お伝に殺された男も昔、姉を騙して殺した男で敵討ちだと。お伝に同情的に書いている。
 落語で高橋お伝の名前が出てくる「転宅」という噺がある。旦那から大金を渡された妾を見た泥棒が妾の家に押し入るが、脅しても妾は全然怖がらない。それどころか、私もご同業だよと、嘘を言う。その時妾が「私のおばあちゃんは高橋お伝だよ」と啖呵を切ると泥棒は「お見逸れしやした。恐れいりやした」と頭を下げる。形勢逆転、男は妾と夫婦約束をさせられてしまい、約束の証として財布を取り上げられてしまった。次の日に行くと妾の家はもぬけの殻、妾は引っ越してしまった後である。泥棒が逆に金を巻き上げられてしまうという他愛のない噺である。泥棒の世界でも高橋お伝は当時のヒロインであったのだろうか。
 霊園の花屋のおばちゃんの話によるとお伝の墓はお参りすると三味線や踊りなど習い事が上手くなるという言い伝えがあるそうな。成程墓前には花が手向けられ、線香の煙がゆらゆらと風になびいていた。
 お伝の話が長くなった。この桜並木通りを歩いていると有名な人たちの墓や碑が建ち並んでいる。お伝の墓のすぐ隣には自由民権運動で名を馳せたおっぺけぺ節の川上音二郎の台座があり(ただし銅像はなくなっていた)、すぐ向かいには新国劇の創始者沢田正二郎の墓がある。気になったのは有名人の墓の前に置かれている石の名刺受けである。あの世で名刺交換をするのだろうか。
 少し歩くと幸田露伴の五重塔跡や蛍坂を下ると岡倉天心記念公園、東洋のロダンと呼ばれた朝倉文夫の朝倉彫塑館がある。明治が息づいている町であった。

   王子の狐に会いに行く
 都電荒川線町屋駅から都電に乗り、王子駅に向かう。
 この電車は荒川区の三ノ輪橋駅から早稲田の停留場まで12.2㌔を約56分で結ぶ都内唯一の都電である。運賃は均一料金170円,、マナカを使うと165円であり時間と暇を持て余す身には非常にありがたい。最近では東京さくらトラムと呼ぶのだそうである。駅名も巣鴨新田、鬼子母神前、面影橋など江戸の名残を感じることができる。車窓から見る風景は入り組んだ路地、昔からの神社や夏祭りの露店など昭和に立ち返ったような気がする。20分ほどで王子駅前につく。この辺りは電車が路面を走っている。車が電車を追い越していく。
 ここは約半世紀前、大学受験で上京した時に従兄の下宿があり、ここに転がり込んで約三カ月過ごした懐かしい思い出がある。よくきた駅の裏の映画館はもうない。
 駅の隣には飛鳥山公園がある。落語の『花見の仇討』の舞台になったところだ。しかし真夏の飛鳥山は興ざめである。山を登るだけで汗が噴き出る。やっとの思いで上まで辿り着くと飛鳥山碑(東京都教育委員会)が目に留まった。
 碑によると八代将軍吉宗が桜の苗木を植えた。数年経って花が咲きだすと江戸庶民にも開放され、多くの水茶屋もできて江戸庶民の花見の名所になった、と書いてある。
 享保の改革は庶民の締め付けだけでなく、花見も奨励したようである。余談だが飛鳥山碑の原文は達筆な文字使い過ぎて読めるものは滅多にいなかったそうである。
飛鳥山なんと読んだか拝むなり、という川柳も残されていると案内板に書いてあった。
 飛鳥山を下りていよいよ落語『王子の狐』の舞台になった王子稲荷に向かう。王子神社に沿って歩くと王子稲荷が見えてくる。お稲荷様の隣は保育園の園庭になっていて、正面の楼門からは中に入れない。園の中では暑さも何するものぞ、と子供たちが大声を出して遊んでいた。

王子の狐 (002).jpg 
 
 保育園脇の急坂を上り、横の鳥居をくぐって社殿にお参りする。この『王子の狐』という落語は人間が狐を騙すという噺である。
 ある男が王子の稲荷さんに参ろうと田舎道を歩いていると稲穂の陰で若い娘に化けている狐を見つける。
「いい女だね。いったい誰を化かすつもりなんだろう。
 騙されたつもりで騙してやろうか」と男は昔の知り合いのような顔をして馴れ馴れしく声をかける。
「お玉ちゃん。きれいになったねえ」。狐も調子を合わせて「あら、お久しぶり」。男は久しぶりで積もる話もあるからと扇屋という馴染みの料理屋に連れていく。
 そして狐のお玉に調子のいい話をして飲んだことのないという酒を無理やり飲ませ、酔っぱらわせてしまう。
 男は酔っぱらって寝ているお玉を料理屋に残し、「連れは酔っぱらって寝ています。もう少し寝かせてやってください。勘定は目を覚ましたら連れの女から貰ってください」と土産の卵焼きまで持って先に帰ってしまう。
 お玉が何時までも降りてこないので店の者が起こしに行き「お連れの方は先に帰られました。勘定はあなたから貰ってくれといって帰りました」。びっくりしたお玉は慌てふためいて狐の姿に戻ってしまう。「狐に化かされたー」お玉は店の者に袋叩きに合い、命からがら扇屋から逃げ出した。その場に帰ってきた店の主人は騒ぎを聞いて店の者を叱りつける。「王子のお稲荷さんのおかげで商売させてもらっている。ご馳走して帰ってもらうのが当たり前だ」。店を早じまいして早速、王子のお稲荷様にお詫び参りをした。一方、狐を騙した男は自慢げに友達に話し、土産の玉子焼を渡すが狐を騙すと祟りはある、と脅されてぼた餅を土産に狐の穴にお詫びにいく。
 ちょこちょこと出てきた子狐に「この辺にケガをした狐はいないかい」と聞くと「うちのおっかさんだよ。昨日悪い人間に騙されて大けがして帰ってきたよ」「おじさんのせいなんだよ。つい悪ふざけしてしまったよ。これはお詫びのしるしだ。おっかさんに謝りにきたと伝えておいておくれ」といってぼた餅を置いて帰っていく。これを聞いた母狐は「これを食べるんじゃあないよ。馬の糞かもしれない」これがオチだが人間が狐を騙すとは随分罰当たりな話である。狐は古来、稲荷神の使徒とされており稲荷は五穀豊穣、商売繁盛の神様である。

狐3 (002).jpg

 現代は「この男」が可愛く見えるほど弱者を騙す巧妙な詐欺が横行している。この噺は現代を予見して作られたような噺である。
 噺を思い浮かべて大鳥居の下を見ると二匹のお狐様がすました顔で鎮座ましている。噺のせいか何となく間の抜けた愛嬌のある顔にみえる。本殿は鬱蒼と生い茂った大木の陰にあり、お参りをして暫しの涼をとる。社務所の傍に『願掛けの石 狐の穴跡』と書いた表札がある。
 お石様の社殿には座布団の上に漬物石大の石が置いてあり、軽く持ち上げられると願いが叶うそうだ。やっとこさ持ち上がったが、このへっぴり腰では大願成就は覚束(おぼつか)ないだろう。社殿の奥には奉納された土焼の狐がずらりと並んでこちらを見ている。狐の世界に引っ張り込まれるような不気味さを感じた
 本殿の脇から狭い石段を登る。高い木立がおい繁り、狐の洞にふさわしい霊気が漂っている。洞の前の小さな稲荷堂の両脇に鎮座する二匹の狐はキッ、とした表情で洞を守っている。しかしこの石の狐には金網がかぶせてあった。落書きや、石を砕いて持ち帰るような悪さをする人間がいるのだろう。狐もおちおち休んでいられない世の中である。王子稲荷の大鳥居を出ると西に傾きかけたお日様が容赦なく私を照らす。風もパタリと止んでいる。首にかけた手拭いで汗をふきふき急坂を下っていると、汗だくの私を見兼ねたのか園児のお迎えのお母さんが「わぁー暑そうですね。もう少し下りると涼しい滝のある公園がありますよ」と教えてくれた。早速そちらへ向かう。名主(なぬし)の滝公園と呼ばれ、立派な薬医門を潜ると滝の水音が聞こえてくる。木陰に座って一休みする。老人憩いの家が園内にあるが暑さのせいか人影は少ない。
 滝の水を手に掬い、頭を冷やすとやっと人心地つけた気分になった。滝の音を聞きながら木陰でウトウトしていると、「ここは暑いから憩いの家の中で休みなさい。クーラーも効いてるわよ」とおばあさんが声を掛けてくれた。お言葉に甘えて休ませてもらう。おばあさんは冷えたお茶まで出してくれる。シャキッとした江戸言葉は耳に心地よく響く。「夏はこの辺りは何もないわよ。権現様の夏祭りはもう少し先だし。それより上野不忍池の蓮は今が見頃だわよ。夕方だから開いている花は少ないかもしれないけど池一杯の蓮は見事ですよ。帰る途中で寄ってみたら」丁寧にお礼をいって王子駅に向かう。
 まだ帰るには早いし途中で不忍池の池によってみるか。電車を待ちながらそんなことも考えた。
                                   終 

----------------------------------------------------------------------------------       

この「続江戸ぶらり散歩」、3回分割でアップしようと思っていたのだが、幽霊から始まり、つい落語に釣られて2回で済ませてしまった。そこへ、だるまさんから「志段味八景犬公戯(22)」(しだみばっけいわんこのたわむれ)が届いた。
ちょっと小原の四季桜も気になっているのだが、今度はロクちゃんに関わりがあって短文でもあるので明日も「だるま広報」でいっちゃおう!


東京の感染者が47日ぶりに2桁になった。
安倍ちゃんの健康問題で周辺が慌ただしい。
春以来の盆栽展案内ハガキ(名古屋市西区庄内緑地)が届いた。春に来た他市の案内は追っかけて中止のハガキも届いたのだが、今日のハガキは「開催については公式サイトでご確認のうえ」と、注意書きがある。来月中下旬なので期待できるだろうか。
大村さんが愛知の緊急事態宣言と休業要請を解除した。

なんだか大きな潮の変わり目のように見えるのだが、私としてはもうしばらく様子を窺いたい。


nice!(36)  コメント(20) 

続江戸ぶらり散歩 [だるま広報]

8月23日、昨日の雷雨で少し涼しくなったような気持ち。

P1030754 (2).jpg

オジギソウが這うように小庭から飛び出してくるので、切って花入れに挿している。


--------------------------------------------------------------------------------------

先日、だるまさんが同人誌「山波185号」(2017年8月10日発行)に綴った「続江戸ぶらり散歩」の生データを送ってくれた。
私か幽霊は苦手であることを以前伝えてあったのに、幽霊のことから始まる。あまりにも暑い日が続いたので涼しく過ごすようにとの配慮だったのかもしれない。落語を絡めた上手な文章。
6600字にも及ぶものなので分割してアップしようと思う。


      続江戸ぶらり散歩①
                東谷山六兵衛

 朝だというのにとにかく暑い。先日、東京は低気圧が梅雨前線を刺激し、ゲリラ豪雨に見舞われて大粒の雹(ひょう)が降ったそうだ。そして梅雨明け宣言、本格的な夏が来る。
前回「江戸ぶらり散歩」は桜の季節。花もあり、酒もあり、隅田の川風も心地よかった。
   
   谷中D坂から三崎(さんさき)坂へ
 今、地下鉄千駄木駅の出口に立っている。信号を渡ると谷中団子坂である。この坂は大正13年、江戸川乱歩の初期の探偵小説「D坂の殺人」の舞台になったところだといわれている。むろんD坂は団子坂の頭文字である。 
この作品で初登場する明智小五郎は以後名探偵となって乱歩の作品の主人公として活躍する。
 このD坂の通りにある古本屋で発生した密室殺人の第一発見者となったこの本の語り手である「私」が明智小五郎と事件を解決していくというストーリーである。
 まだ推理小説ではなく、探偵小説と呼ばれていた。乱歩自身がこの辺りで古本屋を営んでおり、この辺りの事情には明るかったようである。
 「私」と明智小五郎が知り合って、お茶を飲む「白梅軒」という喫茶店は、当時を想いおこさせるような佇まいを残し「乱歩」という名前で営業している。店の横には「D坂より308歩 散歩の後は乱歩のコーヒー」と年季の入った看板が掲げられている。生憎、準備中で中へは入れなかったが、ガラス越しに覗くとモジャモジャ頭で棒縞の浴衣を着た明智小五郎が冷やしコーヒーを飲みながら顎に手をあて、物思いに耽っている姿を見たような錯覚にとらわれた。
 密室殺人事件の結末については興味のある方は「D坂の殺人」を読んで頂くことをお薦めする。
 さて団子坂を少し上ると旧町名「下町まちしるべ谷中三崎(さんさき)町」と書いた案内板が建っている。
谷中三崎JPG (002).jpg
「三崎」とは駒込、田端、谷中の三つの高台に向かっていることから名付けられた、と説明してある。この街を東西に上っている坂が三崎坂である。この三崎坂は三遊亭圓朝作の怪談噺「怪談牡丹灯籠」で死んだ筈のお露さんがお付き女中のお米を従え、牡丹灯籠を手に持ち「カラン コロン」と駒下駄の音を響かせて歩いた(?)坂である。恋い焦がれている萩原新三郎の棲む根津の清水谷を毎夜訪れてくるお露を新三郎も憎からず思っている。
 ある日、新三郎はお露の住まいがあるという谷中三崎を訪ねるがなかなか見つからない。通りがかった新幡随院の墓地の中に墨の後も真新しい卒塔婆と牡丹灯籠を見つける。寺の者にお露の墓だと聞いた新三郎は幽霊に憑付かれている事を知る。新三郎は怖くなり、新幡随院のの良石和尚に救いを求めると、死霊退散の御札を家の四方八方に貼り付け、死霊除の金無垢の如来像の守りを身に着けろ、と教えられる。御札を張り、如来像を身に着けてしばらくはお露の幽霊も門前払いだったが、隣家に住む伴蔵とその女房のおみねは御札と如来像を剝がしてくれたら百両上げます、と幽霊と取引してしまう。
 これが落語で有名な「牡丹灯籠お札はがし」である。いつの時代にも強欲な人間はいるもので伴蔵夫婦は御札をはがし、金の如来像と百両をもって生まれ故郷の栗橋宿に逃げてしまう。
 翌朝、新三郎は髑髏に抱き着かれた無残な死体として発見される。栗橋宿で百両を元手に小間物屋を始めて大儲けした伴蔵は酌取り女に惚れて、女房おみねを惨殺してしまう。お峰の亡霊はやがて伴蔵に取り付き悪事を重ねた伴蔵は捕えられてお仕置になってしまう。
 因果応報、悪因悪果、三遊亭圓朝の世界である。

   大円寺と谷中全生庵
 さて牡丹灯籠の話を書いたが少しも涼しくならない。
 先ほどの「下町まちしるべ」の案内板に書いてあった大円寺に立ち寄ろう。道の左手にある門を入ると本殿の手前に江戸時代の錦絵の開祖といわれる鈴木春信と笠森おせんの碑が寄り添うように建っている。
 笠森おせんは笠森稲荷前の茶屋「鍵屋」の看板娘で鈴木春信の錦絵によって江戸三美人の一人に数えられたという。この碑に永井荷風が撰文を書いている。
「女ならでは夜の明けぬ、日の本の名物、…錦絵と吉原なり。笠森の茶屋かぎや阿仙、春信が錦絵に面影とどめて、嬌名今に高し…ここに阿仙の碑を建つ。大正己未夏 六月鰹のうまい頃」(台東区教育委員会)悔しいがまたも永井荷風である。文語調の粋な撰文はしなやかで艶っぽいおせんの姿思い浮かべさせる。この「江戸ぶらり散歩」で薄幸な女の碑文を書いている荷風によく出会った。薄幸な女を描く荷風にはやはり江戸がよく似合う。
 大円寺の門を出て少し歩くと全生庵という臨済宗の寺がある。落語ファンにとっては是非一度はお参りしたい寺である。近代落語の祖といわれる三遊亭圓朝が眠っている寺である。
全生庵JPG (002).jpg
全生庵

 圓朝は『真景累ケ淵』や『怪談牡丹灯籠』『文七元結』など古典落語を創作し、演じた。寺では圓朝を悼んで、圓朝忌といわれる八月十一日に法要の後、落語が奉納される。そして八月中は圓朝まつりとして圓朝コレクションの幽霊画が一般公開される。今年は少し早かったが三年前に来た時には丸山応挙などの筆による幽霊画が多数並べてあり、そのおどろおどろしさに思わず背筋が凍りついたものである。
 圓朝忌には少し早いが圓朝の墓に参ることにしよう。
1圓朝墓 (002).jpg
 圓朝の墓はこの墓地の真ん中辺りにあり、墓前には花と果物が供えられていた。寺の話によると花と線香が絶えることはないそうである。私も汗を拭き帽子を取って手を合わせた。圓朝の墓のすぐ近くには勝海舟と共に江戸を官軍の総攻撃から救った幕臣山岡鉄舟の有蓋角塔の墓がある。山岡鉄舟が明治維新に国事に奔走して死んでいった人々を弔うために全生庵を建立したという。
 鉄舟と圓朝との出会いは禅を通じてであったらしい。
 鉄舟は圓朝に舌を使わずに語れ、などと禅問答を仕掛け禅の道へ導いていった。のちに京都天竜寺の禅師より『無舌居士』の号を授かっている。
 そしてこの寺に『春よ来い』『叱られて』などの作曲家弘田龍太郎の墓と曲碑があるのを知った。龍太郎夫妻の墓の傍らに『叱られて』の譜面が浮き彫りにされた曲碑が建てられている。そして新しく造成された墓地に「好樂無荒良士休休 詩経国風」と刻まれたピカピカの墓石がある。詩経とは中国最古の詩集で孔子の編だと広辞苑に記されている。この意味は理解できなかった。ゆっくり調べてみたいと思う。誰が建立したのか興味深い。


明日は、谷中霊園さくら並木通りを歩くからアップする。
江戸地図 (002).jpg

img185 (002).jpg

だるまさんの地図中にある茅場町に東京勤務時代5年間も東西線で通勤していたのだが、こういう位置関係にあることを知らなかった。
それほどまでに仕事に熱中していたのかなあ(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾

---------------------------------------------------------------------------------------

そうそう、小さく狙ったサマージャンボミニ、またしても300円が当たったので報告しておこう。

P1030746 (2).jpg


nice!(38)  コメント(22) 

待ち焦がれた雨 [日記・雑感]

8月22日、今日も暑い。
地植えのタイタンビカスが5つも花をつけたので、室内に持ち込んで団扇ムードにしてみた。

IMG_8163 (3).jpg

午後3時ごろパラパラと来たので、何とか続けて欲しいと思っていても止まってしまった。仕方ないので食料の買い出しを済ませた後の夕方に、畑の水やりをしようと乗り込む。外気温は38度であった。
土日は抜きコースの宅配弁当を注文をしていたので、今日は久しぶりにやや遠くのスーパーを目指していたら降り始めた。

IMG_3598 (2).jpg

もっと降ってくれと進んでいたら、外気温は一挙に25度まで下がった。
IMG_3602 (2).jpg

これだけ降ってくれれば、今日の水やりはパスできる。
IMG_3610 (2).jpg

何十日ぶりの雨なんだろう、長雨の後は全く雨なし。こんなに野菜作りが難しい年はなかった。
帰宅後、急激に腰背部が痛くなる。夕食後、会得した自分流の手当てでやや回復。
家人さんも自分流の回復法を見つけるようにアドバイスをしているのだが・・・。

明日も雷雨があれば月曜日から雑草抜き、どっちにしても大変なことなのだが、体を動かす健康法だと考えたい。

夕刊の「現金に秋元議員の指紋」という太字のタイトルが生々しく印象的。



nice!(39)  コメント(20) 

優先順位 [日記・雑感]

8月21日、家人さんの痛み(痺れ)を和らげてあげるのが今の私の1番の仕事だと思っている。やっと本人もその気になったので、午前中サードオピニオン整形外科へ行った。そこは私が自分の判断で選んだセカンドオピニオン脊柱専門医のことも知っていて、その専門医が手術の選択をしないのであれば薬による治療しかないですねえと聞いてくれて、よーく説明してくれた。ただその専門医の能力を100%は認めてはいない。むしろ半信半疑かな。
来月から1ヵ月15日の注射、10月は休んで11月に再び15日の注射というもの、「来れますか?」と問われて行かないはずがない。どうやらクリニックでは保存しておけない薬で、医師から注文して届けられる薬のようだ。脊柱管狭窄症で長年苦しんでいた菜園の知人が、それが効いたという情報なのでやってみようというのが私の判断。ファースト医は家人さんに3カ月しか対応していないのに再び手術、手術と言い、投げ出しているように思えるので、先週末はほとんど喧嘩状態。私がファースト医へ通っているのはそこの理学療法士さんがこれまでになく素晴らしい技術をもっているから。
こと腰痛では技術にしろ薬にしろ手術にしろ相性というものがあるので難しい。それと患者のメンタル面の影響が非常に大きい。


昨夜のこと、入浴して、さてマットを片づけようかとした時ガラスを割ってしまった。
P1030740 (2).jpg
この建具はフローリングのすぐ上から硝子の嵌め込み建具、築31年なのだが最初からいつかこのような下部のガラスを割ることがあると思っていた。こういう建具があと3本あるのだが、今までよく割らずに過ごせたものだと思う。これも老人力のせいかもしれない。

反対側から見るとこういうことになる。
P1030741 (2).jpg
もしかすると、これは福ちゃんが1番喜びそうな通り道になるのではないか、もう修理せずこのままにしておいても良いのかなとも思う。

サードオピニオン医から帰宅した午後2時、大(一流)企業さんの担当課長から電話があった。「どのように回答させていただくか本部の各部門で検討しているので、もう少しお待ちください」であった。
最初に疑問を感じて質問してから今日で9日目、このことだけで欠陥のある商品だったことを思わせる。ここまで検討するのは向こうも引かないのであろうが、どのように説明できるのだろうか?
開き直って嫌なら契約してもらわなくていいというものなのかもしれない。もうそんなレベルではないのだが。

出かける前に小庭にセッコクの花を見たことを思い出して引いて撮ってきた。まだ寒い時とこの暑さと雑草の中で再び咲いている。
P1030743 (2).jpg
強い花だ。

藤井聡太さんも、さらに強くなりたいと頑張っていくらしい。
老人の星になろとは思わないが、順番を間違えないよう進めていきたい。


nice!(33)  コメント(22) 

トウガン [家庭菜園]

8月20日、暑すぎて畑の水やりはカボチャとトウガンだけに絞っている。
昨年はミニトウガンが1株で何個も採れたのだが、今年は今日になって大トウガンの初収穫。

右側が昨年のミニトウガンで、まだ冷暗所に残っている。
P1030730 (2).jpg

2.9キログラムもある。
P1030727 (2).jpg

「とうがんとカニカマの中華スープ」を作ってみようと目安で包丁を入れたら750gだった。レシピは800gだったのでほぼ良しとした。

王位戦第4局2日目、棋譜中継が見られなくて机上に駒を並べながら観戦していたのだが、解説が耳障りで次の手が考えにくく集中できない。
藤井さんも暑いのか息が上がっているようで苦しそう。
P1030731 (2).jpg

トウガンスープもできあがり、王位戦もまだ2時間くらいは決着しないだろうと、畑の水やりと晩酌のツマミを購入しようと外出。
P1030733 (2).jpg

出かけて30分もしない間に藤井さんが勝ってしまった。二冠と八段昇段を獲得し、愛知の星はどこまで輝いていくのだろうか\(^o^)/


nice!(34)  コメント(12) 

持て余す [日記・雑感]

8月19日、このところの最高気温より少し低かったものの、体が高温疲労しているので家人さんと相談して新しい整形外科への通院は延ばすことにした。

やっぱり地植えのタイタンビカスは強くて、鉢植えの花数を抜き去った。
ピンクの鉢植えは48花で一時ストップしている、ホワイト鉢植え34花は継続中、地植えホワイトは今日で55花、これなら100花いくかもしれない。
P1030707 (2)_LI.jpg
後ろの朝顔は昨日初咲して今日は2花。


さて、先週から問題になっている商品、私にたくさんの書類を要求しておきながら、なぜ必要なのかの質問に答えられない大企業さん、私を持て余しているのだろうか?
私の現在の推定相続人は、家人さんと、第1順位の子と第2順位になる親はいないので第3順位の兄弟である。
昨年だったか物議を醸した、老後は年金+2000万円必要と云った政府、金額の多寡は別として私が死亡した時は最低限土地は残る予定。
わずかな土地をめぐって家人さんと兄弟に相続してもらうほどのものではない。また私より先に兄弟が死亡すればさらに相続人の数が増えて面倒なことになる。
そこで遺言執行者と相続人を家人さんにして8年前に公正遺言証書を作成していた。当時はそれでよかったのだがこの歳になると家人さんが遺言の執行手続き中に死亡してしまうこともあり得るので、さらに次の受遺者を指定する予備的遺言をしたらどうかと大企業さんは言う。遺言執行者には大企業さんが就く。
そこで私の推定相続人が確認できる戸籍謄本4通を提出したら、これでは不足、私の両親の生まれてから死亡するまでの戸籍謄本と兄弟の住民票を提出して欲しいと言うではないか。
簡単に言えば、私に異父母兄弟がいないかを確認したいのであろう。
今頃になってそういう人がいるとは考えられないし、兄弟の住民票を取るのには兄弟の委任状が必要になる。
遺言証書を作成する段階で、なぜそこまで提出しないといけないのか?
この段階でこんなに難しい仕事をやってあげるのだから、たくさんの報酬をくださいよと言っているように私には思えてならない。
私が死んでからなら民法1007条どおり好きなようにやってもらえばよいし、その費用も前払いしておこうではないか。
現時点でなぜ必要なのか正式な回答を文書で求めているのだが、即答できないところが不思議でならない。
「子は宝だ」と云われている深い意味が今頃になってよく分かった。子どもがいれば普通に相続していくはずだから。

だるまさんがコメントををくれている。
「遺言執行者を指定しただけでは執行者の権限は生じません。公正証書遺言を作成する場合も遺言執行者を指定する場合が多いです。
但し遺言執行者が就任するのは遺言者の相続開始時からです。
遺言時の法定相続人はあくまでも推定相続人です。したがって相続開始前に推定相続人の資料を集めるのは越権行為だと思います。
ついでにいえば遺留分減殺請求権のない法定相続人に通知する必要はないと思いますが。」

私もだるまさんのように思うから質問しているわけです。兄弟には遺留分がないので、その兄弟らに事情を説明して委任状をもらい住民票を取るとしたら、何のための遺言かと言いたい。

どういう回答が来るのか分からないのだが、特に子どものいない高齢者さんの参考になればとアップした。


福ちゃんも暑くて身を持て余しているのかな。
P1030714 (2).jpg
午後3時45分

P1030717 (2).jpg
午後4時45分

P1030721 (2).jpg
午後7時30分


nice!(37)  コメント(14) 

ペットさんたちも新生活様式 [日記・雑感]

8月18日、今日は昨日より最高気温はやや低かったのだが、暑さ疲れしているので昨日よりも暑く感じる。コロナと猛暑で、もう白旗を揚げて菜園の水やりをサボった。今後10日間の予報を調べても雨らしい雨が期待できないので、どうせギブアップするのであれば早い方が良いと判断。逆にいえはこれまでよく頑張ったと思うくらい。
しかし、ちゃんとした収穫が期待できるバターナッツカボチャとトウガンだけには水やりは続ける。それだけでもかなり楽なのだ。


福ちゃんも高齢と暑さで、かつてない行動を取った。
私が起床した直後、ちゃんと「焼津のまぐろ牛肉入り」のペットフードをあげたのに私を見つめている。
P1030703 (3).jpg

無視していたら、私の朝食についに手を出した。
P1030698 (2).jpg

だるまさんちのロクちゃん。
20200818164520_p (002).jpg
「朝の散歩に行ったらさすがに暑い。人間と一緒でクーラーの効いた部屋が1番ええわ」


家人さんともども腰痛と暑さとコロナで、料理もやってられないので今週から、ワ〇ミの宅配弁当にした。とりあえず今週はお試しのつもりだが、味つけは優しく悪くはない。問題は継続して注文できるほど味の変化があるかだろう。
P1030704 (2).jpg

いただいたので日本酒を冷やしてぐびり。
P1030706 (2).jpg
まろやか。


今日から大企業さんの問題を詳報しようかと思っていたのだが、家人さんの腰痛医療問題がクローズアップして疲れたので順延。


nice!(33)  コメント(16) 

代替わり [日記・雑感]

8月17日、今日は元気に起きられたので菜園へ直行、菜園の高齢の友人知人の姿が見られず奥様方が水やりの代行をしている。「ご主人、調子が悪いのですか? 」と声を掛けると、「それほどではありません」と返って来る。この菜園も今年春から、若い人への代替わりが目立っているのだが、現役の若い人は仕事もあるので難しい。私も来年も続けるのであれば、しっかりと縮小する計画を立てたうえで取り組もうと思う。できない時は、あと3年の権利があるからなどと考えず、返上するつもり。


「言うまいと思えど今日の暑さかな」と誰かが詠んだ時代は、どれほどの暑さの時だったのだろうか?
甥と星が丘で食事を摂ろうとバスで行くつもりだったのだが、暑さで倒れそうな気配がするのでタクシーを呼んだ。

今年植えたギボウシ(ジューン)に花が咲いた。
IMG_8121 (2).jpg
ギボウシの花より葉の裏にセミの抜け殻が付いていることのほうが、私には嬉しい。今年はまだ生きているセミを見ていないので。

種を播いた覚えのない朝顔がテラスの上部まで伸びていたのだが、今年初めての花を見た。
IMG_8116 (2).jpg
この朝顔は遅咲種だったことを思い出す。


先週から問題にしていた某大企業から昼前に電話があった。「本部(社)からの回答は、少なくともあと一週間待ってください」であった。無視されていないことは分かるのだが、商品の不備(と私は思っている)を突かれて、その説明にあと一週間もかかるとは不思議な話である。「私は私の行動を進めますから」と回答しておいた。甥に会ったのは、その商品の代役が彼にできるかどうかの説明のためであり有用要急の面談。
本部からの回答状況に合わせて引き続き詳細をこのブログに残していこうと思っている(備忘録)。
自分だけでなく多くの高齢者のためにもなるのてはないかと思う。


nice!(32)  コメント(22) 

守山そぞろ歩き(11)番外編 [だるま広報]

8月16日、連日の暑さがボディーブローのように効いているのか今朝は7時でも起きられなくて、9時過ぎの水やりになりました。昨年から私の斜め横の区画で野菜作りを始めた(私より)高齢のOさんに久しぶりに会ったので、手術なしで脊柱管狭窄症を克服した治療法を訊ねてみて納得、教えてもらった整形外科へ明日にでも家人さんを連れて行こうと思っています。


だるまさんの歴史好みには頭が下がります。この暑い中、柴田勝家を辿ったのは「そぞろ歩き」どころか強い意気込みすら感じます。高校時代の1500m走では確か、学年3位に入ったのはダテではなかったようです。
文中の名古屋市名東区上社は、当地へ転居する前に私が住んでいたところなので、この歴史の地を知らなかったことに恥じるような気持ちになります。
そういえば柴田名が多かった記憶はあります。


      守山そぞろ歩き(11)番外編
          勝家残照
                     東谷山六兵衛

 名東区下社(しもやしろ)(陸前町)に明徳(みょうとく)寺という寺があります。上社JCTから南に約2キロ、坂を登り切った高台にあり、更に石段を数10段登りきると山門に辿り着きます。山門の左手前に「柴田勝家出生地」(名古屋市教育委員会)との説明板があり、「瓶割り柴田」のエピソードも標されています。右手前には「下社城址」の石柱が建てられており、この近くの家の表札に柴田家が多いのは勝家の縁者の末裔か。
 柴田勝家については信長配下の武将として手柄を立て、越前に北庄城を築城し城主として領民に対して治世を行ったと郷土史には記されています。猪突猛進の猛将というイメージが強いのですが、ルイス・フロイスという宣教師たちを保護しキリスト教布教を認めたり、関所を廃止し、年貢を軽減したりと行政手腕も優れていたようです。
 尾張下社城時代の若き日の勝家は幼名を権六といい信長の父、信秀に仕えていました。
 信秀死後、末森城(現在城山八幡宮辺り)にいた次男の信行に仕え、弘治二年(1556)清州城にいた信長を討つため稲生原(西区名塚辺り)で信長と戦うが敗北を喫してしまう。西区の庄内用水の畔には稲生の戦で亡くなった四百余の霊を弔うための庚申塚が祀られている。信行は末森城に逃げ帰り、信長嫌いの生母土田(どだ)御前の口添えで一度は許されるがその際、信長の器量に惚れた勝家は信長の家臣になってしまう。信行は性懲りもなく、再度の謀反を企て信長を殺そうとするが勝家の通報で逆に殺されてしまう。この辺りの話は先日放映されたNHKドラマ『麒麟がくる』に詳しい。
 さらに北庄時代の戦乱に明け暮れる勝家を支える武将たちは御器所(昭和区)に城を持つ佐久間盛政、同じく御器所出身で勝家の養子になった柴田勝政、東春日井郡稲葉村(尾張旭市)出身の毛受(めんじょう)家照(尾張旭市文化会館前に銅像が建つ)などが勝家の手足となって活躍しますが賤ケ岳の戦で勝家を守り、身代わりとなって討ち死にしてしまいます。
 賤ケ岳の戦いについて書いておかねばなりません。この戦は信長の死後の織田家の後継者争いです。清須会議で話し合いによって後継者が決まったかに見えたのですがやはり武力による決着しかなかったのでしょう。
 当初織田家の重臣たち(前田利家、不破勝光、金森長道)は勝家側につき、勝家を守る形で前方に陣を張ります。しかし戦闘が始まると動きません。秀吉と話が付いていたのでしょうか。総崩れになった勝家軍は多くの戦死者を出し、勝家は北庄城に逃げ帰ります。
 その時ここで死ぬといった勝家を諫め、勝家の御幣(馬印)を自らの馬に掲げ、敵を引き付けてその間に勝家を逃したのが前述毛受家照兄弟です。佐久間盛政は捕らえられ柴田勝政と毛受兄弟は戦死しました。
 それに引き換え前田利家はよく言えば機を見るに敏、悪く言えば日和見主義者です。秀吉死後も家康側に寝返りました。
 加賀百万石の殿様は世渡りが上手です。
 話は前後しますが勝家の戦歴(信長公記による)については信長初期の桶狭間の戦い、美濃の斎藤龍興攻略戦などには名前が記されておらず参戦していない。まだ信長に信頼されていなかったのだろうか。華々しい活躍を始めたのは浅井長政が信長から離反した時に起こった六角親子の勝家の居城長光寺攻めの頃からでしよう。
 この城攻めには前述明徳寺山門の案内板にあった「瓶割り柴田」のエピソードがあります。兵の目の前で籠城するに必要な水の入った大きな三個の瓶を槍で叩き割りました。
 もう水はない、決死の覚悟で城外に打って出よという檄を兵たちに飛ばしました。
 作戦が成功した柴田軍は大勝しましたがこの作戦は勝ったからいいようなものの退路を断って戦うという精神論のような気がします。
 その後、勝家は姉川の戦い、石山本願寺に呼応した長島一向一揆の鎮圧、比叡山焼き討ち、反旗を翻した足利義昭との戦い、朝倉義景を攻めた一乗谷の戦い、浅井長政を攻めた小谷城の戦い、など戦国時代とはいえ残虐な戦い方は、情け無用の最強の武将といわれたそうです。それも勝家のもう一つの姿なのでしょう。敵を徹底的に叩くという信長の戦い方の実行部隊だったようです。
 小谷城攻めでは皮肉にも最期の時を同じくする信長の妹、お市の方と浅井長政三人の娘茶々、初、江を救い出します。
 この頃から(もっと前から?)勝家はお市の方に恋心を抱いていたのでしょうか。
 本能寺の変の後の織田家の再興を描いた三谷幸喜監督『清須会議』では勝家(役所広司)、お市の方(鈴木京香)、秀吉(大泉洋)が絡み合い、勝家、秀吉共にお市の方をものにしようとする姿がコミカルに描かれています。
 何といっても光秀を討った秀吉の力は増していきます。しかしお市の方は氏素性が卑しく、野心家の秀吉を嫌っています。無骨だが織田家再興を一番に考える勝家は秀吉案(信長の嫡孫三歳の三法師を世継ぎとし、自らが後見になる事)を受け入れる代わりにお市の方と再婚し、三人の娘も北庄城に引き取ります。何という人の良さでしよう。やはり勝家に天下取りは無理でした。賤ケ岳の戦で敗れ、三人の娘を秀吉に委ね、勝家はお市と共に自害してしまいます。
 狡猾な秀吉は長女茶々を側室にして淀君と呼ばせ、最愛の息子秀頼をもうけます。しかし秀吉の死後、大坂夏の陣で豊臣家を滅亡させてしまいます。お市の方と勝家、浅井長政の因縁噺じみた結末に思えてなりません。
勝家がお市の方と一緒に死ねたのはせめてもの慰めでしょうか。やはり勝家は人のいい、愚直な武将だったのでしょう。
 柴田勝家の墓は福井市の菩提寺西光寺にあり、お市の方と共に静かに眠っています。

 コロナ禍の猛暑の夏、名東区、西区をマスク姿で取材。暑かったあ……!
 
庚申塚
I庚申塚MG_3561 (002).jpg
明徳寺石段
I明徳治石段02).jpg
稲生原
稲生原(002).jpg
下社城址
下社城址3395 (002) (002).jpg


今日の名古屋は38.2度、明日は何時に起きられるのでしょうか?
先日、売り場の綺麗なお姉さんの一声で1000円を追加投資した宝くじ、100円が当たりましたー。
だるまさんの文中にもある、光秀が映っています。
P1030687 (2).jpg


nice!(31)  コメント(11) 

水が欲しい [日記・雑感]

8月15日、最高気温39度が予報されていたので今日の用事は早く済ませておこうと、まずは菜園の水やり。
午前7時半の外気温はすでに31度であった。菜園の水場横に車を停めて10リットルバケツ2つを満杯にする。菜園の利用者も2人しかいなかった。
両手に吊るして自分の区画へ水を運ぶ。
ジョロに入れるために、そのバケツを地面に降ろした瞬間、バッタがバケツに飛び込んできた。
この暑さの中、カメラを使うつもりもないので持っていない、スマホで撮影。
20200814075424_p (002).jpg
バッタも水に飛び込むほどの雨不足。
「古池やー・・・」という時代ではなくなってる。

一刻も早く帰宅した方がいいような危険高温の日らしいのだが、バッタには十分泳いでもらった。
そして20リットルを2往復して帰宅。
今度はこれも早く済ませておこうと庭の水やり、庭では半袖にしているのだが私の腕の汗に蜂が飛び込んできた。
「早く離れてくれろ!」と、じっとしていると私の脇の下の汗を求めてシャツの中へ入っていくではないか(´Д⊂ヽ
蜂の水好きは知っているのだが、ここまで水が不足しているのですか? と予報士さんに訊きたい。

刺された時のために、どう対応しようかと考えつつ静かに家人さんを呼んで「蜂用ジェットスプレー」を持ってくるようにしたものの、シャツの中に噴霧はできない。シャツを脱ごうと静かに静かに右側からそっと頭まで脱いだ。
さて、左脇の下ににいる蜂、ゆっくりゆっくり離れて飛んで行ってくれれば幸いなのだが、結果は考えどおり上手くいった。この間、冷や汗も出さないようにじわりじわりと対応したのがよかったようだ。


週明けからは、某大企業さんへの対応はこちらからは動かないことにする。
ゆっくり向こうの出方を待つのみ。
時節柄、だるまさんに貰った「地獄八景亡者戯」桂米朝版を再び聴きながら眠ろう。


nice!(30)  コメント(16) 

また失敗 [日記・雑感]

8月14日、昨日の雷雨はわずか10分の弱雨だったので今朝の菜園ではまたしても40リットルの水やりを覚悟していた。意外にも雨の効果があったようで30リットルで充分だった。この10リットルの差だけでもホッとするくらいの暑さ。
オクラを収穫しようとハサミを入れたら、やや下に入れてしまって次の実になる花も付いてきしまった。先日のバターナッツカボチャと同じく注意力が散漫。


折角なので家まで連れてきて自作の花入れに。
IMG_8107 (2).jpg


今日の名古屋は37.4度、明日はもっと暑くなるらしい。今後一週間はさらに高温予報。何か新しい被害がでるのではないかと心配される。


提出要求されている書類、なぜ必要なのか本部(社)の書面回答を要求しているのに回答がない。この話はステップ2の契約前手続きなのだが、ステツプ1の契約はすでに済ませて手数料も支払いしている。ステップ1は解約できることになっているのに、解約した場合の返戻金は出せないという。例の細かい文章の約定(約款)には返戻金なしの明記がされていないように思う。それも照会しているのに回答ができないようだ。商品内容の説明は直ちにあってしかるべきなのにおかしい。
新しい商品には、時に不備があるので十分気を付けるべきなのだが、ちゃんとした一流会社でもあるし、私もまさか解約を前提に契約はしていないのでね。
週末でもあるし、記録に残る形で回答の督促をしておいた。



nice!(27)  コメント(8) 

民法1007条2項 [日記・雑感]

8月13日、私が完璧な書類を揃えたつもりだったのに、もっと欲しいと言うので、それは不毛な手続きになると主張しても、今日のところ一流企業さんは譲らなかった。つまりお詫びはなかったということ。
本部(社?)の責任部門からの書類での回答を要求したら、どのように回答させていただくかを、本部へ連絡しますと、某支店の課長は優等生回答。

推測するに、改正民法で追加された1007条の第2項を気にかけているようなのだが、私が契約しようとしている内容では、それは全く「不毛の手続き」だと思っている。
経済学部商学科卒の私では、この第2項が追加された趣旨が分からないので、質問しても回答が得られない。
猪突猛進の私でも、本件についてはじっくり取り組んで、今後、私どものような高齢者が言われるままにならないよう、納得できるまで頑張っていこうと思っている。
私が間違っていた場合は、お詫びして契約しないだけなのだから。


とは云うものの、この暑さのうえにコロナも下降線が見えないので、男の料理もやってられない。夕食はテイクアウト、家人さんの腰痛も一向に収まらないから止むなし。来週からは宅配弁当を注文した。
今日は私も、もうどうでもいいやとなってしまい、17時から晩酌をしたので眠ることにする。


先日の私の風船カズラをまねた家人さんのセット。
IMG_8100 (2).jpg
腰が痛いからといってじっと座っているのではなく、庭へ出て花を摘むくらいの動きはリハビリになるのだから、自然に動いてくれるよう動機付けになっていれば幸い。


黙っていると大企業は突き進むので、日本郵政の問題のように多くの高齢者層が被害にあっているように思う。先日の新聞記事を見て、不正契約分の保険金の引当金を充当して利益項目に入れての計上は適切な決算なのだろうかと思った。会計処理上の可否は私には分からないが、まあ否定されるようなことではないのかな。

老いて疲れても、知らないよりも知っていたほうが良いというスタンスは今後も保とうと思っている。
しかし本音は投げ出したいところ。[バッド(下向き矢印)][バッド(下向き矢印)] [眠い(睡眠)]
nice!(28)  コメント(14) 

お詫び [日記・雑感]

8月12日朝、暑くならないうちにと予定どおり菜園に50リットルの水やり。
バターピーナッツカボチャの蔓葉が隣地まで延びてしまっていたので、自分地へ戻そうとしたら葉に隠れていた実が取れてしまった。
収穫にはまだ2週間くらいは必要。


IMG_8071 (2).jpg
私のミスなので、カボチャにお詫びしようと優しく涼しいところで保護して、追熟させようと思っている。結果はどうなるかわからない。


ある契約をしようと必要になるであろう書類を、午前中に某区役所で揃えてきた。私としては完ぺきに取り寄せたつもり。
午後1番で届けて、本日は午後2時以降は熱中症とコロナ対策で休養するつもりであった。
届けた先の一流営利企業の専門部門管理職者が、まったくの不備なのでもっと多くの書類が要ると譲らない。
いったん引き下がって、某有識者に相談した。
有識者は、私が揃えた書類で良いだろうと言う。
その企業の窓口営業管理職者に「明日中に、会社としての正式な回答をするように」と通知した。
結局午後5時まで費やして、疲れてしまった。
今、午後9時なのに名古屋は31.5度。
私の気持ちは40度超である。[ちっ(怒った顔)][雷][パンチ]

さて、どちらが「お詫びする」ことになるのだろうか?
もっとも、私が違っていると言われるのであれば契約をしないだけの話である。


nice!(31)  コメント(12) 

熱中症注意 [日記・雑感]

8月11日 今日も猛暑日でした。[晴れ][むかっ(怒り)][どんっ(衝撃)]


IMG_8059 (4).jpg



畑の水やりも避けたいのですが、まだ生きているものがあるので珍しく早朝に水50リットルをあげてきました。せめて80リットルあげられればよかったです。
30リットルの不足は、明日も早く動くようにと神様のお知らせのようです。
明朝ならばプラス20できれば問題なしで、次のことは明日考えます。
一番幸せなのは、未明にでも被害のない程度の雷雨・・・。

人生においても適度な雷雨があればいいなと思います。


nice!(38)  コメント(20) 

36度超でした [日記・雑感]

8月10日 名古屋の最高気温36.7度でした[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]




IMG_8048 (2).jpg




nice!(44)  コメント(14) 

老爺柿(紫龍) [植物]

8月9日、長崎原爆の日。
新婚旅行がここだった。その後水害とか大きな火災事故で何度も行ったところだが、なぜか原爆についての印象が薄い。広島があまりにも衝撃だったからだろうか。
長崎の1番強い印象は、水害調査で1週間のビジネスホテル生活から解放される前夜、名古屋で後輩だった営業支店長が、「お疲れさまでした」とご馳走してくれた時に食べた長崎ちゃんぽんの美味しかったこと。帰名して名古屋名物を送った記憶があるのだが、何だったかは全く記憶がない。もっとも名古屋名物といえば限られているのだが。

6:30に窓を開けた時、セミの音とともに少しひんやりとした空気に秋を感じた。しかし庭の水やりの時は20分で汗だく、畑は夕方にした。


25鉢持っていた老爺柿盆栽、昨年末に盆栽の友人宅へ18鉢が行った。残った7鉢の内、雄木は1鉢だった。それでも4鉢に実がついていたのだが、徐々に落果していき「紫龍」だけに10個ばかりの実か付いていた。もう大丈夫と陽当たりのいい処に移動しておいたら、いつの間にか1個落ち2個落ちで減っていく。熟してから撮ろうとそのままにしておいたのだが、先日、暑くてちょっと水やりが遅かった日のことが影響したのか、葉が一部枯れて昨日また1果落下した。残る実は3果になってしまったので
もう撮っておかないとまずいなと撮っておいた。

紫龍
P1030678 (2).jpg
右側に3果付いているのが分かりますか?
熟していればすぐに分かるのですが、秋までもたないような気がする。

今年は久しぶりに順調に実を付けていた「カマツカ」、赤い実が観られるかと思っていたのに、同じく水やりが遅れた日に葉焼けと縮れで、日陰に移して様子を見ていたのだが、ついに酷いことになってしまった。
IMG_8041 (2).jpg
もう今年の復活は難しいと思う。
また来年の課題ができてしまった。

鉢が小さいので木陰に置いていたところ、シャワーの水掛かりが悪かったのか一枝枯れてしまった小原の四季桜
P1030672 (2).jpg

枯れ枝を整理してついでに剪定したのだが生きてはいるので冬には花が観られるかな。
P1030673 (2).jpg
桜切るバカと云われるが、桜も切らないとダメである。

長雨から一挙に雨無し日が続き、水の管理が難しかったのは野菜だけではなかった。
夕方のやや早めに畑へ行ったのだが、会ったお2人も「今年は難しかったねえ」と言っていた。

今日の福ちゃんは、枕もしてゆったりくつろいでいる。
IMG_1178 (2).jpg


今日の中日、拙攻で歯がゆいといったらありゃしない。
今度こそ、もう観ないことにする。


nice!(38)  コメント(20) 

夏疲れか [日記・雑感]

8月8日、夏バテではありませんが、夏疲れかもしれないです。
私、毎日だいたい22時くらいにエアコンを27度、26時OFF設定にして床に就きます。報道ステーションの後はNEWS23にするのですが、報道ステーション中に眠っていることが多いです。
25時くらいに1度起きて水分補給。
最近は27時くらいに猫の福ちゃんが遠吠えします。「福ちゃ~ん!」と大声を掛けると止みます。もしかすると福ちゃんも認知症なのかもしれないと思いいつつ、うつらうつらとしています。
梅雨明けまでは、毎朝6時半には畑行きでした。長雨と日照不足で梅雨明した以降は、ど~んと湿った薄い晴ればかりで、この時間帯には目覚めていても起きられません。[バッド(下向き矢印)]
昨夕は雷雨が少しあったので、明朝(8/8)、水やり補給をすればいいと畑行きが回避されました。
ところが今朝、畑へ起きだすことができません。

私、酒は好きですが朝酒、昼酒、寝酒は致しません(友人らと昼呑みはいたしますが今年はコロナで1度もなし)。家では晩酌だけということです。
今朝11時、畑の水不足が気になるので、「よし、水やりと日用品の買い足しを1時間ですませて、帰ったら冷たい缶ビールをご褒美に」と、自分に言い聞かせて畑で40リットルの水やり(水場まで往復2回)と収穫。

私が出かける前の福ちゃん。
P1030663 (2).jpg
福ちゃん的には階段下のこの位置がいいようです。もしかすると2階の自分の部屋へは行けないほど疲れているのかもしれません。

本日の収穫。
P1030666 (2).jpg
昨夕の雷雨は思っていたよりたくさん降っていたようで、心配することはなかったようです。
44時間ぶりの畑で、黄色いズッキーニも秋ナスもオクラもやや大きくなりすぎ、キュウリはもう終わりますが、早採りしておきました。

立ち寄った店に、不織布マスクが売っていましたよ。やっと出回り始めたようです。
P1030671 (2).jpg
お1人様1箱とは書いてなかったので、2箱なら許してもらえるかなと購入しました。
1箱30枚で968円でした。第1波前の倍くらいかなと思います。
あ、例のうがい薬、完売と書いてありましたよ。皆さんすぐに買うんですねえ。

予定どおり1時間で帰宅、冷えたビールを飲んで、やらねぱならないことがあります。
福ちゃんもエアコンの真下でお昼寝です。
P1030670 (2).jpg

3年前に95%書いたエンディングノート、そろそろ完成させないと、と見直したら変更しないといけないところだらけ。
今日から再作成着手です。


夕食時にだるまさんちのロクちゃんが報告に来てくれました。
20200808192933_p (002).jpg
おっ、可愛いくなったねえと思ったら、「トリミングに行って来たら短くなり過ぎた。カッコ悪いので散歩行きたくにゃあ」と、駄々をこねています。

今日採った秋ナス、グリルで8分丸焼きにしたらちょうど爆ぜたところで、簡単に皮がめくれてカツオ醤油でいただいたら水分たっぷり熱熱のnice! でした。

食後もニュースに続いてNHKを点けていたら、さださんの「風に立つライオン」が視聴できました。
「やはり僕たちの国は残念だけれど何か大切な処で道を間違えたようですね」、ここ好きなんですが、コロナ対策方針も間違えないように(もう遅いかも)示してもらいたいと思っています。

中日についても一言、ドべであってもジャイアンツに2連勝はヤッタね。[るんるん]
結局、今日のエンディングノートはA4、1ページで終わっちゃいました。1/10程度です。


nice!(47)  コメント(26) 

サギソウ満開 [日記・雑感]

8月7日、家人さんの眼科定期検査日。40年前網膜剥離を手術してくれた先生のクリニックへ行く。
待合室が完全に「密」状態だったのだが私がどうかするわけにもいかない。当時では大変な手術を受けて、失明の危機におびえながらそのうえ緑内障でさらにおびえ、今度は脊柱管狭窄症の手術かと言われているのだから可哀そうな人だ。
検査に行くまでは普通に歩いていたのだが、「安定していますよ」と医師から言われて安心したのか、急に腰が痛くて歩けなくなる。この腰痛もかなりメンタル面の影響が大きいようだ。


4日前に咲いたサギソウ、早くも満開の様相。
IMG_8023 (2).jpg

IMG_8030 (2).jpg

IMG_8011 (2).jpg
小さな鉢で、こちらも「密」なので忘れないように鉢替えをしてあげないといけない。

眼科(名古屋市)の帰りにファミリーレストランに寄ったのだが、お客は少なくテイクアウトがすごく多かった。昨日現在で名古屋市の感染者は1501人、当市は26人、今日はプラス1。第1波の時は2人だったので、完全に要注意だ。


購入を忘れてはいけないと、今回は眼科の近くの名古屋市でサマージャンボを買った。綺麗なお姉さんが「100円で1000万円当たるのもありますよ」と言うので、「そんなに当たるのー」とそちらも10枚買ってしまった。
何だか当たりそうな気がしてくるので魔物である。


nice!(40)  コメント(28) 

だるまさんの近況 [だるま広報]

8月6日、この日だけは毎年広島勤務時代を思いだず。毎朝、原爆ドームを市電の中から観て心の中で手を合わせていた、というよりも自然に心の手が合わさっていた。
その前の岡山勤務時代の毎朝は、後楽園と岡山城を見ながら晴々と通勤していたのだが、今から思えば対照的な異動であった。
嫌々ながら転勤命令に従った東京から岡山への異動であったのだが、新幹線で名古屋駅を通り過ごして岡山へ向かうのはとても辛かった。トイプードルのラッキー君がいたので個室を取って、両親がいる老人ホームも見(える)ながらの車中だった。引き継ぎと赴任までの期間はそれほどゆとりがない時代になっていた。
しかし、広島よりも岡山のほうがいい思い出が多い。


今日は、家人さんのかかりつけ内科医の往診を受けた。家人さんの痛み治療について「色々手はあるので、頑張ります」と私に言ってくれた。この言葉だけでも、ものすごい安心感を覚える。この往診医、帰りがけに私に「独りで抱え込まないでね」とか、まさに医は話術でもあると思う。肝心の整形外科院長とは対照的、年齢は往診医の方が少し若いのではないかと思う。
昨日は院長にかなりムカつき、気持ちも沈んでしまった。今日の往診は家人さんより私の方が救われて、元気が出てきた。


だるまさんも頻繁にLINEをくれるので、ありがたいことである。
ワンちゃんの世界もなかなかむつかしいみたい。
20200806151454_p (002).jpg
ロクちゃん(一番右)が「今朝散歩中に俺の子分に会った。最近俺より図体がデカくなって反抗的な態度を取るようになった。俺たちの世界にも揉め事があるぞ」。
ロクちゃん!、舐められないように胸を張れよー。

だるまさんは「アニマルボイスさん推奨のアラビアのロレンスをNHKプレミアムで観た。最初に観た時は歴史的背景が分からなかったのでピンとこなかったが成る程こういうことかと納得した。映画は変わらないが若い時に観るのと今観るのとは感じ方が違う」と。
私はというと冒頭のオートバイで突っ走っていくシーンしか記憶がない(>_<)

なんかだるまさんも野菜作りとか男の料理も始めたようだ。
20200806151612_p (002).jpg
「味噌汁に自作のオクラを入れた。昼飯はいただいたピーマンで焼きそばを作る予定。しかし世の中腹の立つことが多いねえ。地べたから物申したい」。

男も絶対に料理を覚えておくべきだとつくずく思う。奥さんを突然亡くした盆栽の友人、色々戸惑っている様でしばらく連絡がない。そろそろ携帯を鳴らしてあげないといけない。

私もちょっとおかしくなっているのか、今頃になって今日の菜園で発見。
昨日も水やりをした所なのだが、一晩で冬瓜がこんなに大きくなっていたとは考えられない。
20200806165422_p (002).jpg

また、菜園内でヒマワリを育てていた人に今まで気づかなかったとは。
20200806170247_p (002).jpg
20本ほどあったのだが、市民菜園は花の育成も認められている。

さてさて、色々元気をもらったので、気を取り直して踏ん張って行こうと思っている。


nice!(29)  コメント(18) 

アプチロン [植物]

8月5日、藤井聡太先生の王位戦第3局2日目、完璧だったと思う。
受け師と呼ばれる木村王位もさすがの受けだと思ったのだが、藤井先生は完璧に読み切っていたように思う。最近の戦いを観ているとまさか4連敗は無いと思うのでタイトルは固いだろう。


アプチロンがやっと初の1花。
IMG_8005 (2).jpg

IMG_8004 (2).jpg
昨年はほぼ一年中咲いていたような想いがある。
年初の庭の改造で移植のうえ強い剪定をしたので、今年の花は駄目かと思っていたらやっと咲いた。


市役所所が丸投げしている某法人の無作為に対して、強いメッセージを送った。明日にでも反応がなければこちらが潰れる。真面目に税を負担している人間が無視され続けるのも限界に達している。


nice!(26)  コメント(15) 

安心 [日記・雑感]

8月4日、昨日サボった菜園の水やり、燃えるゴミ出しをした帰りに寄った。今、生きているものだけに40リットルの水やり。

去年はすでにバターピーナッツカボチャを12個収穫していたのに、今年はゼロ。
久しぶりに見た雌花、人工受粉をしたのだが天候不順の年はあえて受粉をする必要もないのではないかとふと思う。

20200804083808_p (002).jpg

カボチャの葉は大きいので停まっているバッタも安心感があるのだろう。
20200804081519_p (004).jpg
少々揺すっても逃げもしない。

午後から家人さんと整形外科受診。
家人さんが腰の痛みを訴えて受診してまだ90日も経っていない。
院長が今日、「手術しかない」と逃げる(手術ができないクリニック)。手術すれば持病が悪化するので素人の私でさえ一生懸命調べてセカンドオピニオンも聞き、セカンド医と私の見解が一致していた。
今の治療法はそれを伝えていたもの。なのに「日帰り手術」があると言い出す。医療技術も進歩しているとはいえ、若い人なら未だしも、神経がいっぱい通っている脊柱管に日帰り手術なんてとんでもないことだ。だってその手術をしている医師でも家人さんには勧めないのだ。
腰部が不得意と言うならば「整形外科」の看板を降ろせ、それができないなら治療法を勉強しなさいとハッパをかけた。お坊ちゃん院長はこれだから困る。
ここにはとても上手な理学療法士がいるので、私は通院している。
脊柱管狭窄症は健康な肉体の患者であれば、手術が望ましいと思っている。それができない患者の場合は、投薬と注射(一時しのぎ)とリハビリと話法(これも重要)で模索しながら騙していくしかないと考えている。
ボランティアならいいだろう、診療報酬を得ているのだから、できる範囲の全力は尽くしてもらいたい。わず3カ月でギブアップとは、若い院長をもっと指導してあげないといけない。
私が初めて管理職になった時よりやや若い年代。
勉強して患者に安心感を与える医師になってもらいたいとも思っている。


nice!(31)  コメント(16) 

サギソウ咲く [植物]

8月3日、菜園の水やりをする気力が出ず、回避したものの期待のスクナカボチャが枯れはしないかと心配。昨日も一昨日もチョロチョロとやった程度なので気持ちは焦るが庭の水やりで精一杯。


今年もサギソウが咲いてくれた。まだたくさんの蕾があるのだが取りあえず撮っておかないと心配。
IMG_7989 (2).jpg

IMG_7990 (2).jpg
すでに密状態になっているので、来年に向けて鉢替えをしないと。


同人誌「山波」の原稿を書くために、日照不足で成長が遅れていたスクナカボチャを早採りしていた。追熟も1週間を経過したので今度はスープを作った。
P1030650 (2).jpg
さっぱりとした新鮮味でこれもありかと思ったのだが、カボチャのスープにしては甘さが足りないと認めるしかない。

明日は燃えるゴ出しがある日なので、帰り道に水やりの気力が出るだろうと思っている。
本心は、未明の雷雨に期待しているのだが。


nice!(32)  コメント(23) 

夏燃える [読書録]

8月2日、7月の日照不足が戦後最短だったという今年、梅雨明けが宣言されたら一挙に夏だ。
ケイトウの葉も油断していたら1日で焼けて反り返ってしまった。

IMG_7983 (2).jpg

花入れは東北大地震が発生した頃、先輩に助けてもらった作陶、絵付けは家人さん。
あの地震の日は1人でロクロを回している時に緊急地震速報が鳴った。まさかあんな大地震とは思ってもいなかったので作陶を続けていた。
別の陶芸教室の先生に「花入れに花の絵はないだろう」と注意された記憶がある。私には決してそんな考え方はなく、もっと自由であっていいはずだ。

盆栽連盟の役員と広報を担当していた時、連盟の活動報告で震度7が続いた熊本地震について書いた記憶がある。

昨日(8/1)、だるまさんから借りた『少年と犬』、近年になく一気読みができた。
多聞という名の犬が、東北大地震と熊本地震を結びつける作品であった。テンポと歯切れのいい文章で犬の特徴をよくとらえた感動の名作だと思った。
既に次の読み手が待っているらしいので、読後感想を書いている時間がない。
書き置いても、どうせすぐに忘れてしまうので、以上の程度で感想としておく。
定年後の【読書NO.360】馳 星周著『少年と犬 』(文藝春秋) 2020年5月15日 第1刷発行 2020年7月25日 第4刷発行
8月2日 読了。

明日(8/3)、だるまさんに再び星が丘ギャラリーで会って返却する予定。
コロナは今日も拡大路線。


照ノ富士が一発で優勝を決めた、1度地獄を見た男の底力を感じた。


nice!(36)  コメント(16) 

クスクスッとワッハッハ [日記・雑感]

8月1日久しぶりに晴れて梅雨明け、最高気温34度。
同人誌「山波195号」の原稿、花田吾一さんと私越智大二の初校ができたということで、事務局のだるまさんから受け取るために星が丘ギャラリーで会った。同時に『少年と犬』を借りる。私からはロクちゃんへのおやつを託した。

今日の星が丘ギラリーは、古田利一ガラス展
水挿し
P1030633 (2).jpg

片口・ぐい呑み
P1030635 (2).jpg

平皿
P1030637 (2).jpg

吊り下げ花生け
P1030639 (2).jpg

この中で一番高価なのは、水挿し。私が好きな片口・ぐい呑みの4倍。

帰宅後、家人さんにも原稿のチェックを頼む。
花田吾一さん原稿は問題がなく、「ワッハッハ」と家人さんが笑う。私の原稿は「クスクスッ」で脱字を1カ所と分かりにくい1行を指摘してくれた。
腰痛を忘れて久しぶりに笑ってくれたので、私も嬉しかった。それにしてもあれだけ何回もチェックしているのに、やっぱり他の目は大切である。

今月の盆栽カレンダー
P1030644 (2).jpg
山もみじ  樹齢約60年
山の葉の匂ひこそすれ山清水  桐之

魚拓カレンダー
P1030643 (2).jpg
スズキ
「スズキはマダカ」と言われるとおり、スズキはマダカがさらに成長したもの。

暑い日だったのだが湿度が低いので久しぶりに気分もスカッとした。鉢物の水やりは朝・昼・夕の3回も。
他にやることがあったのだが『少年と犬』を読み始めたら止まらない。今夜は遅寝になりそうな気配がする。


照ノ富士が負けて落胆したら朝乃山も破れる。勝負事はこういうことがあるので面白い。


nice!(39)  コメント(18)